「がんと性(セクシュアリティ)」に特化したウェブサイト公開!
がんと性に関するウェブサイトを公開、CNJのキャラクターネームも一般投票で決定しました。
がんの進行や治療は、治療後の性生活・妊娠・出産といった性機能や生殖機能に影響を与えることがあります。がんと診断直後はそんなことを考える余裕がないかもしれませんが、治療がひと段落ついたころ、日常生活の幅が広がるにつれて疑問が沸いてきたり、誰に相談してよいか迷うことがあるかもしれません。話しにくい事柄ではありますが、正しい知識をもつことは他の副作用と同様にとても大切なことです。また、セクシュアリティは生殖や性的行動、リスク、性感染症等の病気の予防だけでなく、相互の尊重と平等に基づく愛や人間関係といった、ポジティブな側面をもつ日常でもあります。
このサイトは渡邊知映先生(昭和大学保健医療学部 教授)の総合監修を受け運営いたします。専門領域においては、以下の先生方も監修に加わり、より専門性の高いさまざまな視点から情報を発信します。
【監修】菊地栄次先生(聖マリアンナ医科大学 腎泌尿器外科学 教授)
湯村寧先生(横浜市立大学附属市民総合医療センター 生殖医療センター泌尿器科)
大川玲子先生(鎮誠会千葉きぼーるクリニック/国立病院機構千葉医療センター非常勤)
宇津木久仁子先生((公財)がん研究会有明病院 健診センター、婦人科、リンパケア室)
このサイトがセクシュアリティについてがんに影響を受けた人と支える人がともに話し合うきっかけになることを願っています。
また、言葉にはなかなかしにくいがん患者・パートナーとのコミュニケーションをサポートしてくれるCNJのキャラクターが誕生し、一般公募で寄せられた591件のネーミング案から、最終選考に残った3案をSNS等で一般投票、名前が決まりました。
同キャラクターのLINEスタンプやがんとセクシュアリティに関する個別相談に応じるアプリも近日公開予定。情報を発信するのみでなく、コミュニケーションのサポートや、実際に個別のガイドもできるように事業を進めてまいります。是非、多くのがん患者・パートナー、そのほか医療従事者にもご活用いただきたいと思います。
本事業のオンラインセミナーも参加申し込み受付け中です。
詳細・申込
【AYA week 2021イベント オンラインセミナー】もっと知ってほしいAYA世代のがんとセクシュアリティのこと
・開催日時:2021年3月19日(金) 18:30-20:00
・定 員:zoomウェビナー 定員100名(がん患者・パートナー先着順)
YouTubeライブ配信 定員無し(医療従事者、一般、どなたでも参加可能)
・参加費用:無料(事前申込制) 今後の開催のためご寄付をお願いいたします
・申 込:https://www.cancernet.jp/30659
本事業は日本対がん協会の協力による休眠預金活用事業です
【認定 NPO 法人キャンサーネットジャパン(CNJ)】 1991年に発足し、がん患者が本人の意思に基づき治療に臨むことができるように、科学的根拠に基づく情報発信を行うことをミッションとしています。2001年にNPO法人化、2007年1月に専用事務局を開設し、現在は東京と大阪を拠点に全国で活動しています。2016年8月認定NPO法人となり、現在の主な活動は、各種がんについての啓発イベント、全国のがん診療連携拠点病院等に設置されている「もっと知ってほしいシリーズ冊子」の制作、養成講座や認定試験など教育事業等も実施しています。これらの活動を通して、がんと向き合う人々が自分らしくがんと向き合える社会を実現することを目指しています。希少がんも含め、あらゆるがんに関する最新医療情報発信のため、2014年より毎年開催しているジャパンキャンサーフォーラムは、がん患者・家族のみならず一般市民を対象とした最大級のがん啓発イベントです。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像