~残暑が続くイマドキの「夏バテ」対処法とは~ 気温変化に伴う身体ケアに関する意識・行動調査



近年、世界各国で気温の上昇が続いています。日本でも100年あたり1.30℃の割合で気温は上昇しており、特に1990年代以降は高温となる年が頻出しているようです*1。今年の夏はコロナ禍からの回復で外出する人が増えた中、暑さそのものや、冷房の効いた部屋と外を行き来することによる気温差で、自律神経に影響が出る人も増えたと推察されます。


そこで、日本インフォメーション株式会社(代表取締役社長:斎藤 啓太 以下、日本インフォメーション)では、消費者の夏バテ対策、臭いケア、日焼け後の対策など、気温変化に伴う身体ケア・意識について調査しました。

*1:気象庁 日本の年平均気温偏差の経年変化(1898〜2022年)参照


※詳細な調査結果資料(その他の質問/属性別分析を含めたクロス集計データ/報告書)を無料にて配布しております。
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※ご希望の資料名に「~残暑が続くイマドキの「夏バテ」対処法とは~気温変化に伴う身体ケアに関する意識・行動調査」と記載ください


■調査結果について



■主な調査結果


1)夏バテの有無

  • Top 2 Box (「症状がある」「やや症状がある」)は全体で41.4%。男女とも10代のT2Bが最も高い(男性:42.6%、女性:48.3%)。 男女別のTop 2 Boxの値をみると、女性の方が夏バテを感じた人が多い。

女性では10代のT2Bが最も高いが、20代では38.5%と減り、以降は50代まで年代が上がるほど増える傾向にあります。一方、Bottom 2 Box (「症状はない」「あまり症状はない」)が最も高いのは、男性20代で51.8%、女性30代で45.9%となっています。


2)夏バテの具体的な症状

  • 主な症状は、「疲れを感じる」65.2%、「身体の重さ・だるさ」57.9%。特に女性40代以上の7-9割がこれらの症状に該当し、全体よりも10.5~25.0pts高い。各性年代で感じやすい症状は異なるが、女性の方が夏バテを感じていた分(Q1参照)、女性の方が該当する症状が多く幅広い傾向。

各性年代の特徴としては、「頭痛」は女性10代に多く、58.5%と全体より+27.1%です。女性20代では「無気力」が59.4%(+27.7%)女性60代では「不眠・睡眠不
足・睡眠が浅くなる」50.0%(+14.5pts)です。男性30代では、「身体のほてり・熱っぽさ」が50.0%(+14.3%)です。女性40代以上に多い「疲れを感じる」は、男性
10-30代では4-5割と全体より少なくなっています(▲15.2~25.2pts)。


3)夏バテ対策の有無 

  • 「対策をしている」は25.7%に留まり、「対策していない」が41.4%、「対策したいと思っているが、できていない」32.8%と「対策できていない」が約7割。男性は年代が低いほど「対策している」が減り、逆に女性は年代が上がるほど増える傾向。

男性では、10代の「対策している」が30.5%と最も多く、以降50代まで年代が上がるほど減少し、60代で27.1%とやや多くなっています。一方で女性は、10代・30
代の「対策している」が17.6%、以降は60代の32.9%まで年代があがるほど増えています。


4)具体的な夏バテ対策

  • 「こまめに水分補給する」75.9%が最も多く、次点に「しっかり睡眠をとる」51.0%、「冷房の温度に気を付ける」48.3%と続く。

サンプルサイズが少なく参考値ではあるが、全体的に男女とも10・20代の具体的な行動は少ないが、女性は30代以上で食事に、50代以上では日常生活の行動にも気を付けて行動している人が多い傾向です。


5)摂取を心掛けている食事・飲料

  • 「夏の野菜」50.2%、「ヨーグルト」47.5%、「卵・大豆製品」42.5%が上位。

サンプルサイズが少なく参考値ではあるが、いずれも、男性60代、女性50・60代の中高年で摂取に積極的な姿勢が見られます。


6)夏バテ対策をしていない・できていない理由

  • 「正しい対策のやり方が分からない」29.6%と最も多く、「現状でも特に困らないから」22.2%、「めんどくさい」20.2%と続く。「特になし」も21.4%と一定数存在し、特に男性10-30代では3-4割と全体より10.2~14.7pts多い。

「正しい対策のやり方が分からない」は女性50・60代で4割と、全体より10.4~14.3pts多い一方で、男性10-30代の若年層では1-2割と全体より9.9~15.6pts少なくなっています。「めんどくさい」は男女とも10代が3-4割、「現状でも特に困らないから」は男女とも60代が3割と最も多くなっています。

今年の異常なくらいの猛暑の中、夏バテを感じている人はやはり多い結果となりました。反面、対策をしたいと思っていてもできていない方も多く、このペインにマッチする新商品開発ができれば、需要は高いものがありそうです。猛暑からの夏バテを吹き飛ばす、商品が待ち望まれているといっても過言ではないでしょう。


以上、~残暑が続くイマドキの「夏バテ」対処法とは~気温変化に伴う身体ケアに関する意識・行動調査を抜粋してお伝えしました。

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■調査概要

調査地域:日本全国

調査対象:16~69歳 男女

調査実施期間:2023年8月17日~8月18日

調査手法:クローズドモニターへのインターネットリサーチ

サンプルサイズ:有効回収計 1,014サンプル

レポートの著作権は、日本インフォメーション株式会社が保有します。内容を転載・引用する場合には、「日本インフォメーション(株)調べ」と明記してご利用ください。


■会社概要

会社名:日本インフォメーション株式会社
所在地:東京都中央区銀座3丁目15-10 JRE銀座三丁目ビル4F
代表取締役社長:斎藤啓太
資本金:5,500万円
設立:1969年12月1日
URL:https://www.n-info.co.jp/
事業内容:マーケティング・リサーチ事業、マーケティングコンサルティング 他

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会社概要

URL
https://www.n-info.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区銀座3-15-10 JRE銀座三丁目ビル4F
電話番号
03-3542-9441
代表者名
斎藤啓太
上場
未上場
資本金
5500万円
設立
1969年12月