パナソニック株式会社くらしアプライアンス社がLDcubeの「創造性開発プログラム(ITS)ライセンス」を導入し、社内トレーナーによる人材育成施策を展開!インタビュー事例公開

株式会社LDcube

研修のスタイルにとらわれない企業向け人材育成サービスを提供する株式会社LDcube(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:新井澄人、以下「当社」)は、パナソニック株式会社くらしアプライアンス社への「創造性開発プログラム(ITS)ライセンス」導入に伴う、インタビュー事例記事を公開しましたので、お知らせします。

◆インタビューした方

パナソニック株式会社 くらしアプライアンス社

人事センター モノづくり学校/人材開発部 企画管理課 主務
中島 昭一 様

◆事例サマリー

導入前の課題:

当社は、海外への生産移管と国内事業の強化を同時に進めていました。しかし、移管が進むと異なる文化や考え方により、スムーズな移行が難しくなり、特にコア技術の伝承が困難であることが明らかになりました。これにより、「国内回帰」への方針転換が必要となりました。新卒採用を再開したものの、20年間新卒採用を停止していたため、人材育成が滞り、若手を指導できる環境が整っていないという大きな課題に直面しました。

出会いと導入の決め手:

2004年頃、労働組合の書記長として組合の改革を模索していた際に、ITS(Innovative Thinking System)の短縮版研修と出会いました。この研修がもたらす新たな視点や実践的なアプローチ、そして社内で共通の言語として機能する可能性が、導入の大きな決め手となりました。従来の「モノづくり現場に特化した育成」だけでは新しい視点を養うには限界があり、ITSの柔軟なフレームワークは組織改革の一環として非常に有益であると判断しました。

展開ステップとお取り組み:

当社の「モノづくり学校」では、技能技術の継承だけでなく、ヒューマンスキルやコンセプチュアルスキルも育成することを目指しました。教育施策としては、新入社員から中堅社員まで幅広くカバーするプログラムを設け、多角的な育成を行っています。また、ITSプログラムを活用することで、発想力を高め、変化に対応できる人材を育成しています。さらに、FISH!プログラムを通じて職場の活性化を図り、従業員が生き生きと働ける環境を構築しました。

導入後の感想・成果:

ITSを受講した社員からは、「思考の箍(たが)」に気付いたという声が数多く寄せられました。発想の柔軟性を実感し、多くの受講者が職場でその学びを活用しています。発散技法や収束・実践化技法を通じて、日常業務に創造的思考を取り入れることが可能になり、これによりコミュニケーションの活性化や効果的なアイデアの出現につながっています。

取り組みにおける課題と今後の取り組み:

ITS導入後、必要なフォローアップが不足しており、研修後の実践を促進する体制が求められています。従来の業務慣行を超える新しいアプローチを定着させるため、フォローアップ体制の強化や工場長の理解促進が重要です。さらに異業種交流の場を広げ、より多くの受講者が新しい視点を得られるよう支援する方針です。最終目標は、ITSのフレームワークを企業文化として定着させ、組織全体が共通の価値観を保持し続けることです。これらの取り組みを通じて、国内外での業務の成功を目指します。

◆ITS(Innovative Thinking System)とは

イノベイティブ・シンキング・システム(ITS)とは、変革期に必要な「革新的な行動」がとれる人材を育成するためのプログラムです。

革新(イノベーション)=『創造性』+『実践』のコンセプトをベースに、革新的思考を啓発するとともに、そこから生まれたアイデア、考え方、アプローチの仕方を実践に結びつけていくために必要な実践思考能力および、プレゼンテーションスキルも併せて向上します。

2030 年には日本でも今の仕事の半分がAIに置き換わると言われています。言われたことを言われた通りにやる仕事はなくなります。人がやらなくても良い仕事の能力開発に力を入れても意味がありません。

人間は「曖昧なデータから何かを思いつき発想を飛躍させる」ことができます。多様な価値観を受容し、「フレームワークや新しい概念を創造」するというユニークな力を持っています。この前提になるのが“創造性”です。

しかし多くの人は「創造性とは生まれつきのもの」と思っています。そうではありません。

“創造性”は訓練すれば身に付きます。「道具」を身に付ければ誰でも発揮できます。そして、個人スキルとしての定着にとどまらず、組織として定着させることがイノベーションを起こす際の鍵になります。

 本プログラムでは、組織としてイノベーションを起こしていくために、パターン化した思考の“たが”を打ち壊し、新たな価値を生み出すイノベイティブな発想力と実践力を開発することで、個人の能力開発と組織の風土改革を目指しています。

◆株式会社LDcubeからのメッセージ

LDcubeは、人材育成のために効果的な学習環境を構築するため、多岐にわたる支援を行っております。外部講師が実施する研修プログラムを、社内トレーナーが担当できるようなサポートやプラットフォームを活用した企業内大学の運用支援なども行っています。人材育成施策は実施して終わりではなく、研修受講者の「行動変容」を経由して会社の業績向上につなげることが大切です。そのためにはフォローアップが欠かせません。社内トレーナーというリソースやプラットフォームなどのツールを効果的に活用することで細かなフォローアップを実現することが可能です。

LDcubeは、研修スタイルなどの方法論にこだわらず、お客さまと伴走し、お客さま組織の人材育成に貢献していきたいと考えています。

本件に関する問い合わせ先 株式会社LDcube WEBサイト関連担当

電話:03-3525-7002 
電子メール:info@ldcube.co.jp

本件に関するページ:https://ldcube.jp/usercase/its/panasonic

LDcubeのHP:https://ldcube.jp/

創造力と想像力についての記事:https://ldcube.jp/blog/innovation427

プログラムライセンスについての資料DL:https://ldcube.jp/downloadlist/download_license

 ITSについての資料DL:https://ldcube.jp/downloadlist/downloadITS

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経営・コンサルティング
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会社概要

株式会社LDcube

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URL
https://ldcube.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都千代田区神田相生町1番地 秋葉原センタープレイスビル8F
電話番号
03-3525-7002
代表者名
新井澄人
上場
未上場
資本金
3000万円
設立
2023年04月