働く女性の「薄毛」に関する意識調査 働く女性が人知れず悩む「薄毛」、「誰かに相談したことはない」51%
「心配」「憂鬱」「なんとかしたい」一方、専門医への通院は3%以下 「ストレスを溜めない」ことが大切だと思っても実践できないジレンマも
長瀬産業株式会社(本社:東京都中央区/代表取締役社長:朝倉 研二)の100%子会社である、 株式会社ナガセ ビューティケァ(東京都中央区日本橋小舟町5ー1/代表取締役社長:丸岡 英樹)では、このたび、全国の20歳代~60歳代の薄毛が気になる働く女性を対象とした‘働く女性の 「薄毛」に関する意識調査’と題したアンケート調査を実施いたしました(調査期間:2015年7月2日 〜3日、有効回答数500人)。ここに調査結果がまとまりましたのでご報告いたします。
【トピックス】
■自身の薄毛が気になる働く女性、「あきらかに薄毛」約2割、「やや薄毛」約5割
「薄毛だと感じていない」人でも、「気になる」の回答が多く、
年代問わず、将来的な薄毛の不安が浮き彫りとなる結果に
■薄毛が気になる部分は、1位「分け目」、2位「つむじ」、3位「頭頂部」
気になりだしたきっかけは、「ボリュームがなくなってきた」
■人知れず悩む薄毛、「誰かに相談したことはない」回答が半数を占める
■薄毛による気持ちや行動の変化
「他人の視線が気になるようになった」、「他人の頭が気になるようになった」ともに約3割
■髪・頭皮のために大切だと思っていても行えていないこと
1位「ストレスを溜めない」、2位「正しい食生活」、3位「睡眠をとる」
■髪・頭皮のために行っていること、50代以上は育毛剤使用率が上がる
■薄毛は「心配」や「憂鬱」、「なんとかしたい」
深刻な悩みにも関わらず「専門医への通院」はわずか2.8%
■男性の薄毛、「清潔感があればよいと思う」が1位
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【働く女性の「薄毛」に関する意識調査の目的】
お肌以上に、見た目の印象を左右する女性の髪。最近では、中高年女性用のヘアケァ製品や、女性用の育毛剤・発毛剤も続々と発売されるなど、女性向けヘアケァ市場が盛り上がりを見せています。
そんな中、ナガセ ビューティケァでは、働く女性の薄毛に関する意識を探ります。
今回の調査では、事前に「あなたは自分のこととして薄毛に対し、どのようなお気持ちに近いですか」と質問し、「気にしているが、対処はしていない」、「気にしており、対処している」とお答えいただいた、“薄毛が気になる”20代から60代の働く女性500人を対象としました。
【働く女性の「薄毛」に関する意識調査の総括】
■自身の薄毛が気になる働く女性、「あきらかに薄毛」が約2割、「やや薄毛」は約5割
薄毛が気になる働く女性に、「現在、ご自身の薄毛の状態はどの程度だと感じていますか」と質問したところ、約2割が「あきらかに薄毛だと感じている」(21.0%)と回答し、さらに5割近くが「やや薄毛だと感じている」(49.0%)と答えました。年代別に見てみると、意外にも20代で「薄毛だと感じている」(77.0%)との回答(「あきらかに薄毛だと感じている」17.0%、「やや薄毛だと感じている」60.0%)がもっとも多い結果となりました。
■現在、「薄毛だと感じていない」人でも、「気になる」の回答が多く
年代問わず、将来的な薄毛の不安が浮き彫りとなる結果に
「ご自身の薄毛がどの程度気になりますか」と質問したところ、8割以上が「気になる」(82.8%)と回答しました(「とても気になる」28.2%、「やや気になる」54.6%)。また、【1】「現在、ご自身の薄毛の状態はどの程度だと感じていますか」の質問に、「そこまで薄毛だと感じていない」、「いまは薄毛だと感じていない」と答えた150人においても、約半数が薄毛については「気になる」と回答し(「とても気になる」2.7%、「やや気になる」49.3%)、薄毛の状態に関わらず、薄毛を気にしている人が多い結果となりました。さらに、【12】「ご自身の薄毛について思うことを、なんでも結構ですので教えてください」という質問に対しても、年代問わず将来的な薄毛の不安の回答が目立ちました。
■薄毛が気になる部分は、「分け目」、「つむじ」、「頭頂部」
気になりだしたきっかけは「ボリュームがなくなってきた」、「分け目が目立つようになってきた」
薄毛の気になる部分を質問したところ、「分け目」(56.2%)が1位となり、次いで「つむじ」(35.6%)、「頭頂部」(32.0%)があがりました。年代別に見てみると、どの年代も「分け目」が1位にあがり、40代からは「頭頂部」が上位にあがる傾向が見られました。また、薄毛が気になりだしたきっかけを質問したところ、「ボリュームがなくなってきた」(59.4%)が1位となり、「分け目が目立つようになってきた」(53.4%)、「抜け毛が気になるようになってきた」(48.4%)が続きました。さらに、誰に指摘されたかを質問すると、「母」(29.3%)が1位にあがり、次いで「同性の友人」(18.7%)、「夫」(17.3%)があがりました。
■人知れず悩む薄毛、「誰かに相談したことはない」回答が半数を占める
薄毛について、誰かに相談したことがあるかどうかを質問したところ、約半数が「誰かに相談したことはない」(51.0%)と回答しました。【2】で、薄毛の状態に関わらず、多くの人が薄毛を気にしている結果となりましたが、誰にも相談したことのない現状が浮かびあがりました。
■薄毛による気持ちや行動の変化、「他人の視線が気になるようになった」
「他人の頭が気になるようになった」ともに約3割
薄毛による気持ちや行動の変化を聞いてみると、 「他人の視線が気になるようになった」(30.8%)が1位、続いて2位に「他人の頭が気になるようになった」(29.6%)があがりました。また、年代別に見てみると、30代で唯一「自分に自信が持てなくなった」(37.0%)が1位となりました。
■薄毛に影響していると思うこと、1位「加齢」、2位「ストレス」
「ご自身のことや生活・行動習慣であてはまること/一般的に薄毛に影響していると思うこと」を質問してみると、どちらにおいても、1位に「加齢」(「生活・行動習慣」70.6%、「薄毛に影響」63.8%)、2位に「ストレス・精神的疲労がある」(「生活・行動習慣」58.4%、「薄毛に影響している」53.8%)があがりました。「加齢」や「ストレス・精神的疲労」は日々の生活で実感しており、それは「薄毛」にも影響していると感じている働く女性が多いことが分かりました。
■髪・頭皮のために大切だと思っていても行えていないことは、
「ストレスを溜めない」、「正しい食生活」、「睡眠をとる」
実際に行っていることは、手軽に行える「日傘を使う」、「帽子を被る」
「髪・頭皮のために大切だと思うこと、また実際に行っていることを教えてください」と質問したところ、「大切だと思うこと」では、「ストレスを溜めない」(80.2%)が1位。次いで、「正しい食生活」(77.2%)、「睡眠をとる」(75.2%)があがりました。一方、「実際に行っていること」では、「頭皮マッサージ」が1位(32.4%)、次いで、「正しい食生活」(27.8%)、「睡眠をとる」(26.4%)があがりました。
大切だと思っていることと実際に行っていることの差を見てみると、「ストレスを溜めない」、「正しい食生活」、「睡眠をとる」で差が大きく、大切だと思っていても、実際にはなかなか行えていない現状が浮かび上がりました。また、「日傘を使う」、「帽子を被る」は、大切だと思っており、実際に手軽に行えていることだとわかりました。
■薄毛は「心配」や「憂鬱」、「なんとかしたい」
深刻な悩みにも関わらず「専門医への通院」は2.8%
「ご自身の薄毛について思うことを、なんでも結構ですので教えてください。」と質問したところ、年代問わず、将来的な薄毛の不安が浮き彫りとなり、「心配」や「憂鬱」、「なんとかしたい」など深刻な悩みであることがわかる回答が多く見受けられました。しかし、【11】の髪や頭皮のために実際に行っていることで「専門医に通院する・処方薬を飲む」は2.8%しかおらず、薄毛は深刻な悩みであるにも関わらず、なかなか治療へ行くまでの行動には至っていないことが分かりました。
■薄毛が気になる働く女性からみた男性の薄毛、「清潔感があればよいと思う」が1位
「女性から見た男性の薄毛について、あなたの気持ちに近いものをお選びください」と質問したところ、「清潔感があればよいと思う」(58.4%)が1位。次いで「本人のキャラクターに合っていればよいと思う」(38.8%)、「さまざまな理由(加齢、ストレス等)があるので仕方ない」(36.2%)があがりました。
【この件に関するお問い合わせ先】
長瀬産業株式会社 ビューティケァ製品事業部 広報担当 若山
TEL: 03-3665-3622 E-mail: pr@nagase.co.jp
※調査結果はウェブサイト(http://nbc.jp) からもご覧になれます。
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