東京はオリーブが全国傾向を覆し1位に!春の庭木剪定ランキング【4〜6月全国口コミ調査】

株式会社ミツモア

オンラインで見積もり比較・受発注ができるサービス「ミツモア」を運営する株式会社ミツモア(本社:東京都中央区、代表取締役:石川 彩子)は、4〜6月にミツモアで剪定依頼をした方の口コミをもとに、地域ごとの剪定樹種の傾向を分析しました。

その結果、東京都では全国傾向と異なり「オリーブ」の剪定依頼が1位となり、全国で最多のキンモクセイとは異なる傾向が見られました。5月には剪定依頼が増加する季節特性や、地域によって異なる剪定樹種など、日本の庭木事情を紹介します。

東京ではオリーブが1位に!全国とは異なる東京の庭木剪定事情

  • オリーブ(8.2%)が東京で最も人気の剪定対象に

  • キンモクセイ、シマトネリコ、モミジ(各7.2%)と続く

  • ハナミズキ(6.2%)も人気

※2024年4月1日〜6月30日にミツモアで剪定を依頼した際の口コミに基づき、樹種を集計(有効回答463件)

東京でオリーブ剪定が増える背景

全国では5位のオリーブが、東京では1位となっています。剪定のプロ・葵ガーデン様によれば、近年「オリーブが好き」「植えたい」という声が増えており、剪定だけでなく新規植栽の依頼も目立っているとのことです。

ミツモアプロ:葵ガーデンさまの声

「オリーブは春以降に枝がぐんぐん伸びるため、やはり4月からの依頼が増えます。東京では“オリーブが好き”という方が多く人気がありますね。ここ数年でも剪定依頼が増えている印象です。新しく植えたいという方も多く、“実がなるのが楽しみ“という声をよく聞きます。」

東京のオリーブ人気には、「周囲でも植えている人が多いから」といった、いわば“流行り”の感覚も背景にあるようです。選ばれる理由は機能性よりも好みや感覚に根差しており、「好きだから植えたい」という動機が強いのが特徴といえます。

春は全国的に剪定依頼が急増:5月が最盛期に

春から初夏にかけては庭木が大きく成長する時期です。気温の上昇に伴って、剪定の見積もり依頼も全国的に急増します。昨年は、4月に入ると3月の約2倍、5月には約3倍と、一気に需要が高まりました。中でも5月は1年の中で最も依頼件数が多く、剪定サービスの"繁忙月"となっています。

また9月~10月にかけても需要が増加する傾向が見られ、春~初夏と秋の年2回が、庭木の手入れタイミングとなっていることがわかります。特に台風シーズン中の対策や、夏に伸びきってしまった樹木の整備などが、この時期の依頼増加につながっていると考えられます。

4~6月に全国で人気の剪定樹種TOP5

1位:キンモクセイ(9.1%)

2位:シマトネリコ(6.7%)

3位:マツ(6.0%)

4位:ウメ(4.2%)

5位:オリーブ(4.0%)

※2024年4月1日~6月30日ミツモアを通した剪定依頼についた口コミを解析(有効回答件数463件)

各樹種の特徴と依頼が多い理由

キンモクセイ

「巨大化して手に負えない」「隣地にはみ出す」などの声が多く、剪定依頼の定番樹種です。花の時期である10月前後のみでなく、4〜5月の段階でも成長が気になり依頼が増加する傾向にあります。

シマトネリコ

多くの家庭でシンボルツリーとして選ばれています。成長が非常に早いため、春先から早めの手入れが必要になるケースが多いです。「5〜6mになって隣家にはみ出してしまった」「幹も太くなって自分では剪定が大変」といった理由でプロに依頼されます。

マツ

専門的な技術を要するため、プロへの剪定依頼が特に多い樹種です。「数年手入れできず伸び放題」「ボサボサ状態」からの依頼が多く見られました。

ウメ

「花が終わった後の整理剪定」が主な依頼理由です。「来年もきれいな花を咲かせたい」など、庭のシンボルとして大切にされるケースが多く見受けられます。

オリーブ

特に都市部での人気が高い木です。全国では5位ですが、東京では1位と地域差が見られます。上位の樹種と同様に成長が早いため、「枝が伸びて形が崩れる」のを防ぐための剪定依頼が多く、「玄関先のシンボルツリーなのできれいにしておきたい」といった美観を重視する声も目立ちます。

地域別に見る、人気の剪定樹種

剪定依頼のある庭木は、地域によって傾向が異なります。昨年4〜6月に寄せられた利用者の口コミをもとに、各都道府県で剪定依頼が多かった樹種をマップで可視化しました。

大阪、千葉、埼玉ではキンモクセイの剪定が目立つ

キンモクセイは全国で1位だけあって、大阪をはじめ千葉、埼玉、広島や熊本など各地で多く依頼されています。これらの地域では、生垣や庭木としてキンモクセイが多く植えられている傾向があります。

全国的に人気のシマトネリコは神奈川がトップ

シマトネリコはキンモクセイよりも回答地域が多く、特に神奈川県では人気です。神奈川県のトップ樹種は、シマトネリコ(16.2%)、キンモクセイ(12.6%)、オリーブ、ウメ、マツ、ハナミズキ(各8.9%)となっています。

福岡や愛知、岐阜でマツ剪定の需要あり

マツは愛知県、福岡県、岐阜県などで上位に入っています。伝統的な日本庭園が多い地域で、特に需要が高いことが特徴です。愛知では、マツと並んでシマトネリコも人気があります。

北海道ではコニファーやマツが上位に

北海道では寒冷地に強いコニファーとマツが多く依頼されています。地域の気候に適した樹種が選ばれる傾向があります。

樹種と地域に合わせた剪定時期とは?

剪定の推奨時期と実際の依頼時期は必ずしも一致しない

庭木は樹種によって理想的な剪定時期が異なり、常緑広葉樹のキンモクセイなら5~6月、シマトネリコは3~4月、オリーブは2~3月が一般的とされています。落葉樹は休眠期の12~2月が基本です。

しかし実際のデータでは、多くの方が「伸びてきた」「形が崩れてきた」などの見た目や機能性で判断し、必ずしも“最適な時期”にこだわらず依頼していることがわかります。

オリーブは「暴れる木」。綺麗に伸ばすなら今のうちに剪定を

オリーブのこの時期の剪定について、ミツモアプロの葵ガーデンさまへ話を伺いました。

「オリーブは“暴れる木”とも言われていて、剪定をしないとボサボサになってしまうんです。梅雨時期に大きくなるので、今のうちに整えておくとキレイに育ちます。半分に切るなど極端なことをせず、整える程度の剪定なら4月〜5月でも問題ありませんよ。」

まとめ

今回の調査で、剪定依頼の樹種に明確な地域差があることが明らかになりました。全国的にはキンモクセイが定番の剪定樹種である一方、東京ではオリーブが1位となっています。

庭木の剪定は、悩んだタイミングでプロへ相談を

プロは樹種と状態を見て、その時点での最適な対応を提案できます。特にオリーブのような「暴れる木」は、早めの対応が美しい樹形を保つ秘訣です。

迷ったら植木屋など剪定のプロに相談し、庭木をベストな状態に保ちましょう。

【調査概要】

調査対象期間:2024年4月1日〜6月30日

調査対象:「ミツモア」を通じた庭木の剪定に寄せられた口コミ

調査件数:口コミ約1,000件(このうち、剪定樹種が特定できた有効回答数:463件)

【調査協力】

葵ガーデン: https://meetsmore.com/p/X7WNW9HPEWpf4zpT

※オリーブ剪定に関するコメントのみご協力いただきました。その他の内容は、すべてミツモア独自の調査結果に基づくもので、葵ガーデン様は関与しておりません。

【関連サービス】

庭木の剪定:https://meetsmore.com/services/tree-trimming

庭の手入れ:https://meetsmore.com/t/gardening

【記事等でのご利用にあたって】

本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。

・引用元が「株式会社ミツモア」である旨の記載

・ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。

URL:https://meetsmore.com/services/tree-trimming/media/258400


会社概要

会社名 :株式会社ミツモア

代表者名 :石川 彩子

住所 :〒104-0061 東京都中央区銀座7丁目16-12 G-7 ビルディング 8F

設立 :2017年2月8日

事業内容 :オンラインで見積もり比較から受発注までワンストップで完結するサービス「ミツモア」や、現場業界特化のオールインワンSaasサービス「プロワン」を開発・提供

URL :https://meetsmore.com

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業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区銀座7丁目16-12 G-7ビルディング8階
電話番号
080-3217-9739
代表者名
石川彩子
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2017年02月