【エビソル飲食店予約推移・2021年11月度(2021/11/1〜2021/11/28)】11月は飲食店の予約数が9月に比べ1店舗あたり平均100件以上増加し、2倍以上に
〜2019年比でも116%とコロナ禍以前の水準となる一方、人手不足深刻化の懸念も〜
- 飲食店の予約推移に関する調査サマリ
<全国(1店舗あたり)> 11月総予約数:199.3件 1日平均予約数:7.1件 (対2019年比:116%) (対前月比:127%) |
<大阪(1店舗あたり)> 11月総予約数:230.6件 1日平均予約数:8.2件 (対2019年比:116%) (対前月比:134%) |
<東京(1店舗あたり)> 11月総予約数:182.6件 1日平均予約数:6.5件 (対2019年比:107%) (対前月比:128%) |
<全国>
飲食店における11月の総予約数・1日平均予約数は、対前月比は127%、2019年同月比は116%に。都道府県単位の行動制限緩和により、11月22日週で大幅に増加。また、緊急事態宣言下にあった9月と比較すると1店舗あたり平均100件以上予約が増加しており、2倍以上の212%となる結果に。一方で、真の売上回復への課題は「グループサイズ」と「二次会需要」か。
<大阪>
飲食店における11月の総予約数・1日平均予約数は、対前月比134%と全国・東京に比べて高い数字に。2019年同月比も116%と、全国同様数字の上ではコロナ禍以前に近い回復がみられる。全国で人数制限の解除が進むなか、大阪では12月以降も「1テーブル4人以内」を継続するなど、グループサイズは引き続き課題となる見込み。
<東京>
飲食店における11月の総予約数・1日平均予約数は、対前月比は128%、2019年同月比は107%と、全国、大阪と同様2ヶ月連続で増加。東京都では行動制限の緩和を受け、12月以降人数制限が「1テーブル8人以内」へと緩和される予定で、忘年会シーズンに期待が高まる一方、人手不足がいっそう深刻化する懸念も。
- エビソル飲食店予約推移・11月度(2021/11/1〜11/28)
<全国(1店舗あたり)>11月総予約数:199.3件/1日平均予約数:7.1件(対2019年比:116%、対前月比:127%)
全国の飲食店1店舗あたりにおける2021年11月の総予約数は、前月の157.3件から199.3件、1日平均予約数は前月の5.6件から7.1件と、前月比127%に増加しています。10月1日の緊急事態宣言解除を受け10月度の飲食店予約数は大幅な伸びを見せましたが、11月もその勢いは衰えず、特に11月22日週は予約数が50件台にのぼる結果となりました。また、緊急事態宣言下にあった9月と比較すると1店舗あたり平均100件以上予約が増加しており、2倍以上の212%となる結果に。
11月19日に政府が制限緩和の順次適用を発表し、都道府県単位では会食の人数制限も撤廃されるなど、居酒屋チェーンなどで引き続き課題として声が上がっていたグループサイズにおいてもコロナ禍以前の水準に回復していくことが期待されます。数字の上では客足回復が伺える一方で、特に居酒屋などの夜間営業を主とした店舗では、「二次会需要」の消失により、売上の実数字に大きな影響を受けています。「グループサイズ」や「二次会需要」、「人手不足」、さらに新たな変異株としてオミクロン株が確認されるなど、コロナ禍によって消費者のライフスタイルだけでなく飲食店を取り巻く環境も大きく変化しており、不安定な状況が続きます。
<大阪(1店舗あたり)>11月総予約数:230.6件/1日平均予約数:8.2件(対2019年比:116%、対前月比:134%)
大阪における飲食店の1店舗あたりの総予約数は、前月の172.5件から230.6件、1日平均予約数は前月の6.2件から8.2件と、前月比134%に増加しており、全国に比べて高い水準となっています。週次別の予約数では11月1日週以降で50件台、11月22日週では60件台に到達。コロナ禍以前となる2019年と比べても116%と、全国と同様数字の上では回復を見せています。
各都道府県で飲食店の人数制限を撤廃する動きが加速している一方で、大阪では12月以降も「1テーブル4人以内」の人数制限を設けた会食を引き続き要請するなど、飲食業界の中でもグループサイズの面で特に影響を受けている居酒屋業態では、依然として課題となることが伺えます。
<東京(1店舗あたり)>11月総予約数:182.6件/1日平均予約数:6.5件(対2019年比:107%、対前月比:128%)
東京における飲食店の1店舗あたりの総予約数は前月の142.7件から182.6件、1日平均予約数は前月の5.1件から6.5件と前月比128%に増加しています。週次別の予約数では11月22日週で51.9件と、2021年初となる50件台に到達。コロナ禍以前の2019年同月比では107%と、数字上は10月からの回復傾向を維持しています。
さらに東京都では、これまで「1テーブル4人以内」としていた飲食店の人数制限を12月1日以降「1テーブル8人以内」へと緩和。忘年会シーズンに向け、今後グループサイズの課題解消が期待されるものの、忘年会の開催自体にまだ企業などでばらつきが予想される点や二次会需要が消失していることによる売上への影響に加え、飲食店の人手不足がいっそう深刻化することなど、多くの課題が残されています。
今後もエビソルは、AIやIoTなど最新のデジタル技術を活用して、外食をもっと便利に心地よく体験していただけるよう尽力してまいります。
【調査概要・結果をご覧いただく際の注意事項】
調査期間:2019年12月30日〜2021年11月28日
調査対象:「ebica」および「グルメサイトコントローラー」をご利用の全国約4,000店舗
実施機関:株式会社エビソル
※1:予約管理システム「ebica」および「グルメサイトコントローラー」で全ての予約を一元管理している全国約4,000店舗の前年対比の予約状況
※契約店舗1店舗あたり、1週間における平均予約数を算出。
※ISO WEEKカレンダーの定義に沿って、前年同週対比となります。
※本報道発表資料に記載されている会社名および製品・サービス名は、登録商標または商標です。
※本報道発表資料に記載されている内容、製品、仕様、問い合わせ先およびその他の情報は、発表日時点のものです。これらの情報は予告なしに変更される場合があります。
ebica(エビカ)予約台帳
「ebica(エビカ)予約台帳」は、飲食店向けに開発されたクラウド型の予約/顧客台帳システムです。各飲食店の予約管理ニーズに応じた設定ができ、グルメサイト経由予約の一元管理機能やオウンドメディア向け予約フォームのご提供等、Web予約を主軸とした様々な集客ソリューションをご提供しています。特に最近では中国最大級の生活情報メディア「大衆点評」等との連携により、訪日中国人をはじめとしたインバウンド集客にもご好評をいただいております。
株式会社エビソル 会社概要
所在地: 東京都渋谷区恵比寿4-5-27 パティオクアトロ3F
代表者: 代表取締役 田中 宏彰
設立日: 2011年10月20日
資本金: 59,746,500円(資本準備金含む302,619,500円)
事業内容 : 飲食OMO事業、インバウンド事業、グローバル事業
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