「傾きOK」のGNSS受信アンテナで測量作業工数を従来の半分以下に削減
~GNSS測量を適用できる現場が増えて顧客層が拡大~
【2021年2月3日 東京】 計測テクノロジー業界のリーダーであるライカジオシステムズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:日比孝典)は、傾き補正をしなくても正しく測量ができる最新式GNSS受信アンテナLeica GS18 Tを採用した株式会社BMフィールド(以下、BMフィールド)の最新事例を発表しました。BMフィールドはGS18 Tの特長を最大限に生かし、測量作業工数を大幅に削減しただけでなく、最低人員による計測作業で人件費の抑制や、請け負える測量案件の増加により利益向上につなげています。
生い茂った藪の中でも現地測量作業を迅速に完了
また、ゴミ処理場を新設するために10haの原野を測量した現場は生い茂ったヤブのまっただ中だったため、従来トータルステーションを使った場合、現地作業は草切り班が 2 人、測量班が 2 人の、合計 4 人で1カ月かかると見積もられていました。「見通しをさえぎる背が高い草は、草切り班が切りますが、切った草で地面が見えないと測量ができないので、草や葉っぱを片づける時間も必要になります。わたし以外に 3 人の人間を 1カ月間確保するとなると、人件費がかかりますし、出張費、移動費も相当な金額にのぼります」と青山氏は述べています。ところが GS18 Tを使用することで、草切り作業は不要になり、1 人 10 日間で10ha の現地測量を迅速に完了させることができ、BMフィールドは現地作業の工数とコスの大幅なト削減に成功しました。
測量作業工数を大幅に削減
さらに次の一手として青山氏は2020年に発売されたビジュアルポジショニング機能を備えた GNSS 受信アンテナ Leica GS18 Iに注目しています。「今はあきらめている悪条件での GNSS 測量が、もっとできるようになるといいと、いつも考えています。『写真から点の座標がとれる』というのは、その解決策のひとつでしょう」と青山氏は力強く語り、GNSS 測量技術のさらなる進化と可能性に、大きな期待を寄せています。
本事例の詳細はこちらをご覧ください。https://leica-geosystems.com/ja-jp/case-studies/surveying-and-engineering/jp-bmfield-gs18-t
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