韓国のSF作家キム・チョヨプ氏、円城塔氏と大阪市内で対談
11月16日(土)、大阪韓国文化院ホールで開催
駐大阪韓国文化院は、11月16日(土)、大阪市内にある大阪韓国文化院・ヌリホールにて、韓国と日本のSF小説家による日韓SF作家対談 「キム・チョヨプ X 円城塔」を開催する。
『わたしたちが光の速さで進めないなら』、『地球の果ての温室で』の著者、小説家 キム・チョヨプさんが初めて来阪し、日本の読者と会う。お相手は『文字渦』、『コード・ブッダ』の著者、小説家 円城塔さん。そして書評家 江南亜美子さんをモデレーターとして迎え、日本と韓国のSF文学ついて語り合う予定だ。
韓国文化の人気により、本対談イベントには多くの応募があるなど、大きな関心と期待を集めている。申し込み締め切りは11月4日(月)までとなり、詳細については、大阪韓国文化院ホームページ(http://www.k-culture.jp)で確認できる。
■概要
〇日時:2024年11月16日(土) 15:00(14:30 開場) 約90分予定
〇会場:大阪韓国文化院 7F ヌリホール
(〒530-0044 大阪市北区東天満1-1-15)
〇登壇者:キム・チョヨプ(小説家)、円城塔(小説家)
〇モデレーター:江南亜美子(書評家) ※日本語通訳あり
〇主催:駐大阪韓国文化院、韓国出版文化産業振興院
〇後援:韓国文化体育観光部
〇入場:無料 (事前申込・抽選制)
※詳細URL: https://k-culture.jp/info_news_view.php?number=2866
■登壇者
キム・チョヨプ
2017年、第2回韓国科学文学賞中短編部門にて「館内紛失」で大賞、「わたしたちが光の速さで進めないなら」で佳作を受賞し、作家としてデビュー。 短篇集『わたしたちが光の速さで進めないなら』、『この世界からは出ていくけれど』、長編『地球の果ての温室で』、『派遣者たち』、ノンフィクション『サイボーグになる』(共著)、エッセイ『本と偶然』、『とにかく、SFゲーム』などがある。 第43回今日の作家賞、第11回若い作家賞、韓国出版文化賞を受賞。
円城塔(えんじょう・とう)
1972年北海道札幌市生まれ。東京大学総合文化研究科博士課程修了。
2007年『オブ・ザ・ベースボール』『Self-Reference ENGINE』でデビュー。
2012年『道化師の蝶』で芥川龍之介賞、2013年、『Self-reference > ENGINE』でフィリップ・K・ディック賞特別賞。2017年『文字渦』で川端康成文学賞受賞。2019年、同作で日本SF大賞受賞。アニメーション作品『ゴジラS.P』SF設定・脚本、ラフカディオ・ハーン『怪談』翻訳等。近作に『コード・ブッダ > 機械仏教史縁起』など
江南亜美子(えなみ・あみこ)
書評家、京都芸術大学准教授。1975年大阪府生まれ。おもに日本の純文学と翻訳文芸に関し、新聞、文芸誌、女性誌などの媒体で、数多くのレビューや評論を手がける。韓国文学関連としては、『完全版 韓国・フェミニズム・日本』、『韓国文学ガイドブック』などに寄稿。共著に『きっとあなたは、あの本が好き。』、『韓国文学を旅する60章』など。
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