さようなら受験勉強。ありがとう受験研究社。受験対策の勉強はもう過去のものへ。
学習者に寄り添い、学び心に火を灯す教材開発を続けたら、社名が合わなくなってきました。
このプレスリリースは、April Dreamプロジェクトに共感し、4月1日を夢があふれる日にしようとする事業者が、やがて叶えるために発信した夢です。
増進堂・受験研究社は”学ぶすべての人に最良の学びを届ける”をミッションとして、常に学習者に寄り添い、好奇心や探究心といった「学び心」に火を灯していくような教材開発に取り組んでいます。
近年では”Learn for fun”を掲げ、AI・VR技術にも可能性を見出して、創業130年の知見と融合した新たな教材づくりに挑戦中。大正13年(1924年)に受験研究社の商号で参考書の出版を始めて間もなく100年。充実した学びによってどんどん成長していく子どもたちが、従来の枠組みを変えてしまうような社会を目指してまいります。
●受験対策の勉強は過去のものへ
受験対策のための勉強がなくなる社会がもうすぐそこまで近づいています。本来「受験」とは、普段の自らの学習の成果を発揮する場として定義されたものでしたが、次第に試験に沿った教育・学習=受験対策がクローズアップされるようになっていきました。
しかし、現在では学習者・保護者が大切にする「学び」は、好奇心に導かれる主体的な学習や教科内容そのものの探究としての学習にシフトしてきています。その背景の1つとして、”Learn for fun”を掲げた教材開発によって自学自習を後押ししてきた受験研究社の存在が注目されています。
●学習者に寄り添い続けた結果…
増進堂・受験研究社(本社:大阪市西区、代表取締役:岡本明剛)は、日本初のドリル型教材の発刊や、「知りたいことが何でもわかる」をコンセプトに厚物参考書という新しいジャンルを確立するなど、時代に先駆けた教材を出版してきました。
創業以来130年にわたって常に学習者に寄り添い、子どもたちの家庭学習・自学自習が充実したものになるよう、好奇心や探究心といった基礎学力の礎になる学びの教材を追求し、これまで『自由自在』『標準問題集』『天才脳ドリル』といった多数の参考書・問題集・ドリルをリリースしてきました。なかでも厚物参考書『自由自在』は、2600万部60年のロングセラー書籍として親・子・孫と世代を超えて親しまれています。
また本年2月には、ベストセラー『ケーキの切れない非行少年たち』の著者(医学博士/宮口幸治)が実践するコグトレ(認知機能強化訓練)と計算問題を融合した新しい発想のドリル教材『コグトレ計算ドリル』を発売しました。
さらに近年は、AIやVRなど先進のテクノロジーを利用した教材の研究開発にも力を入れており、”Learn for fun”をモットーに推進してきた取り組みは、従来の詰め込み型の学習と一線を画すものとして徐々に社会から支持され、保護者からも子どもが気軽に始めて自発的に学び続ける成長を実感できると好評をいただいております。
●家庭の学習充実度が過去最高に!
最新の統計によると、日本全国の家庭学習の充実度の指標が軒並み上昇しています。
この要因の一つに当社の教材の存在を指摘する有識者も多く、このような社会の変容に応じて、高校受験・大学受験もこの数年で様変わりしてきました。ある進学校の入試担当者のインタビュー記事を紹介させていただきます。
<ある進学校 入試担当者Aさん>
A:「最近、入試は不要だと思っています。というのも、選抜したくても、受験生全員が基礎学力は完璧ですし、誰に言われなくても家庭学習してきた生徒ですから学習姿勢や探究心も旺盛。むしろ、学力以外の部分で定員は埋めてしまい、お預かりしてから卒業するまでにふるい落とす・・・くらいの育成の仕方が時代にマッチしていると思います。」
このような反応は大学側にも見受けられます。
<ある大学 入試担当者Bさん>
B:「ウチの大学では3年前から、いわゆる選抜試験を辞めています。日本中、基礎学力は備わっている高校生ばかり。あとは、自分が大学に入って行いたい研究計画を提出してもらい、それがウチの大学で実現をサポートできそうかどうかだけ、我々は見ています。そろそろ、「受験市場」なんて言葉は死語になるでしょうね。え?受験研究社さん?存じておりますよ。いやあ、もう受験がなくなるのですから、社名変更された方がいいですね。」
試験に出題されるから勉強する…。そのための教材ではなく、学ぶべき内容に興味を持たせる教材を開発する。
大正13年(1924年)に受験研究社の商号で参考書の出版を始めて間もなく100年。
「受験研究社、頑張りすぎて社会から受験が激減。社名変更を迫られる!」とニュースになるくらい、好奇心や探究心といった「学び心」に火を灯していくような教材開発に取り組み、子どもたちが将来あらゆる局面を打開していくことができるように、学びの質の向上に貢献してまいります。
<直近の主な取り組み>
▼近畿大学との産学連携
近畿大学との産学連携でVR空間を用いた授業コンテンツやイベントの企画・制作を推進。昨年の近畿大学のWEBオープンキャンパス「CLOSE CAMPUS」では、VR空間を用いた特別コンテンツの配信を実現し、今年に入ってからはVR空間での一斉授業による実証実験を実施しました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000037.000043401.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000047.000043401.html
▼「CLIL ライブラリー」の第一弾が着々と進行
主に英語を通して教科科目や様々なテーマを学ぶ「CLIL(クリル)」。現在制作を進める『Bible CLIL(仮称)』は、世界の文化や風習、言語を深く理解する一助として聖書を活用したCLIL教材です。
増進堂・受験研究社が提供する英語検定教科書でもCLILは重要なエッセンスとして位置づけており、今後「CLIL ライブラリー」では、様々なテーマを題材にしたコンテンツをリリースしていく予定です。
https://www.youtube.com/watch?v=CRXkB88biS0
▼360度画像による発見型教材をリコーと開発
RICOH THETAで撮影した360度画像を活用した発見型教材を開発し、子どもが自主的に学ぶ力の育成や動機づけをねらいにして実証授業を実施。アンケート結果では、発見型教材を使った教材の可能性を拓く有益な実証結果が得られました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000043401.html
▼理研と進める英作文の段階的自動評価
当社と理化学研究所AIPセンター・東北大学が進める共同研究に和文英訳の段階的評価システム(AIによる自動採点)があります。複数の指標で学習到達状況を見る「ルーブリック評価」に即時性をもって対応し、教育現場での運用を見通すための実証研究を進めています。
(段階的評価システムのデモ映像)https://www.youtube.com/watch?v=dETBGVx-2xs
この他、当社の活動は日常のものから今後のことまで、公式Twitterでも情報発信をしています。
ご興味がありましたらフォローをよろしくお願いします。
公式Twitter:https://twitter.com/ZJ1890_official
「April Dream」は、 4月 1日に単に笑えるネタではなく実際に企業が叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。
■会社概要
株式会社増進堂・受験研究社
1890年創業の教育系出版社。日本初のドリル型教材や、「知りたいことが何でもわかる」をコンセプトに厚物参考書という新ジャンルを確立し、2600万部60年のロングセラーとなっている『自由自在』シリーズなど、創業以来130年にわたり常に時代に先駆けた教材を開発。“学ぶすべての人に、最良の学びを届ける”をミッションとし、現在は出版にとどまらず、デジタル事業・海外事業・発達に特性のある子どもや外国人の子ども向けの多様な学び事業など、様々な角度から教育事業を推進。AI・VRなどの最新技術の実証研究や、新分野のコンテンツ開発などを行うNEXT LEARNING Labsも運営。
所在地:大阪市西区新町3丁目3番6号
代表者:代表取締役 岡本明剛
http://www.zoshindo.co.jp/
130周年記念サイト https://www.zoshindo.co.jp/special/130th.html
■本件に関する取材およびお問合せ先
株式会社増進堂・受験研究社
担当︓総務部 広報・マーケティング課 ⼭本
E-mail︓info@zoshindo.co.jp
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