Stripe より年始のご挨拶

ストライプジャパン株式会社

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。


2023 年を振り返ると、激しい物価の変動や地政学的リスクなど、厳しい世界情勢が続きました。日本国内においても円安が進み、物価の上昇、そして上がらない賃金によって経済が不安定な一年でしたが、一方で、世界中、そして国内でも生成系 AI に高い注目が集まり、様々な企業が我先にと導入し始め新たな市場が生まれたり、旅行需要が増加し、インバウンドがコロナ禍以前の推移まで回復したりするなど、好調な一面もありました。キャッシュレス決済のさらなる普及も進み、政府が目指す決済比率 4 割に徐々に近づきつつあります。その動きに合わせた企業のさらなる DX 化やキャッシュレスサービスの導入、地方自治体での取り組みなど、日本全国で決済の在り方が変化した年でもあり、多くの企業や団体が、より円滑な決済が可能なプラットフォームの導入を進めているのを体感しています。


このようなマクロ経済の動向も後押しとなり、Stripe で構築されたユーザー企業の事業の総売上高が世界の GDP の約 1 % に達しました。さらに、Stripe 上で処理した決済額が 100 万ドルを超える企業が毎日約 200 万社まで増加するなど、インターネットの GDP の拡大に寄与しています。(2023 年 11 月 30 日時点)


特に昨年は、より安全で効率の良い事業戦略・運営を可能にする新たなプロダクトやソリューションを提供してまいりました。その代表的なものとして、企業の財務管理の DX 化支援に向け収益・財務オートメーションソリューション  (RFA)  を拡充し、今まで課題であった財務責任者の負担を軽減し、決済から請求、税金、報告、照合まで、キャッシュフローのライフサイクルを自動化して効率化させ、精度を向上させることを可能にしています。加えて Tax for Platforms を発表し、Stripe Connect を利用するプラットフォーム企業は、顧客に Stripe Tax を通じてノーコードの税務コンプライアンス対応を提供できるようになりました。


また、決済ソリューションの過去最大のアップデートを実施し、決済手段の選択肢を大幅に増加するとともに、事前構築された UI と高速化された決済方法、幅広い決済手段、企業やプラットフォームが顧客の決済体験を素早く調整・最適化できる仕組みを組み合わせ、より多くの企業が円滑かつ効率的に決済を行えるようにしました。昨年 11 月のブラックフライデーセール期間中は、3 億件以上の決済を処理し、186 億ドル (約 2.7 兆円) の決済総額を記録するなど、世界中で最もオンラインショッピングが加熱するこの期間中、Stripe API は 99.999% を超える可用性を維持しました。これは 10 万件の決済のうち、処理しきれなかったのは 1 件以下だったことを意味し、システムへの負荷が過剰に高まる際にも信頼性の高いサービスを提供しています。


さらに、2023 年は Stripe が様々な業界においてパートナーシップを拡大した年ともなりました。保険や教育ファッション業界や大手グローバル企業の Microsoft、Airbnb、Zara、Google Workplace と新たなパートナーシップを発表しました。 JCB との提携もグローバルに拡大したことで、JCB は Stripe を通じて世界 39 カ国で利用可能となり、これらの国のStripe 利用企業は、 JCB の 1 億 5,400 万以上のカード会員からクレジットカード決済を簡単に受け入れることができるようになりました。


日本では、現在、10 万社以上のユーザー企業の皆様が Stripe を活用し、事業の拡大や効率化を図っています。決済サービスを「戦略的成長を促進するプロフィットセンターや資産」と見なす世界的な傾向に対し、日本では「コストセンターや負債」と見なす傾向が強い中、先進的な大手企業から地方自治体まで、収益拡大に舵を切る事業が増えてきていると感じています。また、決済を受け付けるだけでなく、サブスク事業の効率的な決済や管理や、不正対策削減、または事業のグローバル化など、様々な場面で Stripe のソリューションをご利用いただく機会も増えています。さらに、日本ならではのニーズにお応えし、Visa ネットワークへの直接接続やインボイス制度への対応など、日本市場に寄り添った機能アップデートを実施しています。


2024 年は、さらに幅広い業界、特にゲームやエンターテインメント、小売などの業界、また、積極的に海外展開されている企業のお役に立てるよう邁進して参ります。Stripe は、ユーザーの皆様と共に成長を続け、全てのユーザーの多様なニーズにお応えし還元していく所存です。


最後になりますが、皆様のご健勝と貴社の益々のご発展を心よりお祈り致します。

本年も昨年同様宜しくお願い申し上げます。


ストライプジャパン株式会社 

代表取締役


ダニエル・ヘフェルナン(Daniel Heffernan)


RFA:https://stripe.com/jp/newsroom/news/revenue-and-finance-automation

Tax for Platforms:https://stripe.com/jp/newsroom/news/tax-for-platforms

過去最大のアップデート:https://stripe.com/jp/newsroom/news/optimized-checkout-suite

BFCM:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000053.000077879.html

保険会社のオンライン販売への移行を支援:https://stripe.com/ja-es/newsroom/stories/insurance

Edtech:https://stripe.com/ja-us/newsroom/stories/business-of-education

River Island:https://stripe.com/ja-us/newsroom/stories/river-island-and-stripe

Microsoft:https://stripe.com/jp/newsroom/news/microsoft-teams-and-stripe

Airbnb:https://stripe.com/jp/newsroom/news/airbnb-and-stripe

Zara:https://stripe.com/jp/newsroom/news/zara-and-stripe

Google Workplace:https://stripe.com/jp/newsroom/news/google-and-stripe

JCBとの提携拡大:https://stripe.com/jp/newsroom/news/stripe-and-jcb-partnership-expansion

CFOレポート:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000049.000077879.html

導入事例:https://stripe.com/jp/customers/all?region=apac&solution=scale-global-payments

インボイス制度対応ガイド:https://stripe.com/jp/guides/japan-invoice-system

Visaネットワークへの直接接続:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000056.000077879.html


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Stripe について
 
Stripe は、企業向けの経済的インフラストラクチャを構築する会社です。スタートアップから世界的な大企業まで、数百万におよぶ企業が Stripe を導入して支払いを受け取り、収益を成長させ、新たなビジネス機会を加速させています。サンフランシスコとダブリンに本社を持つ Stripe は、インターネットの GDP を拡大させることを使命に掲げています。

詳しくは https://stripe.com/jp をご覧ください。

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会社概要

ストライプジャパン株式会社

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URL
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業種
金融・保険業
本社所在地
東京都渋谷区神宮前1-5-8 神宮前タワービルディング 22階
電話番号
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代表者名
平賀充、ダニエル・ヘフェルナン
上場
未上場
資本金
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設立
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