経済産業省が「Sansan」のオンライン名刺機能を省内職員4,000名で利用開始

〜「Sansan」の正式導入により、省庁のデジタルトランスフォメーションを加速する〜

Sansan株式会社

Sansan株式会社は、経済産業省が法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」を正式導入し、職員約4,000名でオンライン名刺機能の活用を開始したことを発表します。
経済産業省では昨年より、「J-Startup」などのスタートアップ支援に関連する複数の部局において「Sansan」の試験的な導入を行い、デジタルを活用した働き方変革の実証及び調査を実施していました。
そしてこの度、スタートアップ及び大企業の新規事業開発担当、VC等の「人脈の共有・見える化」により、業務の生産性やパフォーマンス向上の効果がみられたことから、正式導入に至りました。加えて、政府の専門家会議が5月4日に発表した「新しい生活様式」の実現を目的に、オンライン名刺機能の活用も開始します。

 

 

導入の目的: Society5.0の実現に向け、デジタルトランスフォーメーション(DX)を加速
第4次産業革命が進展する現在、国内外において産業構造は急速に変化しています。そのような状況において、経済産業省には、めまぐるしく変化する世の中の潮流や市場のプレイヤーが抱える課題に対応し、産業の「現場」に即した政策を立案・実行していくことが求められています。しかし、そうした「現場」とのつながりを省内で広く共有し、効率的に活用する仕組みが十分に構築できているとは言いがたい状況にありました。この課題を解決するため、昨年より複数の部局において「Sansan」の試験導入を行い、効果の検証を行いました。
その結果、以下のような効果を得ることができました。

・名刺のデジタル化による生産性向上
名刺のデジタル化により、名刺の整理や省内の人脈の確認に費やす時間の大幅な削減を実現しました。また、時間や場所を選ばず、他の職員が持つ名刺にアクセスし、企業情報やコンタクトの履歴の確認も可能になることで、業務の効率化にも寄与します。

・情報収集の効率化
めまぐるしく変化する世の中の潮流や現場のプレイヤーが抱える課題に対応するため、最先端の情報の把握は、必要不可欠な業務です。一方で日々の情報収集には、これまで多くの時間を要していました。そこで、名刺交換した人や企業に関するニュースを表示し、お知らせするニュース配信機能を活用することで、企業や業界の最新情報を効率よく把握できます。

・人脈の可視化による情報共有の活性化
外部へのヒアリングや意見交換の際に名刺交換を行うものの、その名刺を個人で管理するため、省内での情報共有に課題がありました。局を横断しての人脈の可視化により、情報共有が活性化されるため、省内外での情報交換や意見交換の機会の創出にもつながります。

経済産業省では、「超スマート社会」と表現される「Society 5.0」の実現を目指し、DXを推進しています。その中で、自らが前述のような組織の抱える課題を「Sansan」の継続使用およびオンライン名刺の活用によって解決し、職員の効率的・効果的な業務の実現を目指します。

Sansanのオンライン名刺に期待すること
政府の専門家会議が5月4日に発表した「新しい生活様式」のひとつとして、「オンラインでの名刺交換」も盛り込まれ、各企業が対応を急いでいます。そんな中、Sansanが6月から開始した「オンライン名刺」機能は、テレワーク導入をはじめとした働き方改革や、イベントやセミナーのオンライン開催移行への対応として、中小企業から大企業、業種業界問わず幅広い企業で導入が拡大しています。また、この動きは一過性のものでなく今後も拡大すると考えられます。
このような背景において、経済産業省は、Sansanが提供する「オンライン名刺」をいち早く取り入れることで、afterコロナ時代における新たな働き方を目指します。
「オンライン名刺」は、紙の名刺とは別に、Sansan上で発行するデジタルの名刺を付与することで、オンライン上で手軽に相手に送付することが可能です。これにより、オンラインでの商談時や、オンラインでのイベント開催時でも、これまでと同じように名刺交換ができます。このオンライン名刺が企業のデジタル化の入り口になるとともに、オンラインの活用により、地方と都市部との物理的な距離を縮め地方経済の活性化も期待できます。

(オンライン名刺の機能概要)
オンライン商談相手に顔写真付きのオンライン名刺を送付
自分の名刺のリンクを生成し、相手に送付。複数人への送付も可能になります。Sansanユーザーは、Sansan画面上から「オンライン名刺」のリンクを発行することができ、対面相手に送付できるようになります。自分の氏名やメールアドレス、社名や肩書だけではなく、Sansanに自身のプロフィール写真を登録していれば、その写真データも併せて送付できます。

どなたでも名刺情報の受け取りと送り返しが可能
オンライン名刺の受領相手は、Sansanユーザーか否かに限定されません。どなたでも受け取った名刺情報の登録と、自身の名刺情報の送り返しが可能です。非ユーザーの場合、Sansanのオンライン名刺情報を、vCard形式もしくは名刺の画像として登録、自身の名刺情報は、紙の名刺を撮影したデータを送り返すだけで、交換が完了となります。なお、SansanユーザーはSansanへのインポートおよび送り返しの操作をよりシンプルにご活用いただけます。

・オンラインにおけるさまざまなビジネスシーンで、シームレスにオンライン名刺を活用
個人向け名刺アプリ「Eight」との機能連携は7月中を予定しています。また他社で提供している、オンライン営業や商談、イベント、展示会などの各種システムとの連携も今後予定しており、ビジネスシーンでの活用の幅が広がります。

【機能の流れ】


※オンライン名刺のURL発行はSansanユーザーのみ可能です。

(以上)

Sansanについて
名刺管理から、働き方を変えるSansan
Sansanは、法人向けクラウド名刺管理サービスです。名刺をスキャナーやスマートフォンアプリで読み取るだけで、独自のオペレーションシステムによって名刺情報を正確にデータ化します。高度なAI技術により、企業内の人脈を管理・共有することが可能になるほか、社内の連携を促進する機能や顧客データを統合・リッチ化する機能を備え、ビジネスのはじまりを後押しする「ビジネスプラットフォーム」です

Sansan株式会社 会社概要
設立:2007年6月11日
URL:https://jp.corp-sansan.com
所在地:150-0001 東京都渋谷区神宮前5-52-2 青山オーバルビル13F
資本金:62億34百万円(2020年4月13日現在)
事業内容:クラウド名刺管理サービスの企画・開発・販売

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会社概要

Sansan株式会社

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URL
https://jp.corp-sansan.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区桜丘町1-1 渋谷サクラステージ 28F
電話番号
03-6758-0033
代表者名
寺田親弘
上場
東証プライム
資本金
-
設立
2007年06月