関西ペイントグループ、欧州事業を拡大 連結子会社Helios、鉄道塗料事業資産を買収
関西ペイント株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:毛利 訓士、以下「関西ペイント」)の欧州連結子会社であるKansai Helios Coatings GmbH(本社:オーストリア、以下「Helios社」)は、Beckersグループの子会社であるBecker Industrie SAS(本社:フランス、以下「Beckers社」)と鉄道塗料の事業資産の買収に合意いたしましたのでお知らせいたします。
- 買収について
- Beckersグループについて
- Helios社について
Helios社は、オーストリアを拠点とし、欧州広域で工業用塗料を始めとした幅広い用途の塗料を提供しています。鉄道用塗料としては、Rembrandtin、Heliosと2つのブランドを擁し、更には2022年8月に事業資産買収しドイツで設立したKANSAI HELIOS Wefa社(以下、Wefa社)の事業ブランドを新たに加え、欧州における鉄道用塗料市場で確固たる地位を築いてきました。フランス及び周辺国での鉄道用塗料の地位と高い技術力を有するBeckers社の事業を引き継ぐことで、フランスなどの新市場への進出を果たすとともに、当社の欧州および世界での鉄道用塗料をはじめとした工業分野における競争力を更に強化するものとなります。
関西ペイントグループは、2022年4月からスタートした、「第17次中期経営計画」において重点方針のひとつに、「成長分野への積極投資」を掲げています。インドや欧州を中心に当社グループの強みを強化しつつ、200億円規模の枠で中小型のM&Aを行い、海外事業の拡大を進めております。本件は2022年8月の欧州におけるドイツwefa社の鉄道事業資産の買収、2022年11月30日に公表した欧州の粉体塗料会社CWS Lackfabrik GmbH の株式取得に続くものとなります。
今後も、グループ戦略として「B to Bビジネスへのシフト」「インド・欧州等の注力事業・分野の強化」を進めるべく、事業ポートフォリオの最適化を実現する中小規模のM&Aだけでなく、大規模なM&Aの可能性も模索しながら、当社グループの事業の拡大を進めてまいります。- 関連ニュースリリース
https://prtimes.jp/a/?f=d22308-20221216-31c8234c443dc38b3c73f59476bf5dbe.pdf
- 関連資料
https://ssl4.eir-parts.net/doc/4613/ir_material_for_fiscal_ym/109137/00.pdf
- 関西ペイント会社概要
本社 : 大阪府大阪市中央区今橋二丁目6番14号
代表者 : 代表取締役社長 毛利 訓士
設立 : 1918年5月
事業内容 : 「各種塗料の製造・販売」「配色設計」「バイオ関連製品および電子材料関連製品の製造・販売」
ホームページ : https://www.kansai.co.jp/
- Helios社概要
本社 : Ignaz-Kock-Strasse 15 1210 Vienna, Austria
代表者 : 梶間 淳一
設立 : 2005年1月19日
事業内容 : 「塗料製造・販売会社の持株会社」
株主構成 : 関西ペイント株式会社80%
ホームページ : https://www.kansai-helios.eu/
- 新会社概要
設立 : 2023年1月(予定)
事業内容 : 「塗料販売」
株主構成 : Kansai Helios Coatings GmbH 100%
- 関西ペイントについて
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像