外国人向け研修施設「キャムテック エデュックアカデミー」から、インドネシア政府公認プロジェクトの技能実習生が国内企業へ初配属されました。
2023年5月 インドネシア政府公認パイロットプロジェクトの技能実習生が国内企業に初配属
「人を力づけて“いい仕事”を創る。」キャムコムグループ会社キャムテック(代表:西野弘一 本社:東京都港区浜松町)の外国人向け研修施設「キャムテックエデュックアカデミー(CEA)」から、インドネシア政府公認パイロットプロジェクトの技能実習生160人のうち、第1陣にあたる12人が卒業し、国内企業へ初配属されました。
キャムテックエデュックアカデミー(CEA)
株式会社キャムテックでは海外人材事業の一環として、海外から⽇本にやってくる技能実習⽣や特定技能外国⼈のための宿泊型研修施設「キャムテックエデュックアカデミー」(CEA)を運営しています。
2022年7⽉に関⻄国際空港の近くに1校⽬となる「キャムテックエデュックアカデミー⼤阪センター」、2023年4⽉に2校⽬の「キャムテックエデュックアカデミー成⽥センター」が開校されました。
キャムテックエデュックアカデミーでは、技能実習⽣や特定技能外国⼈たちは指導員による直接の技術指導を受けるほか、オンラインでの技術講習、e-ラーニングなどの研修を受講します。さらに宿泊設備があることから、共同⽣活を送りながら⽇本での⽣活様式を学習します。また、イスラム教の礼拝室を設け、豚⾁を使わない料理を提供するといった宗教的な配慮が⾏われています。
技能実習⽣や特定技能外国⼈たちはキャムテックエデュックアカデミーで1カ⽉間施設で研修を受けたのち、国内企業に就業します。
キャムテックエデュックアカデミー>>https://camtech-ea.net/
インドネシア政府公認「パイロットプロジェクト」
インドネシア政府と監理団体JOE協同組合の間で2022年10⽉に締結されたプロジェクトです。インドネシア国営の職業訓練校の卒業⽣を技能実習⽣として⽇本に受け⼊れるもので、160⼈を対象に⾏われました。
新型コロナウイルス感染拡⼤の影響から失業率が⼤幅に悪化しているインドネシアでは、若年層の雇⽤対策が⼤き
な課題となっています。(※2021年 インドネシア中央統計庁「失業率」)若者の就業先として⽇本に注⽬が集ま
る⼀⽅で、技能実習⽣が送り出し機関や仲介業者に⾼額な教育費⽤や⼿数料を⽀払い、⼤きな借⾦を抱えた状態で
渡航していることは社会的な問題となっています。
パイロットプロジェクトでは技能実習⽣1⼈当たりに対しインドネシア政府が補助⾦を出すことに加え、JOE協同
組合が返済義務のない奨学⾦を給付し、実習⽣の費⽤負担を⼤きく減らすという初めての取り組みが⾏われます。
キャムテックは今回のプロジェクトに対し、キャムテックエデュックアカデミーでの技術指導に加え、⾃社で開発
したオンライン⽇本語教育サービス「edupoke」(エデュポケ)や、⽣活サポートなどを提供しています。
今年度はプロジェクトが本格化し、「IJCプログラム」と名称を変更してさらに規模を拡大し始動しています。
既に240人の実習生の参加が確定しており、今後さらに人数が増える予定です。
edupoke(エデュポケ)>>https://edu-poke.jp/
インドネシア技能実習生たち 壮行会の様子
2023年5月5日、キャムテックエデュックアカデミー 大阪センター・成田センターで1カ月間の研修を終えたパイロットプロジェクト技能実習生ら第1陣12名の壮行会が行われました。
壮行会では、技能実習生へ送別の言葉が送られたほか、賞状の授与と記念品のCEAタオルの贈呈が行われました。
壮行会を終えたパイロットプロジェクト生たちは、その後、国内企業へ配属されました。
パイロットプロジェクト インドネシア技能実習生からのコメント
「清潔な施設で、楽しく優しい先生方に仕事の技術や日本の文化について教わることができました。卒業後も漢字などの日本語を学び続けたいです」(マウラナさん)
「わからないところがあっても、先生がすぐに説明してくださるのがとても有難かったです。日本語の会話に少し自信もついたので、配属先でも職場の方と進んでコミュニケーションをとっていきたいです」(アマルさん)
配属先企業からのコメント
「技能実習生のみなさんには、組立仕上げ業務をしていただく予定です。しかし、ただ担当業務の技術を身に付けるだけではなく、業務にまつわる幅広い知識も学び、自分のものにしていただきたいと思っています。そして、いつも健康に留意し、ケガや病気での欠勤が無いように仕事をしてもらいたいです。家族と離れ異国での生活は慣れないことも多く大変だと思いますが、技能実習生としての目標や夢を実現させるため、精一杯チャレンジしてください」(人事ご担当者様)
「日本でのものづくりの基本や考え方を学ぶことで、母国に帰っても誰にも負けない胸を張れる技量・分野を習得していただきたいですね。そのためにも、与えられた仕事のルールを守り、安全、品質、効率課題に向け努力して欲しいです。そして、安全に対する注意喚起、品質の目線・取り組みなどを習得したものを、母国に帰った時に伝承して頂ければと思います。ここで培ったものが、自己のスキルに繋がっていくと信じて頑張ってください」(技術指導ご担当者様)
キャムテックの海外⼈材事業
キャムテックは、HR領域で培った知⾒をもとに様々な海外⼈材をサポートするサービスを展開しています。
⾃社で開発した⽇本語学習のためのオンラインサービス「edupoke」や、技能実習⽣や特定技能外国⼈向けの宿泊
型研修施設「キャムテックエデュックアカデミー」の運営などにより、海外⼈材の⽇本語や技術指導、⽣活サポー
トを⾏います。
会社概要
株式会社キャムテック
本社:東京都港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービルディング南館16階
代表:⻄野弘⼀
事業内容:HR-Tech開発、⼈事専⾨コンサルティング、教育研修プログラムなど、企業⼈事の⽀援を包括的に⾏うコンサルタント企業。クラウドサービスなどシステム⾯のサポートに加え、BPOなどアナログサービスの両⾯から⼈材活⽤の課題解決を提供します。
キャムコムグループ
設立:2001年8月
売上高:1,179億円 ※2022年3月末 グループ計
資本金:4億円 ※2022年3月末 グループ計
従業員数:2,118名 ※※2022年3月末 グループ計 派遣スタッフ除く
本社:東京都港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービルディング南館 16階
連絡先:03‐6837‐4510(代表)
代表者:グループ代表 神保 紀秀
主要拠点:全167拠点 ※2022年3月末 グループ計
事業内容:「働く」に関する社会課題をビジネスで解決する会社として、HRテックをはじめ、人材紹介・製造派遣・外国人雇用支援・事務アウトソーシングなど多様なサービスを展開している。
メディア向け問い合わせ先
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