ベーリンガーインゲルハイムとアヴェオ社、ficlatuzumabの受託製造契約締結を発表
この資料は、ドイツのベーリンガーインゲルハイム(Boehringer Ingelheim GmbH)が12月1日に発表したプレスリリースを日本語に翻訳したものです。なお、日本の法規制などの観点から一部、削除、改変または追記している部分があります。この資料の内容および解釈についてはオリジナルが優先することをご了承ください。
2011年12月1日 米国/ケンブリッジ、ドイツ/インゲルハイム
米国のアヴェオ社(AVEO Pharmaceuticals, Inc. [ナスダック:AVEO])とベーリンガーインゲルハイムは本日、アヴェオ社の新規HGF阻害抗体ficlatuzumab(フィクラツズマブ)の大規模なプロセス開発および受託製造契約を締結した旨、発表しました。ficlatuzumabについては現在、非小細胞肺がん(NSCLC)患者を対象とした第2相臨床試験が実施されています。ベーリンガーインゲルハイムは今後、米国フリーモントにあるバイオ医薬品開発・製造拠点にて、第3相臨床試験以降の臨床下で使用するficlatuzumabを製造する予定です。ficlatuzumabの開発および商業化の全権利は、今後もアヴェオ社が有します。本契約の金銭面の条件については開示しておりません。
アヴェオ社 上級副社長/最高業務責任者のエラン・エジクソン氏は「ベーリンガーインゲルハイムはモノクローナル抗体に関する専門性が高く、当社にとって理想的な製造パートナーです。本契約の締結はficlatuzumabの臨床開発がさらに進展していることの証でもあるでしょう。ficlatuzumabの第3相臨床試験以降の製造準備をベーリンガーインゲルハイム社と進めることができることを楽しみにしています」と述べました。
ベーリンガーインゲルハイム バイオ医薬品受託製造部門上級副社長のフランク・テルネスは「アヴェオ社からficlatuzumabの受託製造のパートナーに選んで頂けたことを大変嬉しく思います。バイオ医薬品受託製造における当社の25年以上にわたる専門知識・技術を生かし、アヴェオ社の今後のficlatuzumab臨床開発を支援できることを楽しみにしています。この提携は、当社のフリーモント拠点にとっても重要な意味を持ちます。当社の米国での受託製造事業の拡大は、顧客に付加価値をもたらすと確信しています」と述べました。
ベーリンガーインゲルハイムについて
ベーリンガーインゲルハイムグループは、世界でトップ20の製薬企業のひとつです。ドイツのインゲルハイムを本拠とし、世界で145の関連会社と42,000人以上の社員が、事業を展開しています。1885年の設立以来、株式公開をしない企業形態の特色を生かしながら、臨床的価値の高いヒト用医薬品および動物薬の研究開発、製造、販売に注力してきました。
ベーリンガーインゲルハイムは、バイオ医薬品の受託開発・製造事業でも世界の大手企業のひとつに数えられます。哺乳類細胞株、微生物株の開発から製造最終工程、世界市場への供給に至るまで、ワンストップ・ショップのコンセプトでサービスを提供します。モノクローナル抗体、組換えタンパク、インターフェロン、酵素、融合分子、スカフォールドタンパク、プラスミドDNAなど複数の分子クラスで長年の経験を持ち、既に19もの物質を製品として市場に提供しています。さらに、受託製造用に、骨格タンパク質や抗体フラグメントなど新しい抗体模倣フォーマットに対する高抗体価プラットフォーム技術を有しています。詳細は下記をご参照ください
http://www.biopharma-cmo.com
日本ではベーリンガーインゲルハイム ジャパン株式会社が持ち株会社として、その傘下にある完全子会社の日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社(医療用医薬品)、エスエス製薬株式会社(一般用医薬品)、ベーリンガーインゲルハイム ベトメディカ ジャパン株式会社(動物用医薬品)、ベーリンガーインゲルハイム製薬株式会社(医薬品製造)の4つの事業会社を統括しています。日本のグループ全体で約3,000人の社員が、革新的な医薬品の研究、開発、製造、販売に従事しています。詳細は下記をご参照ください。
http://www.boehringer-ingelheim.co.jp
アヴェオ社について
アヴェオ社は、独自のがん生物学研究・技術基盤と開発・商業化の専門知識を組み合わせることで、がん治療薬の創出を目指す製薬企業です。アヴェオ社についての詳細は下記をごアヴェオ社のホームページをご参照ください。
http://www.aveopharma.com
2011年12月1日 米国/ケンブリッジ、ドイツ/インゲルハイム
米国のアヴェオ社(AVEO Pharmaceuticals, Inc. [ナスダック:AVEO])とベーリンガーインゲルハイムは本日、アヴェオ社の新規HGF阻害抗体ficlatuzumab(フィクラツズマブ)の大規模なプロセス開発および受託製造契約を締結した旨、発表しました。ficlatuzumabについては現在、非小細胞肺がん(NSCLC)患者を対象とした第2相臨床試験が実施されています。ベーリンガーインゲルハイムは今後、米国フリーモントにあるバイオ医薬品開発・製造拠点にて、第3相臨床試験以降の臨床下で使用するficlatuzumabを製造する予定です。ficlatuzumabの開発および商業化の全権利は、今後もアヴェオ社が有します。本契約の金銭面の条件については開示しておりません。
アヴェオ社 上級副社長/最高業務責任者のエラン・エジクソン氏は「ベーリンガーインゲルハイムはモノクローナル抗体に関する専門性が高く、当社にとって理想的な製造パートナーです。本契約の締結はficlatuzumabの臨床開発がさらに進展していることの証でもあるでしょう。ficlatuzumabの第3相臨床試験以降の製造準備をベーリンガーインゲルハイム社と進めることができることを楽しみにしています」と述べました。
ベーリンガーインゲルハイム バイオ医薬品受託製造部門上級副社長のフランク・テルネスは「アヴェオ社からficlatuzumabの受託製造のパートナーに選んで頂けたことを大変嬉しく思います。バイオ医薬品受託製造における当社の25年以上にわたる専門知識・技術を生かし、アヴェオ社の今後のficlatuzumab臨床開発を支援できることを楽しみにしています。この提携は、当社のフリーモント拠点にとっても重要な意味を持ちます。当社の米国での受託製造事業の拡大は、顧客に付加価値をもたらすと確信しています」と述べました。
ベーリンガーインゲルハイムについて
ベーリンガーインゲルハイムグループは、世界でトップ20の製薬企業のひとつです。ドイツのインゲルハイムを本拠とし、世界で145の関連会社と42,000人以上の社員が、事業を展開しています。1885年の設立以来、株式公開をしない企業形態の特色を生かしながら、臨床的価値の高いヒト用医薬品および動物薬の研究開発、製造、販売に注力してきました。
ベーリンガーインゲルハイムは、バイオ医薬品の受託開発・製造事業でも世界の大手企業のひとつに数えられます。哺乳類細胞株、微生物株の開発から製造最終工程、世界市場への供給に至るまで、ワンストップ・ショップのコンセプトでサービスを提供します。モノクローナル抗体、組換えタンパク、インターフェロン、酵素、融合分子、スカフォールドタンパク、プラスミドDNAなど複数の分子クラスで長年の経験を持ち、既に19もの物質を製品として市場に提供しています。さらに、受託製造用に、骨格タンパク質や抗体フラグメントなど新しい抗体模倣フォーマットに対する高抗体価プラットフォーム技術を有しています。詳細は下記をご参照ください
http://www.biopharma-cmo.com
日本ではベーリンガーインゲルハイム ジャパン株式会社が持ち株会社として、その傘下にある完全子会社の日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社(医療用医薬品)、エスエス製薬株式会社(一般用医薬品)、ベーリンガーインゲルハイム ベトメディカ ジャパン株式会社(動物用医薬品)、ベーリンガーインゲルハイム製薬株式会社(医薬品製造)の4つの事業会社を統括しています。日本のグループ全体で約3,000人の社員が、革新的な医薬品の研究、開発、製造、販売に従事しています。詳細は下記をご参照ください。
http://www.boehringer-ingelheim.co.jp
アヴェオ社について
アヴェオ社は、独自のがん生物学研究・技術基盤と開発・商業化の専門知識を組み合わせることで、がん治療薬の創出を目指す製薬企業です。アヴェオ社についての詳細は下記をごアヴェオ社のホームページをご参照ください。
http://www.aveopharma.com