巣鴨に国の天然記念物!大正大学にツシマヤマネコが来た!!~絶滅危惧種を救いたい!学生たちの想いから実現~
大正大学(学長:髙橋秀裕、所在地:東京都豊島区)は、2020年3月、環境省対馬野生生物センターより交通事故死したツシマヤマネコの剥製を種の保存法に則って譲り受けることができました(新型コロナウイルス感染症の影響に伴い発表遅延)。
人間環境学科(現・公共政策学科)では、毎年夏に長崎県対馬市において、絶滅危惧種及び対馬固有種であるツシマヤマネコの保護活動として、減少原因の大きい要因である交通事故に着目し、看板設置や呼びかけ、草刈りなどの環境整備などを続けてきました。法律により死体の移動さえも厳しく制限されているツシマヤマネコの譲受が実現した背景には、これまで対馬市をフィールドとして、研究および環境教育の実践で協力してきた数々の実績が認められた結果であると言えます。
受け入れた剥製は環境教育の発展を期待して、公共政策学科(本学7号館8階)にて保存し、野生動物保護についての環境教育利用を図り、展示や実践を行っていく予定です。
人間環境学科(現・公共政策学科)では、毎年夏に長崎県対馬市において、絶滅危惧種及び対馬固有種であるツシマヤマネコの保護活動として、減少原因の大きい要因である交通事故に着目し、看板設置や呼びかけ、草刈りなどの環境整備などを続けてきました。法律により死体の移動さえも厳しく制限されているツシマヤマネコの譲受が実現した背景には、これまで対馬市をフィールドとして、研究および環境教育の実践で協力してきた数々の実績が認められた結果であると言えます。
受け入れた剥製は環境教育の発展を期待して、公共政策学科(本学7号館8階)にて保存し、野生動物保護についての環境教育利用を図り、展示や実践を行っていく予定です。
【本件のポイント】
- 国の天然記念物であるツシマヤマネコの大学での受け入れは関東では初の事例です。
- 対馬市は韓国人旅行客が多いなどのデータを生かし、ハングル語記載のチラシ配布や看板設置など、学生のアイディア溢れる保護活動により、ツシマヤマネコの保全活動の推進加速が期待できます。
- 巣鴨校舎で展示し、環境教育の企画やイベントを開催することで、野生動物保護活動の普及に貢献します。
【背景】
ツシマヤマネコの保護活動は、絶滅危惧種の保全環境においての研究から波及したもので、減少理由の最大の理由である交通事故を防ぐ取り組みで出来ることがあるのではないか、という想いから始まりました。高齢化の進む地方都市での活動において学生の若い力は重宝されており、学生たちの献身的な姿勢と、想いが通じた結果、今回の譲受に繋がったのではないかと嬉しく思います。
【展示予定場所】
場所:大正大学7号館8階(〒170-8470 東京都豊島区西巣鴨3-20-1)
【活動の様子】
■社会共生学部 公共政策学科(2020年4月 人間学部 人間環境学科より改組)
公共政策学科は、「人間が豊かで幸せに生きることができる社会の実現」に向けた理論や実践的アプローチの方法について、講義やフィールドワークを通して学び、多様な社会の課題に応えることができる人材の育成を目指しています。本学科はフィールドワークを重視し、積極的に取り入れることで行動力のある学生が多数在籍する特色があります
◆大正大学
大正大学は、設立四宗派の天台宗・真言宗豊山派・真言宗智山派・浄土宗および時宗が協働して運営する大学です。その協働の精神を支えているのが、大正15年(1926)の創立時に本学が掲げた、「智慧と慈悲の実践」という建学の理念です。建学の理念のもとに〈慈悲・自灯明・中道・共生〉という仏教精神に根ざした教育ビジョン「4つの人となる」を掲げて教育研究の活動を展開しています。また、令和2年度文部科学省「知識集約型社会を支える人材育成事業」に本学の推進する「新時代の地域のあり方を構想する地域戦略人材育成事業」が採択されました。公式HP:https://www.tais.ac.jp/
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