物件画像に家具等を配置し魅力的な室内をバーチャルで演出「ホームステージング支援サービス」を提供開始

～オンラインでのより詳細な内見ニーズに対応～

不動産情報サービスのアットホーム株式会社（本社：東京都大田区 代表取締役社長：鶴森 康史 以下、アットホーム）は、2020年8月3日（月）より、物件画像内に実在する家具等を配置する「ホームステージング支援サービス」の提供を開始いたします。
室内画像（静止画や360度パノラマ）内に実在する家具や小物等をプロのインテリアコーディネーターが選定・配置し、バーチャル上で魅力的な室内を演出します。ウィズコロナ時代におけるオンライン上での新しい住まい探しが加速する中、アットホームは、不動産会社がオンライン上でより詳細な物件情報や生活空間のイメージを消費者に提供できる環境を整え、不動産会社をサポートするとともに不動産業界の活性化を推進いたします。

【ホームステージングとは】
空室に家具や小物（照明、花、グリーン）を設置しモデルルームのように演出するサービスで、住まいの使い方を提案するとともに、内見者に良い印象を与えることによって早期成約を促進します。
日本ホームステージング協会の調査によると、ホームステージングを行った物件の成約期間は平均40日と、一般的な一戸建て売却日数の約3分の1の期間で成約しています（※1）。また、不動産仲介会社にホームステージングが買主に影響を与えたと思うかと聞いたところ、「ほとんどの買主に影響があった」42％、「一部の買主に影響があった」58％（※2）と、効果を実感している不動産仲介会社も多く、近年ホームステージングを取り入れる売主や不動産仲介会社が増えています。
（※1）出典：日本ホームステージング協会 ホームステージング白書2017
（※2）出典：日本ホームステージング協会 ホームステージング白書2019


【「ホームステージング支援サービス」の概要】
室内画像に実在する家具等を選定・配置する「バーチャルホームステージング」と、実際に家具等を配置する「ホームステージング」の2プランを提供いたします。「バーチャルホームステージング」で編集した画像をもとに「ホームステージング」を実施でき、イメージ通りに室内を演出することができます。「バーチャルホームステージング」においても、インテリアコーディネーターが希望するインテリアスタイルに合わせて家具等を選定・配置するため、入居後のイメージをより鮮明に消費者に伝えることができます。

■バーチャルホームステージング
静止画や360度パノラマなどの室内画像内に、5種類のインテリアスタイルから選択したスタイルに合わせて、プロのインテリアコーディネーターが実在する家具等を選定・配置するサービスです。室内の画像に家具等を配置する「画像作成プラン」、室内の画像にある家具等を消す「画像消去プラン」、室内の画像にある家具等を消した上で家具等を配置するプラン「画像消去・作成プラン」の3つから選択できます。
また、360度パノラマをVRゴーグルなどで見られるよう加工することで、VRで疑似内見することも可能です。

■ホームステージング
「バーチャルホームステージング」で編集した画像をもとに、実際の物件に家具等を配置できるサービスです。


【サービス開発の背景】
近年、住まい探しの際オンライン上で物件情報を絞り込む消費者が増え、不動産会社はオンライン上でより多くの情報を提供することが求められています。さらに、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の流行により、オンライン上での住まい探しがより一層加速し、ホームステージング画像を活用して物件のアピールを行う不動産会社も増えました。今後、ホームステージング画像へのニーズはさらに高まると予想されます。
2020年3月頃より一部エリアでご提供していた本サービスについて、ご利用いただいた不動産会社からご好評いただき、本日より全国のアットホーム加盟店に向けてご提供を開始いたします。



アットホームはこれからも全国57,000店以上のアットホーム加盟店の業務効率化、生産性の向上をサポートするさまざまな商品・サービスの開発・提供を通して、不動産業界の活性化、デジタルトランスフォーメーション（DX）を推進いたします。