「子ども同士のディスタンスを保つのは難しい...」保育士、幼稚園教諭の約9割が「空気の見える化」に期待

〜保育士・幼稚園教諭の96.2%が子どもからの感染リスクを「不安視」〜

株式会社UPDATER

みんな電力株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役:大石英司)の空気環境対策事業「みんなエアー」(https://minnaair.com/blog/)は、全国の保育士・幼稚園教諭104名を対象に、「保育園・幼稚園のコロナ対策」の実態調査を実施しました。
■サマリー



■調査概要(https://minnaair.com/blog/2732/
調査概要:「保育園・幼稚園のコロナ対策」の実態調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2021年8月19日〜同年8月23日
有効回答:全国の保育士、幼稚園教諭104名

 

■ほぼ全ての保育園・幼稚園でコロナ対策を実施

「Q1.あなたのお勤め先ではコロナ対策は実施していますか。」(n=104)と質問したところ「入念にコロナ対策を実施している」が61.6%、「コロナ対策を実施している」が36.5%という回答となりました。

・入念にコロナ対策を実施している:61.6%
・コロナ対策を実施している:36.5%

・あまりコロナ対策を実施していない:1.9%
・全くコロナ対策を実施していない:0.0%

 
■コロナ対策、「手指消毒用アルコール設置」が約9割、「空気改善機器による対策」が約6割

「Q2.Q1で「入念にコロナ対策を実施している」「コロナ対策を実施している」と回答した方にお聞きします。コロナ対策で実施しているものをお答えください。(複数回答)」(n=102)と質問したところ、「手指消毒用アルコール設置」が91.2%、「教員・保育士のマスクの着用、手洗い徹底、出勤前の検温」が79.4%、「テーブル、ドアノブ、手すり、トイレ等のアルコール消毒」が78.4%という回答となりました。

・手指消毒用アルコール設置:91.2%
・教員・保育士のマスクの着用、手洗い徹底、出勤前の検温:79.4%
・テーブル、ドアノブ、手すり、トイレ等のアルコール消毒:78.4%

・園内換気の励行:73.5%
・空気改善機器による対策:63.7%
・ソーシャルディスタンスの確保:58.8%
・アクリルパーテーションの設置:52.0%
・その他:7.8%

 
■その他の対策、「建物内の保護者の出入り禁止」「おもちゃの消毒」など

Q1で「入念にコロナ対策を実施している」「コロナ対策を実施している」と回答した方に、「Q3.コロナ対策で実施しているものをQ2以外にあれば自由にお答えください。」(自由回答)(n=102)と質問したところ、「マスクの着用や黙食」、「おもちゃの消毒」など70件の回答が得られました。

 <自由回答・一部抜粋>

・建物に入る人数を限定。行事を分けたり、人数制限をする。(和歌山県)
・建物内の保護者の出入り禁止。食事を保育者と子供が別にとる。(滋賀県)
・症状がある子供の積極的な隔離。(神奈川県)
・次亜塩素酸水によるおもちゃの消毒。(愛知県)
・園児の登園日数を減らす。バス利用を控え、送り迎えのお願い。(広島県)
・保育室での職員の食事禁止。(神奈川県)
・毎朝、体温チェックを行い、お互いの顔を見て、熱がないかの確認。(大阪府)

 
■空気改善機器、「フィルター系」機器の採用率が75.4%で最多

Q2で「空気改善機器による対策」と回答した方に「Q4.どの種類の空気改善機器を導入していますか。(複数回答)」(n=65)と質問したところ、「フィルター系」が75.4%、「イオン系」が46.2%、「光触媒系」が24.6%という回答となりました。

・フィルター系:75.4%
・イオン系:46.2%
・光触媒系:24.6%
・噴霧系:20.0%
・オゾン系:16.9%
・UV系:9.2%
・その他:6.2%


■勤務中、96.2%が子どもからの感染リスクに「不安を実感」

「Q5.あなたは勤務時間中の子どもからの感染リスクに不安を感じますか。」(n=104)と質問したところ、「かなり不安」が49.1%、「やや不安」が47.1%という回答となりました。

・かなり不安:49.1%
・やや不安:47.1%

・全く不安はない:3.8%

 

■「空気の見える化」で現状の改善に期待する保育士・幼稚園教諭、約9割

「Q6.「空気の見える化」(空気質の数値化など)での安心できる空気環境に、現状改善を期待しますか。」(n=104)と質問したところ、「かなり期待する」が36.6%、「やや期待する」が51.9%という回答となりました。

・かなり期待する:36.6%
・やや期待する:51.9%

・あまり期待しない:11.5%
・全く期待しない:0.0%

 

 ■93.3%が「適切な換気」と、「省エネ対策」を同時に実施希望

「Q7.必要以上の過剰な換気をすると空調設備のエネルギー使用量も過剰になりますが、適切な換気をし、省エネ対策も実施したいと思いますか。」(n=104)と質問したところ、「非常に思う」が42.3%、「やや思う」が51.0%という回答になりました。

・非常に思う:42.3%
・やや思う:51.0%

・あまり思わない:3.8%
・全く思わない:2.9%

 

■コロナ対策への考え、「子供への対応は難しい」「子どもの健康面・情緒面に及ぼすリスクが心配」の声あり

「Q8.幼稚園・保育園のコロナ対策に関してあなたの考えを自由に教えてください。(自由回答)」(n=104)と質問したところ、「行事に分散や人数制限は今後も取り入れてほしいと思う」、「子ども同士のディスタンスを保つのは難しく、どうしても密接してしまうので感染リスクは高く、子ども相手なので対策を徹底するのも難しい」など84の回答が得られました。

 <自由回答・一部抜粋>

・行事に分散や人数制限は今後も取り入れてほしいと思う。(和歌山県)
・子供への対応は難しいと思う。(東京都)
・子ども同士の接触は防げないので空気清浄機や窓を常に開けて換気をするようにしています。また給食中も黙食を心がけています。(北海道)
・子ども同士のディスタンスを保つのは難しく、どうしても密接してしまうので感染リスクは高く、子ども相手なので対策を徹底するのも難しい。(千葉県)
・子どもにもマスクなどをつけて遊ばせたり、給食は距離を取ったりしているが、子どもに徹底させるには難しい面もある。(愛知県)
・感染リスクを下げることは必要だが、マスクをしたままの生活が子どもの健康面・情緒面に及ぼすリスクが心配。(広島県)
・園児の行動制限は難しいので、頻繁な空気の入れ換えが必要。(大阪府)

 

 ■まとめ

今回は、全国の保育士、幼稚園教諭104名を対象に、「保育園・幼稚園のコロナ対策」の実態調査を行いました。

結果として、コロナ対策をほぼ全ての保育園・幼稚園で実施しており、具体的な実施項目には、「手指消毒用アルコール設置」が約9割、「教員・保育士のマスクの着用、手洗い徹底、出勤前の検温」が約8割、「空気改善機器による対策」が約6割という結果になりました。また、空気改善機器を導入している保育園・幼稚園では、「フィルター系」の機器が75.4%と、最も採用されていることがわかりました。

一方で、96.2%の保育士・幼稚園教諭は勤務中、子どもからの感染リスクに「不安を感じる」と回答。また、約9割の保育士・幼稚園教諭は「空気の見える化」による現状の改善に期待しており、換気などの「コロナ対策」とともに「省エネ対策」も実施していきたい意向を示しました。

幼稚園・保育園のコロナ対策について、「子ども同士の接触は防げない」といった声が多く挙がったことからも、「空気改善機器」を取り入れた安心安全な保育運営が求められています。

 

 ■「空気の見える化」を通じて安心できる場所を増やす「みんなエアー」とは

「空気の見える化」を通じて安心できる場所を増やす、空気環境対策事業です。
店舗や施設など室内の空気質調査を行い、空気質をデータ化。結果に基づいて適切な改善策を提案します。ご提案する対策製品は、有効性と安全性において社内で厳しい採用基準を設けるとともに、実空間での効果検証も行ったもののみを扱っています。
2021年4月より、空気のアップデート第2章として、空気DXサービス「MADO」の提供を開始、空気とWell-beingの専門メディア   「 AIR Lab. JOURNAL」も立ち上げました。

 「みんなエアー」のサービス詳細はウェブサイトをご覧ください。   https://minnaair.com/

ウェブサイトでは、空気環境の見える化や改善に取り組む店舗やオフィスなどを地図上にマッピング。衛生的で安心できる空気を選んで利用し、応援ができる社会を実現するために、2023年度中に5万施設、2025年度中に100万施設の登録を目指します。

 

 ■AIR Lab.JOURNALについて

『みんなエアー』では、空気とWell-beingの専門メディア「AIR Lab.JOURNAL」を立ち上げました。‟空気“をテーマに多角的に情報を発信すると共に、‟空気”を通して実現できるWell-beingな社会を推進していくメディアです。
エビデンスのある研究成果などに基づき、空気にまつわるさまざまな疑問を解決し、安心を実感でき得る空気質改善の対策や空気への意識や知識を深める有益な情報を提供することで、‟人々の暮らしをより豊かにしたい“という 願いが込められています。

編集者は、元は空気業界とは無縁の普通のママ3名。
専門用語やリスクの記載が多い論文・記事を見る中で、私たちの生活に密着した空気の話だからこそ、それらの研究成果をわかりやすく解説し「誰もが安心して楽しめる飲食店」「子どもを取り巻く空気環境に真摯に取り組む教育施設」「スタッフも患者も不安なく利用できる医療施設」など、具体的に暮らしに役立つ情報として発信します。
メディアURL : https://minnaair.com/blog/
掲載内容:コラム・研究成果・インタビュー記事・専門家の対談・実態調査・ランキング発表 など

 

 ■「みんなエアー」事業概要
事業名:みんなエアー
事業開始:2020年3月
サービス内容:空気質調査、24時間空気質計測・データ化管理、空気環境対策機器の販売・リース・レンタル、アフターサービス、オウンドメディア運営     
ソリューション:エアロシールド(エアロシールド株式会社製)、KOROSUKE (ヨーホー電子株式会社製)、セーフティ クリーン パーテーション(株式会社ニットー冷熱製作所製、空気のDXサービス『MADO』   他
主要導入先:株式会社エポスカード、株式会社SBI証券、株式会社TBSラジオ、株式会社サンドラッグ、  他  全国約2000施設へ導入    
URL:https://minnaair.com/

 
■会社概要

会社名:みんな電力株式会社
設立:2011年5月
代表取締役:大石英司
所在地:東京都世田谷区三軒茶屋2-11-22 サンタワーズセンタービル8F
事業内容:電力事業(電力小売事業、再生可能エネルギー発電所の開発・販売・メンテナンス、地域新電力コンサルティング事業等)、ライフスタイル事業(空気環境改善サービス等)
URL:https://minden.co.jp/


 
【本件に関するお問い合わせ先】
みんな電力株式会社 新事業推進部 みんなエアーチーム
澤田幸裕(070‐3123‐6773)菊池斗己(070-1308-5887)
広報担当 伊藤英里沙(080‐3542‐0447)
代表TEL:03‐6805-2228 E-mail:minnaair@minden.co.jp

 

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業種
電気・ガス業
本社所在地
東京都世田谷区三軒茶屋2-11-22 サンタワーズセンタービル8F
電話番号
03-6805-2228
代表者名
大石英司
上場
未上場
資本金
13億498万円
設立
2011年05月