信頼できるバイオマス燃料へ──森林認証が支える安定した供給体制
エネルギー事業会社の森林認証取得を支援

「Sustainable Forest」をミッションとする株式会社森未来(本社:東京都港区、代表取締役:浅野 純平 以下、森未来)は、この度、オフィス事業や不動産管理、エネルギー関連サービスなどを手がける四電ビジネス株式会社(本社:香川県高松市、代表取締役:山﨑 達成)の森林認証取得を支援したことをお知らせいたします。
森林認証取得の事例紹介|四電ビジネス株式会社 インタビュー
■森林認証取得の背景

当社は四国電力グループの一員として、エネルギー関連業務に加え、四国内3ヶ所のバイオマス発電所の運転・運用業務も行っております。
バイオマス発電用のホワイトペレットは、過去に供給不安が顕在化した経緯があり、市場に懸念がありました。そこで、安定した供給ソースと連携した販売を目指し、本年3月から新たにプロジェクトチームを立ち上げました。
そうしたなか、海外サプライヤーとの協議が具体化し、販売体制確立のため森林認証取得に着手しました。
■森林認証コンサルティングに依頼した理由

森林認証取得には国際的な規格への対応に加え、国内法制に基づく事業者登録など、複数の手続きが必要でした。しかし、プロジェクトチームは最小人数で営業活動に注力する必要があり、森林認証業務に多くのリソースを割けない状況でした。
加えて、サプライヤーとは本年度上期中というタイトなスケジュール下では手続きのミスが許されず、専門家のサポートが不可欠と判断。この分野で豊富な実績を持つ森未来に依頼を決めました。
自力では解釈が難しい認証の要求事項についても、すぐに相談でき、的確なアドバイスをいただけたことが、非常に心強かったです。
■森林認証取得のメリット
木質ペレットの輸入・販売には森林認証が必須であり、今回森林認証を取得できたことで、ようやく我々が日本国内で販売できる「スタートラインに立てた」と感じています。
また、共通の認証取得という目標は、サプライヤーとの共通認識や仲間意識が芽生え、お互いの本気度が伝わる良い機会になったと感じています。
社内的なメリットも大きく、社員の環境や持続可能性に対する意識が深まり、サプライチェーン全体を意識する取り組みが浸透しました。
■森林認証の今後の活用

今後は、森林認証を起点として、ホワイトペレットの販売活動をさらに促進し、新たな木質燃料の流れを作っていきたいと考えております。また、幅広い環境意識の高いお客様や企業との新たな取引機会を創出し、事業の成長につなげてまいります。
社内外で環境意識の向上と持続可能な資源利用をさらに促進し、「森林認証の理念をバトンとしてつなぐ」役割を果たすことで、森林環境の保全とエネルギー事業全体の持続可能性向上にも貢献できると確信しています。
取材・執筆:森やみどり(ライター)
■森林認証コンサルティングについて
森未来では、FSC®︎、SGEC/PEFC認証取得のコンサルティングを行っています。
認証取得に必要な体制づくり、担当者への教育訓練、模擬審査の実施、書類の整備まで、準備から運用すべてを一貫して支援いたします。
初めての認証取得で何をすればいいのかわからない、取得後の対応でお困りのことなどございましたらお気軽にご相談ください。
FSC®:
株式会社森未来はプロモーションライセンスを取得しています。
プロモーションライセンス:FSC®N004031
FSC®は株式会社森未来が提供する研修コンサルティングサービスの内容に責任を負いません。
SGEC/PEFC:
SGEC認証(SGEC/31-31-1512)、PEFC認証(PEFC/31-31-1512)
■会社情報
会社名:株式会社森未来
代表者:代表取締役 浅野純平
住所:〒108-0014東京都港区芝5-27-6 泉田町ビル6階
設立:2016年4月
コーポレートサイト:https://shin-mirai.co.jp/
「Sustainable Forest」をミッションに、森林・林業・木材に関するITビジネスを展開。
BtoB向け木材プラットフォームeTREE:https://www.etree.jp/
■本リリースに関するお問い合わせ先
株式会社森未来 広報担当
pr@shin-mirai.co.jp
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