台湾出身で初の五輪アスリート「張星賢展」が駐日代表処台湾文化センターで開幕 台日力を合わせ、東京五輪・パラリンピック出場選手のためにエール
台北駐日経済文化代表処(以下、駐日代表処)台湾文化センター、千葉県佐倉市にある国立歴史民俗博物館、台湾の国立台湾歴史博物館が共催した「世界を駆け抜けた台湾人アスリート:張星賢」展が4月15日、駐日代表処台湾文化センターで正式に開幕した。
開幕式の中で、駐日代表処の謝長廷代表は、五輪シンボルカラーの応援メガホンを手にし、出席した来賓らと共に、東京五輪・パラリンピックに出場する台湾と日本の選手のためにエールを送った。会場にはパイナップルケーキも手土産として用意され、台湾パイナップルを応援する気持ちもアピールし、活気あふれる中にも和やかさのある雰囲気の下で行われた。
謝代表は挨拶の中で、東京五輪・パラリンピックの開催に先立ち、五輪に初めて参加した台湾出身のアスリート、張星賢氏の台湾から東京へ、さらには世界へと邁進していったアスリートとしての生涯を顧みることは、台湾人が積極的に奮起するという進取の精神を具現化したものであり、台日友好の貴重な絆を象徴するものでもあると述べた。
本展は、国立歴史民俗博物館で1月26日から3月14日にかけて開催された「東アジアを駆け抜けた身体―スポーツの近代―」の第3章をベースとしたサテライト企画展であり、パネルや複製写真・手紙、動画などを用いて台湾出身の選手として初めて五輪に出場した張星賢氏の功績と、その背景を改めて紹介するものである。
東京五輪・パラリンピックの開催を前に、本展では1932年のロサンゼルス五輪、1936年のベルリン五輪に出場した張氏の重要な歴史的過程を振り返る。東京五輪・パラリンピックの開催に合わせ、日本の皆様が台湾のスポーツ、さらには台湾の歴史の発展への理解をも深めていただき、時間的な空白や感染症流行の影響を受けないスポーツマンシップを顕彰すると同時に、感染症流行を恐れず、積極的に準備に励む台日の五輪・パラリンピック出場選手にエールを送り、台日友好のプラスのエネルギーを伝えたいと願っている。
台湾での「近代台日スポーツ世界と身体」展は今年7月14日~11月7日に、国立台湾歴史博物館で巡回展示される予定である。
謝代表は挨拶の中で、東京五輪・パラリンピックの開催に先立ち、五輪に初めて参加した台湾出身のアスリート、張星賢氏の台湾から東京へ、さらには世界へと邁進していったアスリートとしての生涯を顧みることは、台湾人が積極的に奮起するという進取の精神を具現化したものであり、台日友好の貴重な絆を象徴するものでもあると述べた。
国立歴史民俗博物館の西谷大・館長は、同博物館が台湾の国立台湾歴史博物館および国立成功大学と学術交流の経験を分かち合っていることを紹介し、引き続き台日間の学術および展示協力を通して、歴史への新たな認識を深め、新しい未来を共に迎えられるよう願っていると挨拶した。
本展は、国立歴史民俗博物館で1月26日から3月14日にかけて開催された「東アジアを駆け抜けた身体―スポーツの近代―」の第3章をベースとしたサテライト企画展であり、パネルや複製写真・手紙、動画などを用いて台湾出身の選手として初めて五輪に出場した張星賢氏の功績と、その背景を改めて紹介するものである。
東京五輪・パラリンピックの開催を前に、本展では1932年のロサンゼルス五輪、1936年のベルリン五輪に出場した張氏の重要な歴史的過程を振り返る。東京五輪・パラリンピックの開催に合わせ、日本の皆様が台湾のスポーツ、さらには台湾の歴史の発展への理解をも深めていただき、時間的な空白や感染症流行の影響を受けないスポーツマンシップを顕彰すると同時に、感染症流行を恐れず、積極的に準備に励む台日の五輪・パラリンピック出場選手にエールを送り、台日友好のプラスのエネルギーを伝えたいと願っている。
台湾での「近代台日スポーツ世界と身体」展は今年7月14日~11月7日に、国立台湾歴史博物館で巡回展示される予定である。
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