レノボ オンラインパネルディスカッション「いつまで続く?“女性×理系”に対する無意識のバイアス~学校や企業ができることは~」動画公開のご案内
レノボ・ジャパン合同会社(以下レノボ)は、3月7日(月)に「いつまで続く?“女性×理系”に対する無意識のバイアス~学校や企業ができることは~」をテーマに、オンラインパネルディスカッションを開催しました。本パネルディスカッションの動画を本日公開いたしましたので、ぜひご覧ください。
動画:https://www.youtube.com/watch?v=8VsSHQqifog
動画:https://www.youtube.com/watch?v=8VsSHQqifog
本パネルディスカッションでは、CANVAS代表/慶應義塾大学教授の石戸奈々子氏をモデレーターに迎え、一般社団法人Waffle共同創業者兼CEO 田中沙弥果氏、大妻中学高等学校 校長 成島由美氏、レノボ・ジャパン合同会社 代表取締役社長 デビット・ベネット、同社 大和研究所 執行役員 Distinguished Engineer 塚本泰通の4名がパネリストとして登壇しました。一般参加者も募った本パネルディスカッションには事前に100名を超える申し込みがあり、当日はオンライン会議システムのチャットに多くの質問と意見が寄せられました。
【議題と要旨】
議題①「女性の理系進学の現状と課題」
まず、田中氏から「日本の工学部における女子学生の比率が15%程度で、これはOECD加盟国の中でも最下位であり、単純計算で男女半々の比率になるには117年程度かかる」といった現状を共有いただきました。一方で、「女性は理系科目が苦手」というのは学力テストの結果からも根拠のないステレオタイプであることもお話しいただきました。現在生徒の半数が理系への進学を希望している大妻中学高等学校の成島氏は、同校で生徒の理系進学への意識が変化した背景として、学校に様々なにゲストスピーカーを誘致して今後50年求められ続けるスキルについての講演を行ったこと、テクノロジーの面白さを実体験してもらい、さらに最前線で活躍する人から話を聞く機会を作ってきたことなど、具体的な取り組みを挙げられていました。さらにレノボより、女性技術者の採用における課題や開発現場でのダイバーシティの必要性を共有しました。
議題②「理系に進む女性が少ない要因」
次に、議題を女性が理系分野に少ない要因に移し、田中氏より、「女性は理系が苦手」といったバイアスが強いことやロールモデルの不足が要因であることが挙げられました。成島氏からも、保護者や教員の特に工学に対する知識や理解が欠如していることや、同校では生徒だけでなく保護者にもロールモデルの話を聞いていただく機会を作ったことが意識改革に大きく影響したことをお話しいただきました。レノボからは、イノベーションは多様性のぶつかり合いから生まれることや、国内外問わず女性が活躍している現状があること、義務教育段階でテクノロジーへのアクセスが男女関係なく平等にあることの重要性を語りました。また、エンジニア職・技術職を含む女性を取り巻く労働環境や働き方がもたらす影響についても議論が進みました。ここでは民間企業で執行役員も務めた成島氏より、「自身を過小評価しないこと」「チャンスを受け入れること」が後進の女性のためにも必要であるとお話しいただきました。
議題③「企業や学校の具体的な今後の取り組み」
最後に、理系分野に進む女性を増やすために学校・企業ができることについて田中氏、成島氏より、保護者も巻き込んだキャリア講座、教員向けのジェンダー研修、企業による学生に働くイメージを持ってもらうための機会提供の拡大、学校現場での数理教育環境の整備、等々多くの具体的な提案がされました。そして、レノボは、新たに女性に特化したインターンシップと参加学生にレノボの女性社員によるメンター制度を開始する計画を発表しました。
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トップページ : https://www.lenovo.com/jp/ja
プレスリリース :https://www.lenovo.com/jp/ja/news
<レノボについて>
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レノボの詳細については、www.lenovo.com/jp/ja/ でご覧いただけます。
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