AXerに、バナーワイヤーを対話で修正できる機能を追加。並行進行中の過去案件も戻って修正可能に
先方確認を待つ間に次の案件を進め、戻ってきた修正指示にその場で応じる。制作を止めずに直せる状態へ。
株式会社アイトリガーは、マーケティングAX支援サービス「AXer」で、バナーのワイヤー制作に、対話形式で修正を反映する仕組みを2026年7月より提供開始します。自社の広告クリエイティブ制作業務で本番運用する中で、確認待ちの間に次の依頼へ進むと前の依頼に戻れず、修正だけが仕組みの外に残る状態を確認したことを受けたものです。広告クリエイティブを継続的に制作する企業に向け、生成して終わりにせず直しながら回せる制作フローとして提供します。業務そのものを作り変えるマーケティングAXの一環です。

確認待ちの時間が、修正を仕組みの外に押し出していた
株式会社アイトリガーは、自社が担当する広告クリエイティブ制作業務(案件名非公開)において、商品画像と商品URLからバナーのワイヤー2案と生成用プロンプトを組み立てる仕組みを本番運用してきました。※詳細別記事参照
その運用の中で、工程の断絶を確認しています。1件目のワイヤーを提出して先方の確認を待つ間に、2件目の制作へ着手する。この並行進行が現場の標準です。ところが1件目に修正指示が返ってきても、2件目を開いた状態から1件目へ戻る道がなく、修正だけは仕組みの外で手作業になっていました。
作る工程が速くなっても、直す工程が外に残ります。修正は発生回数が多く、ここが属人化すると、帯の位置や文字サイズ、配色の判断が担当者ごとに揺れ、トンマナの再現性が崩れます。確認と修正の往復がリードタイムを決めているのに、その部分だけ人手に依存し続ける状態でした。同社はこの解消を設計・検証し、自社業務に実装して運用を開始しています。
AIによる制作は、生成の精度ではなく「直せるかどうか」で実務に乗る
AIによる制作が実務に乗るかどうかを決めるのは、一発目の生成精度ではなく、返ってきた指示をどれだけ小さく速く反映できるかです。株式会社アイトリガーはこの考え方に基づき、生成の後ろにある修正の往復を仕組みの中に取り込みました。実現する変化は3つです。
①修正のやり取りが、制作の場から離れない
直したい点を言葉で伝えると、ワイヤーの該当箇所だけが差し替わります。修正のたびに別のツールへ移る必要がなくなります。
②並行して進めている案件が、互いを塞がない
案件ごとにワイヤーと修正の履歴を保持するため、後の案件を開いたまま前の案件へ戻って直せます。確認待ちが手を止める理由になりません。
③直した内容が、次の制作の判断材料として残る
どの指示でどこを直したかが案件フォルダに残ります。担当者が代わっても同じ判断を再現できます。
品質の芯(構図、情報の優先順位、薬機法を踏まえた言い換えの基準)は固定し、テイストや型だけを差し替える設計にしています。訴求は成分名をそのまま並べず、ユーザー目線のベネフィットへ翻訳し、事実は注記で担保します。文字と帯は日本語のレイアウト処理を分けて後から重ねるため、表示の崩れが起きません。
なお本機能は単体のSaaSツールとして提供するものではなく、AXerが提供するリソース(人・ツール・ノウハウ)の一部として実装します。商品情報や原稿を扱うため、取り扱い範囲と保存先の設計は導入企業ごとに個別に定めます。詳細はAXerのサービスページをご覧ください。
生成の精度を上げる話ではなく、確認と修正を前提にした業務設計の話
今回の追加は、単一機能の改善ではありません。AIの生成物を、人の確認と修正が前提にある業務のままで組み込む、という設計の実証です。AXerは、人・ツール・ノウハウで業務フローそのものを設計・構築・運用するサービスです。
人が仕組みの外で直すフローから、修正までを仕組みの中で受け止めるフローへ切り替えます。現在は特定案件で運用しており、同型の課題を持つ企業へ順次提供を開始します。今後は画像の生成と細部の調整までつなげていきます。本リソースは完成したパッケージではなく、各社の制作体制や商材特性に合わせて組み替えます。課題の整理段階からご相談いただけます。
■ AXer サービスページ
https://aitrigger.co.jp/service/axer/
■株式会社アイトリガー(AITRIGGER Inc.)
本社:東京都新宿区西新宿6-11-3 Dタワー西新宿16階
事業内容:デジタルマーケティング支援(運用型広告・インハウス支援)、マーケティングリソース提供(MRM)、マーケティングAX事業
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