【日本シーサート協議会(NCA)】2025年度全体会合を開催
成果報告・交流を通じて未来を描く
一般社団法人日本シーサート協議会(以下、NCA)は、2025年8月29日(金)、ビジョンセンター東京 京橋にて「2025年度全体会合」を開催しました。
当日は会員・関係者約600名(オンライン参加含)が参加し、2024年度の活動成果および2025年度に向けた方針について報告・共有を行いました。冒頭では、北村理事長が会員に向けて今後の方向性を示し、各委員会より活動成果や進捗発表、現在抱えている課題などが共有されました。

北村理事長の挨拶(一部抜粋)
本日の会合には260名もの方々にご参加いただき、心より感謝申し上げます。当法人は設立当初わずか6組織から始まり、現在では596組織へと成長いたしました。今年で18年目を迎え、人間に例えれば成人を迎える節目となります。コロナ禍という厳しい環境下においても活動を止めることなく、2020年以降だけでも新たに200組織が加わり、着実に仲間の輪を広げてまいりました。
各企業が「2030年プラン」を掲げているように、私たちNCAも未来に向けて歩みを進めています。その目標は、1000組織体制の実現です。より多くの仲間とともに、社会に貢献できる協働のかたちを築いていきたいと考えています。本日は昨年度および今年度の実施計画についてご報告いたします。長時間の会となりますが、どうぞ最後までよろしくお願いいたします。
プログラム
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開催報告
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社員総会報告
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各委員会報告
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Annual Conference実行委員会報告
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ワーキンググループ活動紹介
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講演
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閉会挨拶
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意見交換会
活動紹介では、ワーキンググループ(以下、WG)活動や各種委員会での取り組みが発表されました。国内外のセキュリティ動向から立ち上げられた2つのWG紹介や昨年度に立ち上げた新規活動の経過報告などが行われました。また、コペンハーゲンで開催された「37th Annual FIRST Conference」への参加報告では、世界のCSIRTコミュニティにおける課題や議論の内容が共有され、そこで得られた知見をNCAでどのように活用していくかについても紹介されました。
会合終了後には意見交換会も開催され、和やかな雰囲気の中で参加者同士が自由に交流を行いました。委員会やワーキンググループの垣根を越えた意見交換や、新たなつながりが生まれる場となり、終始活気にあふれる時間となりました。

NCAでは、本会合での成果報告や国際会議で得られた知見を活かし、2025年度の活動をさらに推進します。シーサート同士の積極的なコミュニケーションを促進し、より良いセキュリティ協働を実現するとともに、安全で信頼できる情報化社会の発展に貢献してまいります。

一般社団法人日本シーサート協議会(NCA)
法人名 :一般社団法人日本シーサート協議会
代表者 :代表理事 北村達也
所在地 :東京都千代田区鍛冶町 1-10-6 BIZ SMART神田 904 号室
設立年月日 :2007年03月28日
URL :https://www.nca.gr.jp/ (コーポレートサイト)
本件に関するお問い合わせ先は下記までご連絡くださいますようお願い申し上げます。
nca-sec@nca.jp
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