―小田急不動産・小田急ハウジングによる脱炭素・環境負荷低減に向けた取組―
城西地区では初となるSE構法・木造4階建 2023年4月竣工
なお、SE構法による木造4階建の建築は、東京都城西エリアでは初の取り組みとなります。
小田急グループでは、2021年9月「小田急グループ カーボンニュートラル2050」を策定し、サステナブルな社会の実現に向けた環境課題解決への取り組みを進めています。木造建築物は、建築時の炭素排出量が少なく、木材は炭素を固定し貯蔵する特性があるなど、「地球環境に優しい工法」であることから、住宅以外の建築物においても木造化ニーズが高まっています。
本建物で採用するSE構法は、株式会社エヌ・シー・エヌ(本社:東京都千代田区 社長:田鎖 郁男、以下「NCN」といいます。)の提供する構法で、設計の自由度と耐震性の高さが特徴であり、小田急ハウジングはNCNの認定する「重量木骨の家・プレミアムパートナー」(※2)として、1998年から住宅および非住宅での施工実績を積み上げてきました。
本建物では、SE構法による特徴を活かした1フロア60㎡を超える柱のない空間を実現するとともに、高い耐震性能を確保することで、木造4階建の住宅兼事務所として竣工いたしました。
小田急不動産・小田急ハウジングでは、建築物の木造化の推進等を通じて、脱炭素や環境負荷低減への取り組みを進めることで、持続可能な社会への貢献を果たしてまいります。
※1 新宿区・渋谷区・杉並区・世田谷区・中野区・練馬区の6区
※2 登録施工店605社のうち、71社の工務店がSE構法を利用して建築する資産価値の高い住宅ブランド(2023年3月末日時点)
本建物の概要は以下のとおりです。
記
1 建物名称 非公表(個人のお客様所有のため)
2 所在地 東京都城西地区(新宿区・渋谷区・杉並区・世田谷区・中野区・練馬区)
3 工事請負 株式会社小田急ハウジング
4 建物概要 (1)構造・用途 SE構法・4階建(住宅兼事務所として使用予定)
(2)建築面積 60.98㎡ (18.44坪)
(3)延床面積 237.19㎡(71.72坪)
5 竣工日 2023年4月
【参考:SE構法について】
1 名称の由来 「Safety Engineering(工学的に安全)」の略称
2 登録認定企業 株式会社エヌ・シー・エヌ(NCN) https://www.ncn-se.co.jp/
3 特徴
1995年発生の阪神淡路大震災で多くの木造家屋が倒壊したことから、NCNが、構造建築家の「播 繁(ばん しげる)」氏と協同し、構造計算により木造でも鉄骨やRCに負けない強靭な家として開発しました。
日本初のラーメン構法(柱と梁を剛接合にし、強固な構造を作りあげる構法)を木造住宅に取り入れ、①高い耐震性、②大空間・大開口、③ビルトインガレージが実現できる構法です。
以上
小田急不動産・小田急ハウジングによる脱炭素・環境負荷低減に向けた取組
1 ZEHビルダー、ZEHデベロッパー登録
小田急不動産・小田急ハウジングでは、経済産業省がZEH(ゼッチ/ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス )化を推進するための登録制度において、小田急不動産では、2022年12月23日付で「ZEHビルダー」、2023年1月13日付で「ZEHデベロッパー」、小田急ハウジングでは、2023年2月10日付で「ZEHビルダー」に登録認定され、ZEH普及に向けた取り組みを進めています。
(参考URL)
2023年1月18日リリース https://odakyu-fudosan.co.jp/corporate/news/pdf/2023/news230118.pdf
2 「リーフィアレジデンス橋本」(里山と共に生きる大規模集合住宅)
小田急不動産が、東京都町田市で分譲した「リーフィアレジデンス橋本」(地上12階建て全425戸、2021年4月竣工済)では、計画敷地の4割を占めている緑地(民有緑地)を活かし、“里山と共に生きる大規模集合住宅”をコンセプトに、緑地を居住スペースに取り込み、共用部となるコミュニティテラスや木道を設置しました。
人と自然が共生する「さとやまの森」として再生させ、現代の日常に森を根付かせた分譲マンションとして評価を受け、2020年1月30日、一般社団法人いきもの共生事業推進協議会よりABINC(エイビンク)賞第2回受賞施設として「優秀賞」を受賞しました。
なお、本マンションについては、小田急ハウジングがマンション管理業務を受託しています。
(参考URL)2020年2月7日リリース
https://odakyu-fudosan.co.jp/corporate/news/pdf/2020/news200207_02.pdf
以上
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像