地銀再編における統合メリットを最大化するDX基盤「POWER EGG」

～ 2021年に福邦銀行を子会社化し、2026年の合併を目指す福井銀行でも採用が決定 ～

三谷産業株式会社（本社：石川県金沢市／代表取締役社長：三谷 忠照、以下 三谷産業）の提案により、株式会社福井銀行（本店：福井県福井市／代表執行役頭取：長谷川 英一、以下 福井銀行）が統合型コラボレーションツール「POWER EGG」の採用を決定し、2024年1月15日からの本稼働を予定しています。

「POWER EGG」は、三谷産業子会社のディサークル株式会社（本社：東京都千代田区／代表取締役社長：内田 晃司、以下 ディサークル）が開発する、グループウェア、汎用申請ワークフロー、Webデータベースなどの機能を備えた製品です。業務プロセスの可視化や、電子化によるペーパーレス化などを通じて、大幅な業務効率化と生産性向上を実現し、導入企業のDXを推進します。

2023年11月末時点で1,530社、約584,000ライセンスの販売実績を有しており、特に金融機関へは89行庫もの販売実績を誇っています。

金融機関の細やかな業務フローにも柔軟に対応することができ、業務プロセスの見える化や大幅な効率化に貢献する「POWER EGG」。スマートフォンにも対応し、出張などの外出時でも申請・承認業務が可能。

■地方銀行の再編が進む中、統合メリットを最大化することができる「POWER EGG」

近年、人口減少による顧客基盤の縮小や、低金利の長期化による利益縮小を背景にして、地方銀行同士が経営基盤の強化や競争力の維持・向上のため、経営統合を行う流れが強まっています。経営統合をする地方銀行は、規模の拡大に伴って、収益力の拡大やコストの削減などを実現することができれば、大きなメリットが得られるようになります。

「POWER EGG」は業務情報を一元管理し、シームレスにストレスなく組織間の連携を強化することができます。そのため、それぞれに異なる企業文化を持つ金融機関同士が経営統合を行う際、そのメリットを最大化することが可能です。例えば、Webデータベースやワークフローの機能を活用し、人事、総務、経理などのバックオフィス業務における事務処理を統合させることで、業務のスピードアップと間接費の削減を実現します。また、営業部門においても、コミュニケーション基盤として情報共有を活性化させ、営業力の強化や営業生産性の向上につなげます。

第一地銀における「POWER EGG」の全国のシェアは30%を超え、再編が進む地方銀行に導入が進んでいます。金融機関へのこれまでの豊富な販売実績が、同業界における信頼感を生み、さらなる販売拡大につながっています。

■福井県の第一地銀である福井銀行でも「POWER EGG」の採用が決定

2021年10月に株式会社福邦銀行（本店：福井県福井市／取締役頭取：湯浅 徹、以下 福邦銀行）を子会社化した福井銀行でも、「POWER EGG」の採用が決定し、2024年1月15日からの本稼働を予定しています。BPR（ビジネスプロセス・リエンジニアリング：業務改革）に活用し、福井銀行と福邦銀行の両行間のシナジーはもとより、グループ全体に大きなシナジーを創出するため、これまで使用していた旧来のグループウェアから脱却し、「POWER EGG」に移行することを決めました。

2018年に福邦銀行が「POWER EGG」を先行導入していたために、福井銀行でも同システムのワークフローを一部使用するようになっていたことも、今回の採用決定の後押しとなりました。また、両行は2026年5月を目標にして、合併することを発表しています。

■販売・サポートの充実したネットワーク

「POWER EGG」は、三谷産業をはじめとする、ディサークルの多くのパートナー企業が、全国のお客さまに販売を展開し、そのネットワークを活かしてきめ細やかな導入・アフターフォローのサポートを行っています。また、「POWER EGG」を有効活用するための情報交換や異業種交流の場となっている「POWER EGGユーザ会」も好評を博しています。

三谷産業は、ディサークルの多くのパートナー企業とともに、再編が進む金融機関に向けて、引き続き「統合メリットを最大化するツール」としての「POWER EGG」の提案を強化し、お客さまの付加価値向上に貢献してまいります。

（補足情報）

【株式会社福井銀行について】https://www.fukuibank.co.jp/

1899年に設立された、福井県福井市に本店を置く第一地方銀行です。地元を愛し、その発展に尽くすことを第一義とする無私の精神は、創立当初からDNAに深く刻まれ、現在も変わらず「企業理念」にしっかりと受け継がれています。本支店・出張所は98か店、11社のグループ会社を展開しています。2021年10月に福邦銀行を子会社化し、2026年には福邦銀行との合併を目指します。両行グループは1つの金融グループ「Fプロジェクト」として、地域・お客さまの持続的な成長、発展のために質の高いサービスを提供しています。

【三谷産業グループについて】https://www.mitani.co.jp/

石川県金沢市で創業して95年、ベトナムで創業して29年の複合商社です。北陸、首都圏、ベトナムを拠点に、化学品／情報システム／樹脂・エレクトロニクス／空調設備工事／住宅設備機器／エネルギーの６セグメントで事業を展開しています。商社でありながら、時にメーカーとして、また時にコンサルタントとして、お客さまにとっての最適を追求するとともに、「創業90年を越えるベンチャー企業」として更なる進化へと挑戦しています。2023年3月期：連結売上高90,416百万円／連結従業員数3,545名

【「POWER EGG」について】 https://poweregg.d-circle.com/

「POWER EGG」は、「気づき」と「つながり」をコンセプトに、(１)グループウェア、(２)汎用申請ワークフロー、(３)Webデータベースなどの機能を備えた業務のデジタル化ツールです。広い範囲の業務情報を集約することで、業務効率化や社内コミュニケーション活性化を支援しています。最近では、多様な働き方を推進する企業や地域金融機関における導入実績が急増し、2023年11月末時点で、国内1,530 社（金融機関89行庫、行政・自治体：78団体を含む）、約584,000ライセンスの販売実績となっています。導入先企業からは、「業務生産性の向上」「決裁の迅速化」「業務プロセスの見える化」「ペーパーレス化によるコスト削減」といった導入効果について、高い評価と満足を得ています。

※「POWER EGG」は、ディサークル株式会社の登録商標です。