【映画館でバレエを】75周年記念、10年ぶり待望のリバイバル新プロダクションで贈るロイヤル・バレエ『シンデレラ』6/16(金)日本公開! 世界的人気のトップダンサーぺアが主演、日本人ダンサーも大活躍!

人生を満たす、情熱のオペラ、魅惑のバレエ。世界最高クラスのバレエとオペラを大スクリーンで。

東宝東和株式会社

世界最高の名門歌劇場「英国ロイヤル・オペラ・ハウス」で上演されたバレエとオペラの舞台を、特別映像を交えてスクリーンで体験できる人気シリーズ「英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2022/23」より、万人に愛される物語『シンデレラ』が、6月16日(金)より1週間限定にて全国公開される。

舞踊評論家・森菜穂美氏の解説で、

「英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2022/23」の10作目、

ロイヤル・バレエ『シンデレラ』の見どころをご紹介!


 巨匠フレデリック・アシュトン振付の『シンデレラ』が初演されたのは1948年、ロイヤル・バレエの前身であるサドラーズ・ウェルズ・バレエ団にて。それは、アシュトンがロイヤル・バレエのために振り付けた初めての全幕作品だった。今回、初演から75周年を記念し、およそ10年ぶりに待望のリバイバル上演となる『シンデレラ』は、舞台装置や衣装も一新されての新プロダクションとなった。



  ロイヤル・バレエのフレデリック・アシュトン版の魅力について森氏は、「義理の姉妹を男性ダンサーが女装してユーモラスに演じることによって、滑稽さと共に、シンデレラに対する意地の悪さがあまり深刻なものではなく、誰も悪い人が登場しないという作品の温かさを象徴させている。」と分析。続けて、「美しく変身したシンデレラが舞踏会に入場するところの、ガラスの靴のトウシューズでつま先立ちのまま一歩一歩階段を下りていく場面の繊細さと初々しい緊張感を見せるところは、本作屈指の名場面。プロコフィエフの少しダークだが煌めくような華麗な旋律の音楽も印象的でドラマを盛り上げる。」と語る。



 なお、舞台装置を手掛けたのは、ローレンス・オリヴィエ賞受賞『となりのトトロ』舞台版の美術デザイナートム・パイ。変身シーンなどにプロジェクション・マッピングを巧みに使用し、花のモチーフを多用したデザインは高く評価された。


 

シンデレラを演じるのは、ロイヤル・バレエのみならず世界を代表するスーパースター・バレリーナであるマリアネラ・ヌニェス。王子には、ロイヤル・バレエ随一の貴公子ワディム・ムンタギロフ。この二人について、森氏は「マリアネラ・ヌニェスは、持ち前の明るい笑顔と完璧なテクニックで、夢をつかむ前向きなヒロインを生き生きと演じ、ワディム・ムンタギロフは、まさに王子の中の王子と呼ぶべきエレガンス、華麗な技巧で魅了する。」と惜しみない称賛を与える。

 さらに、日本出身のダンサーたちが多数出演しているのも見どころで、森氏は、「別公演ではシンデレラ役にも配役されている日本出身のプリマ金子扶生は、優しくシンデレラを導く仙女を気品と温かみのある演技で演じ、そして、主役を食うほどの活躍を見せる義理の姉たちのひとりを日本出身のアクリ瑠嘉が女装して抜群のユーモアで演じる。さらに道化役には目覚ましい活躍を見せる若手の中尾太亮が高い跳躍や美しいつま先で鮮烈な印象を与え、四季の精のうち秋の精を、やはり日本出身の崔由姫が踊るなど、今回も多くの日本出身のダンサーが活躍を見せているのも嬉しいところだ。」と解説。


 世界トップクラスのスターダンサーたちによる、夢とときめきと笑いに満ちた華やかなバレエ作品。単なるおとぎ話に留まらず、ファンタジーと共にドラマと人間味にあふれたロイヤル・バレエの『シンデレラ』には、観た人誰もが幸せな気持ちになる、バレエの魔法がつまっている。ぜひ映画館の大スクリーンで楽しんでほしい。



森菜穂美氏(舞踊評論家)『シンデレラ』解説全文はコチラ

http://tohotowa.co.jp/roh/news/2023/06/13/kaisetsu_cinderella2022/



<ロイヤル・バレエ『シンデレラ』作品情報>


【STORY】


シンデレラは母を亡くし、父と義理の姉たちと暮らしている。義理の姉たちに家事を押し付けられているシンデレラだが、彼女たちにも笑顔を絶やさない。でも一人の時には亡き母のことを恋しく思う。訪ねてきた老女にはパンを与えるなど心の優しいシンデレラ。ダンスのレッスンを受け着飾った義理の姉たちは宮廷での舞踏会へと出発し、彼女は一人留守番をして母を思い出す。すると先ほどの老女が再び現れ仙女の姿になり、四季の精たちがそれぞれの贈り物を与える。かぼちゃは馬車に、シンデレラは美しいドレス姿に変身する。魔法が解ける12時までに帰ってくるようにと仙女に念を押され、シンデレラは馬車で舞踏会へと向かう。

宮廷の舞踏会に到着したシンデレラは、足を踏み入れるなり、輝くばかりの美しさで王子や客人たちを魅了する。王子とシンデレラは踊り、愛が芽生えるが、やがて12時の鐘が鳴る。魔法が解けたシンデレラは慌てて走り去るが、履いていたガラスの靴の片方を落としてしまう。

家に戻ったシンデレラは、昨晩の出来事は夢だったのかしらと片方の靴を取り出しながら反芻している。そこへ、ガラスの靴の持ち主を探している王子一行がやってくる。靴に無理やり足を押し込もうとする姉たちを手伝おうとしたシンデレラのエプロンのポケットから、もう片方の靴が転がり落ちる。貧しい身なりのシンデレラこそが、探し求めていたお姫様だったと王子は気づき、彼女の手を取る。仙女や四季の精、星の精たちに祝福され、二人は永遠の愛を誓う。

 

【振付】フレデリック・アシュトン

【音楽】セルゲイ・プロコフィエフ

【舞台美術】トム・パイ

【衣装デザイン】アレクサンドラ・バーン

【照明デザイン】デヴィッド・フィン

【映像デザイン】フィン・ロス

【特殊効果】クリス・フィッシャー

【振付指導】ウェンディ・エリス・サムズ、ギャリー・エイヴィス

【指揮】クン・ケッセルズ

【演奏】ロイヤル・オペラハウス管弦楽団



【出演】    

シンデレラ:マリアネラ・ヌニェス

王子:ワディム・ムンタギロフ

シンデレラの義理の姉たち:アクリ瑠嘉、ギャリー・エイヴィス

シンデレラの父:ベネット・ガートサイド

仙女:金子扶生

春の精:アナ=ローズ・オサリヴァン

夏の精:メリッサ・ハミルトン

秋の精:崔由姫

冬の精:マヤラ・マグリ

道化:中尾太亮



6月16日(金)よりTOHOシネマズ 日本橋 ほか全国公開


■公式サイト:http://tohotowa.co.jp/roh/   

■配給:東宝東和


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山崎 敏
上場
未上場
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設立
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