オラクル、Exadata Cloud Service X8Mを発表
業界で最速、最低遅延かつ最も高い拡張性を持つ新世代のExadata Database Cloud Service
オラクルは本日、Exadata X8M プラットフォームをベースとした新世代の「Oracle Exadata Cloud Service」を今月から「Oracle Cloud Infrastructure」上で提供開始すると発表しました。お客様は、世界中で26の商用リージョンと「Oracle Dedicated Region Cloud@Customer」でExadata X8Mを利用して最も困難なトランザクション処理とデータ分析プロジェクトを加速することができます。お客様は、クラウドおよびオンプレミスで同一のアーキテクチャを採用する「Oracle Exadata Cloud Service X8M」を利用することで、大規模かつ要求の厳しいデータベースやワークロードでも、アプリケーションを変更することなくシームレスなクラウド移行を容易に行うことができます。
News Release Summary
(本資料は米国2020年10月15日にオラクル・コーポレーションより発表されたプレスリリースの抄訳です)
オラクル、Exadata Cloud Service X8Mを発表
業界で最速、最低遅延かつ最も高い拡張性を持つ新世代のExadata Database Cloud Service
Exadata Cloud Service X8Mがあらゆる規模のデータベースやワークロードに対応
2020年10月19 日
オラクルは本日、Exadata X8M プラットフォームをベースとした新世代の「Oracle Exadata Cloud Service」を今月から「Oracle Cloud Infrastructure」上で提供開始すると発表しました。お客様は、世界中で26の商用リージョンと「Oracle Dedicated Region Cloud@Customer」でExadata X8Mを利用して最も困難なトランザクション処理とデータ分析プロジェクトを加速することができます。お客様は、クラウドおよびオンプレミスで同一のアーキテクチャを採用する「Oracle Exadata Cloud Service X8M」を利用することで、大規模かつ要求の厳しいデータベースやワークロードでも、アプリケーションを変更することなくシームレスなクラウド移行を容易に行うことができます。Exadata Cloud Service X8Mでは、画期的なパフォーマンス、拡張性、弾力性により、複数のワークロードとデータ型を必要とするアプリケーションを統合された単一の「Oracle Database」で実行することができます。対照的に、AWSのユーザーは、複雑でコストのかかる複数の異なるデータベース・サービスを組み合わせて実行する必要があります。
オラクルのミッション・クリティカル・データベース・テクノロジー担当エグゼクティブ・バイスプレジデントであるホアン・ロアイザ(Juan Loaiza)は次のように述べています。「より多くの組織が重要なワークロードをクラウドに移行するにつれ、これらの組織は多くのクラウド・データベースには可用性、パフォーマンス、スケーリングの制約があることに気づいています。オラクルの本日の発表により、お客様は、他のどのクラウドプロバイダーよりも飛躍的に高速なパフォーマンス、高いスケーラビリティと弾力性、低コストで、大規模かつ多くのコンピュートとメモリ負荷の高いワークロードを含む、あらゆるビジネス・クリティカルなデータベース・ワークロードを実行できるようになります。オラクルの新世代のExadata Cloud Serviceは、すでにFortune Global 100の86パーセントの企業で最も要求の厳しいワークロードの処理に使用されている、実績のあるExadataプラットフォームをベースとしています。」
クラウドで自動化された極限のパフォーマンスと可用性
「Oracle Exadata Cloud Service」の最新のプラットフォームとなる「Oracle Exadata X8M」は、データベースからスマート・ストレージ・サーバーのIntel® Optane™ DC Persistent Memory(PMEM:パーシステントメモリ(永続性メモリ)、以下 永続性メモリ)へのRDMA(リモート・ダイレクト・メモリ・アクセス)を特徴とし、OS、IO、およびネットワーク・ソフトウェア・スタックを完全にバイパスします。これまで業界をリードしてきた従来のExadata Cloud Serviceと比較して、トランザクション処理のIOが2.5倍、IOのレイテンシが10倍向上しています。データベースIOは、オールフラッシュストレージを使用したAmazon AWS Relational Database Service(RDS)と比較して50倍高速化されています。RDMAは、新しい超高速な100ギガビットのRDMA over Converged Ethernet(RoCE)ネットワーク・ファブリック上で動作し、最高のアナリティクス・スループットを実現します。
また、Exadata Cloud Service X8Mには新世代のOracle Real Application Clusters(RAC)が搭載されており、あらゆる種類のデータベース・ワークロードに対応した、アプリケーションの透過的なデータベース・スケールアウトと高可用性を大幅に強化しています。さらに、フルアクティブな「Oracle Data Guard」のデータベース・レプリカがSQLの読み取りと書き込みをオフロードすると同時に、リージョン内およびリージョン間においてクラウドで自動化された災害対策を提供します。
画期的なスケール
Exadata Cloud Service X8Mは、どのような規模のデータベースやワークロードにも対応できます。Exadata Cloud Service X8Mで展開されたOracle Databases は、最大で4,600 CPUコア、44 TB DRAM、96 TBパーシステントメモリ、1.6 PBフラッシュ、および25 PBのデータベース容量まで拡張できます。Exadata Cloud Service X8Mは、現在のAWS上でRDSやAuroraで実行可能なリレーショナル・データベースの20倍の規模をサポートし、CPUのスケーリングにおいてAWS RDSとAuroraの両方を25倍上回る性能を発揮します。
画期的な弾力性
Exadata Cloud Service X8Mは完全な弾力性を備えています。お客様は、CPUコア数わずか4つの最小規模のHA構成から始め、必要に応じてコンピュートやストレージを追加することで、ダウンタイムなしで拡張することができます。対照的にAWSは、真のオンラインでの弾力性を欠いています。AWS RDSはスケールアウト機能を提供しておらず、AmazonによるとAurora DBインスタンスのスケーリングは「可用性に影響を与える」としており、AWS Redshiftは読み書き可能な弾力性のあるスケーリングを提供していないためこれらのAWSデータベース・サービスでは、Exadata Cloud Service X8Mのような真のオンラインパッチやメンテナンスを提供していません。
画期的な低コスト
Exadata Cloud Service X8Mの画期的なパフォーマンスにより、お客様はより少ないハードウエア、時間そしてコストで、より多くのユーザーへの対応し、より多くのデータべースをデプロイし、より多くのトランザクションを実行し、より高速にアナリティクスを実行できます。加えて、お客様は必要な分だけを支払えばよくなります。組織はデータベースとストレージをオンラインで必要に応じて別々に縮小拡大するとともに、秒単位の利用時間に応じた従量課金でコスト削減が図れます。
アナリストの見解
IT専門調査会社IDCのデータ管理ソフトウエア担当リサーチ・バイスプレジデントのカール・オロフソン(Carl Olofson)氏は次のように述べています。「Oracle Exadata Cloud Service X8Mは、Exadata X8Mプラットフォームの高いスループットとリカバリ能力を、オラクルの第2世代のOracle Cloud Infrastructureと組み合わせて、最適なデータベース・クラウド体験を提供します。パフォーマンスの高速化は、クラウドに費やす時間とクラウド利用コストの削減につながります。さらに、すべてのExadata導入モデルにわたってアーキテクチャの一貫性があるため、オラクルのお客様はアプリケーションを変更することなく、オンプレミスからクラウドへ、またはクラウドからクラウドへと移行することができます。また、選択したアクセスモデルを使用して、同じデータベース内の複数のタイプのデータに対してクエリを発行することもできます。この機能により、追加の過剰なクラウドのコストや管理上の悩みの種を取り除くことができます。」
Wikibonの最高技術責任者(CTO)、デイヴィッド・フロイヤー(David Floyer)氏は次のように述べています。「OLTPシステムのレコードはますます大規模かつ複雑になっています。アナリティックシステムはさらに大きくなり、より素早い回答が求められ、データ主導型のビジネスはこの両方をリアルタイムで組み合わせています。これらの課題に対応するクラウド・データベースの技術要件には、行と列アクセスを結び付け、SQLとNoSQLデータベースを統合し、超低遅延と高帯域IOを支援する能力が含まれます。Oracle Exadata Cloud Service X8Mは、クラス最高のIOレイテンシ(~20µsecs)、非常に大きなデータウェアハウス(25 PB)と共に優れた縦横方向の拡張を提供するようアップグレードされてきました。Wikibonは、このサービスを、利用可能な中において最高性能のクラウドデータベースサービスと評価します。」
オラクルについて
Oracle Cloudは、セールス、サービス、マーケティング、人事、経理・財務、製造などを網羅する広範なアプリケーション群、「Oracle Autonomous Database」に代表される、高度に自動化され、高いセキュリティを備えた第2世代インフラストラクチャを提供しています。オラクル(NYSE:ORCL)に関するより詳細な情報については、www.oracle.com をご覧ください。
【本件に関するお問い合わせ先】
日本オラクル株式会社 広報室 石山
Tel: 03-6834-4837/ Fax: 03-6834-6129/ E-mail: pr-room_jp@oracle.com
プレスルームhttps://www.oracle.com/jp/corporate/press/index.html
* OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。本文書は情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことはできません。
(本資料は米国2020年10月15日にオラクル・コーポレーションより発表されたプレスリリースの抄訳です)
オラクル、Exadata Cloud Service X8Mを発表
業界で最速、最低遅延かつ最も高い拡張性を持つ新世代のExadata Database Cloud Service
Exadata Cloud Service X8Mがあらゆる規模のデータベースやワークロードに対応
2020年10月19 日
オラクルは本日、Exadata X8M プラットフォームをベースとした新世代の「Oracle Exadata Cloud Service」を今月から「Oracle Cloud Infrastructure」上で提供開始すると発表しました。お客様は、世界中で26の商用リージョンと「Oracle Dedicated Region Cloud@Customer」でExadata X8Mを利用して最も困難なトランザクション処理とデータ分析プロジェクトを加速することができます。お客様は、クラウドおよびオンプレミスで同一のアーキテクチャを採用する「Oracle Exadata Cloud Service X8M」を利用することで、大規模かつ要求の厳しいデータベースやワークロードでも、アプリケーションを変更することなくシームレスなクラウド移行を容易に行うことができます。Exadata Cloud Service X8Mでは、画期的なパフォーマンス、拡張性、弾力性により、複数のワークロードとデータ型を必要とするアプリケーションを統合された単一の「Oracle Database」で実行することができます。対照的に、AWSのユーザーは、複雑でコストのかかる複数の異なるデータベース・サービスを組み合わせて実行する必要があります。
オラクルのミッション・クリティカル・データベース・テクノロジー担当エグゼクティブ・バイスプレジデントであるホアン・ロアイザ(Juan Loaiza)は次のように述べています。「より多くの組織が重要なワークロードをクラウドに移行するにつれ、これらの組織は多くのクラウド・データベースには可用性、パフォーマンス、スケーリングの制約があることに気づいています。オラクルの本日の発表により、お客様は、他のどのクラウドプロバイダーよりも飛躍的に高速なパフォーマンス、高いスケーラビリティと弾力性、低コストで、大規模かつ多くのコンピュートとメモリ負荷の高いワークロードを含む、あらゆるビジネス・クリティカルなデータベース・ワークロードを実行できるようになります。オラクルの新世代のExadata Cloud Serviceは、すでにFortune Global 100の86パーセントの企業で最も要求の厳しいワークロードの処理に使用されている、実績のあるExadataプラットフォームをベースとしています。」
クラウドで自動化された極限のパフォーマンスと可用性
「Oracle Exadata Cloud Service」の最新のプラットフォームとなる「Oracle Exadata X8M」は、データベースからスマート・ストレージ・サーバーのIntel® Optane™ DC Persistent Memory(PMEM:パーシステントメモリ(永続性メモリ)、以下 永続性メモリ)へのRDMA(リモート・ダイレクト・メモリ・アクセス)を特徴とし、OS、IO、およびネットワーク・ソフトウェア・スタックを完全にバイパスします。これまで業界をリードしてきた従来のExadata Cloud Serviceと比較して、トランザクション処理のIOが2.5倍、IOのレイテンシが10倍向上しています。データベースIOは、オールフラッシュストレージを使用したAmazon AWS Relational Database Service(RDS)と比較して50倍高速化されています。RDMAは、新しい超高速な100ギガビットのRDMA over Converged Ethernet(RoCE)ネットワーク・ファブリック上で動作し、最高のアナリティクス・スループットを実現します。
また、Exadata Cloud Service X8Mには新世代のOracle Real Application Clusters(RAC)が搭載されており、あらゆる種類のデータベース・ワークロードに対応した、アプリケーションの透過的なデータベース・スケールアウトと高可用性を大幅に強化しています。さらに、フルアクティブな「Oracle Data Guard」のデータベース・レプリカがSQLの読み取りと書き込みをオフロードすると同時に、リージョン内およびリージョン間においてクラウドで自動化された災害対策を提供します。
画期的なスケール
Exadata Cloud Service X8Mは、どのような規模のデータベースやワークロードにも対応できます。Exadata Cloud Service X8Mで展開されたOracle Databases は、最大で4,600 CPUコア、44 TB DRAM、96 TBパーシステントメモリ、1.6 PBフラッシュ、および25 PBのデータベース容量まで拡張できます。Exadata Cloud Service X8Mは、現在のAWS上でRDSやAuroraで実行可能なリレーショナル・データベースの20倍の規模をサポートし、CPUのスケーリングにおいてAWS RDSとAuroraの両方を25倍上回る性能を発揮します。
画期的な弾力性
Exadata Cloud Service X8Mは完全な弾力性を備えています。お客様は、CPUコア数わずか4つの最小規模のHA構成から始め、必要に応じてコンピュートやストレージを追加することで、ダウンタイムなしで拡張することができます。対照的にAWSは、真のオンラインでの弾力性を欠いています。AWS RDSはスケールアウト機能を提供しておらず、AmazonによるとAurora DBインスタンスのスケーリングは「可用性に影響を与える」としており、AWS Redshiftは読み書き可能な弾力性のあるスケーリングを提供していないためこれらのAWSデータベース・サービスでは、Exadata Cloud Service X8Mのような真のオンラインパッチやメンテナンスを提供していません。
画期的な低コスト
Exadata Cloud Service X8Mの画期的なパフォーマンスにより、お客様はより少ないハードウエア、時間そしてコストで、より多くのユーザーへの対応し、より多くのデータべースをデプロイし、より多くのトランザクションを実行し、より高速にアナリティクスを実行できます。加えて、お客様は必要な分だけを支払えばよくなります。組織はデータベースとストレージをオンラインで必要に応じて別々に縮小拡大するとともに、秒単位の利用時間に応じた従量課金でコスト削減が図れます。
アナリストの見解
IT専門調査会社IDCのデータ管理ソフトウエア担当リサーチ・バイスプレジデントのカール・オロフソン(Carl Olofson)氏は次のように述べています。「Oracle Exadata Cloud Service X8Mは、Exadata X8Mプラットフォームの高いスループットとリカバリ能力を、オラクルの第2世代のOracle Cloud Infrastructureと組み合わせて、最適なデータベース・クラウド体験を提供します。パフォーマンスの高速化は、クラウドに費やす時間とクラウド利用コストの削減につながります。さらに、すべてのExadata導入モデルにわたってアーキテクチャの一貫性があるため、オラクルのお客様はアプリケーションを変更することなく、オンプレミスからクラウドへ、またはクラウドからクラウドへと移行することができます。また、選択したアクセスモデルを使用して、同じデータベース内の複数のタイプのデータに対してクエリを発行することもできます。この機能により、追加の過剰なクラウドのコストや管理上の悩みの種を取り除くことができます。」
Wikibonの最高技術責任者(CTO)、デイヴィッド・フロイヤー(David Floyer)氏は次のように述べています。「OLTPシステムのレコードはますます大規模かつ複雑になっています。アナリティックシステムはさらに大きくなり、より素早い回答が求められ、データ主導型のビジネスはこの両方をリアルタイムで組み合わせています。これらの課題に対応するクラウド・データベースの技術要件には、行と列アクセスを結び付け、SQLとNoSQLデータベースを統合し、超低遅延と高帯域IOを支援する能力が含まれます。Oracle Exadata Cloud Service X8Mは、クラス最高のIOレイテンシ(~20µsecs)、非常に大きなデータウェアハウス(25 PB)と共に優れた縦横方向の拡張を提供するようアップグレードされてきました。Wikibonは、このサービスを、利用可能な中において最高性能のクラウドデータベースサービスと評価します。」
オラクルについて
Oracle Cloudは、セールス、サービス、マーケティング、人事、経理・財務、製造などを網羅する広範なアプリケーション群、「Oracle Autonomous Database」に代表される、高度に自動化され、高いセキュリティを備えた第2世代インフラストラクチャを提供しています。オラクル(NYSE:ORCL)に関するより詳細な情報については、www.oracle.com をご覧ください。
【本件に関するお問い合わせ先】
日本オラクル株式会社 広報室 石山
Tel: 03-6834-4837/ Fax: 03-6834-6129/ E-mail: pr-room_jp@oracle.com
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* OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。本文書は情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことはできません。