グロービス経営大学院、2025年度「テクノベートMBA」「エグゼクティブMBA」開講に先駆けて、2024年度に新設する7科目を発表
新プログラム開講記念「テクノベートセミナー」を1月より順次開催!
*1 テクノベート:テクノロジーとイノベーションを組み合わせた造語
また、TMBA・EMBAの開講記念として「テクノベートセミナー」を1月より順次開催。登壇者には、ビザスク端羽氏、A.Tカーニー関灘氏、Waris田中氏、Takram田川氏など、新たな産業を創造してきた起業家や、業界にイノベーションを齎し変革を牽引してきたトップリーダーを迎えます。テクノベート時代をどのように切り拓くか・日本から世界を変える「創造と変革の志士」をいかにして輩出していくかについて議論します。
■進化するグロービスMBA:「TMBA」「EMBA」の開講背景と特徴
グロービスは1992年の創業以来、次代を見据えながら、社会・テクノロジーの進化に伴い創造と変革を体現してきました。昨今の社会変動は、AIやテクノロジーの進化など過去に例を見ないほど激しくなっています。同時にMZ世代の価値観の変化、キャリアの選択肢の増加、人生100年時代におけるリスキリングのニーズの高まりを背景に、ビジネスを学ぶ目的も多様化しています。
それら多様な学びのニーズに対応するために、グロービス経営大学院は2025年度より従来のMBAプログラムを「TMBA」と「EMBA」の2つのプログラムに分け開講します。従来のグロービスMBAで身に付けられる「経営の定石(ビジネス・フレームワーク)」「思考力(コンセプチュアルスキル)」「リーダーシップ(ヒューマンスキル)」に加え、テクノロジー進化による激動の時代において、創造と変革に挑む若手ビジネスパーソンと職務経験が豊富なリーダー層、それぞれの立場に合わせた能力開発の場を提供します。
2024年度は先行して「TMBA」と「EMBA」のトラック*2を設け、両プログラムから合わせて7科目を新設、2科目を刷新します。
*2 トラック:2024年度は共通プログラムで、入学時に2つのトラックから選択
■2024年度「TMBA」「EMBA」の新設科目・刷新科目概要
テクノベート基礎
テクノベートがビジネスに与える影響、そして、もたらすことができる変化について考える素養を身につけます。デジタル技術(AI含む)を使いこなすための前提的な知識の習得と時代に合せた問題解決アプローチを学びます。また、テクノベート時代に求められるリーダーシップ、個人としてどうキャリアを重ねていけばよいのかについて考えていきます。
テクノベート・ビジネスモデル論
ビジネスモデルを構築する際の要諦に加え、デジタル競争下で強力な成長エンジンとなっているプラットフォーム型ビジネスやXaaS、サブスクリプション等の考え方や、その背景にある事業経済性・エコシステムの本質についても理解を深め、革新的なビジネスモデルの創造や既存ビジネスモデルの変革を推進する力を養うことを目指します。
テクノベート・プロダクトマネジメント
AI活用につながるプロダクト開発をリードしたり、既存プロダクトを更なる成長へ導いたりするためのポイントを学びます。事業ステージによって変化するプロダクトマネジメントの役割を理解し、各ステージで必要な考え方やスキルの習得を目指します。プロダクト開発のリーダーとして、多職種のチームをまとめ、顧客課題解決とビジネスの成功を両立できる人材になることを期待します。
デジタル・プロトタイピング
デジタルサービスやプロダクトの開発プロセスを体系的に演習形式で学びます。前半は、ユーザーリサーチからニーズを理解し、ユーザー中心の設計思考を基に、課題解決のためのコンセプトや立案します。そして、実際に「Figma」などのデザインツールを使用し、ユーザーインタフェース(UI)デザインを行います。後半は、プロトタイプの体系的な検証法と検証の実施について学びます。これらを通じて、デジタルサービスやプロダクトの開発に関する基礎知識を習得し、ユーザーセンタードなアプローチを強化します。
テクノロジー・リーンスタートアップ
技術シーズを起点にリーンスタートアップの方法を用いて、短期間に新たな事業の創出や製品の開発を進めるスキルを習得します。技術シーズの検証・市場の需要確認から、最小実現可能プロダクト(MVP)の設計ビジネスモデルの設計と評価まで、一貫してカバーします。またビジネスアイデアの効果的なプレゼンテーションについても学び、最終的な成果物をクラスや評価者にプレゼンテーションし、フィードバックを受けます。
トランスフォーメーションと人材戦略
日本企業の人材を取り巻く環境変化は激化しています。そのような変化に適応していくため、組織ケイパビリティのトランスフォーメーションを実現するための人材戦略を考えます。リスキリング、アンラーニング、ジョブ・クラフティング、幸福経営などの関連する概念も学び、人生100年時代の人と企業のあり方について学びを深め、自社にとっての最適解を、リーダーシップを発揮し実行できることを目指します。
ビジネス・サイバーセキュリティ
テクノベート時代において、サイバーセキュリティはITの専門家・エンジニアなどに留まらず、あらゆるビジネスパーソンに必須なリテラシーであり、経営にとって広く影響を及ぼす非常に重要なテーマです。ケースや関連記事などを通じて、特にビジネス環境において基盤となる技術、危機に備える組織マネジメントのあり方、危機対応のノウハウなどを組み込んだサイバーセキュリティへの総合的なアプローチを学びます。
テクノベート・ストラテジー【刷新】
テクノロジーの劇的な進化により、産業そのものや、そこでの勝ち方が変化しています。産業の破壊とはどういうことか、新たな経営の原則とは何か、そしてデジタル・トランスフォーメーションの本質を学んでいきます。また、プラットフォーム・エコシステム・ネットワーク外部性など、テクノベート時代の戦略の定石、事業経済性や競争優位性を理解した上で、破壊的なイノベーションを起こしうる戦略を立案するための思考力を身につけます。
サスティナブル経営とリーダーシップ【刷新】
地球環境の持続可能性に関する課題が複雑に絡み合う現代において、企業は従来の資本主義が重視してきた株主利益の最大化だけでは、その責任を果たせなくなっています。この科目では、古い価値観を手放し、多様な価値観があることを認めていく態度を探求します。自らの内面の探求の場、および、新たな価値観や意思決定の基盤を築くための学びを提供します。
■テクノベートセミナー概要
詳細一覧:https://mba.globis.ac.jp/limited/detail-23560.html
*いずれのイベントも会場はオンライン、参加は無料
テーマ :ナレッジの越境時代 -「知見と、挑戦をつなぐ」ビザスクがテクノロジー×イノベーションで創る未来-
日時 :1/22(月)19:10-20:20
登壇者 :端羽 英子氏 株式会社ビザスク 代表取締役 CEO
モデレーター:山中 礼二 グロービス経営大学院 教員
テーマ :テクノベート最前線 -A.T. カーニーが紐解く経営のネクストアジェンダ“REGENERATE”-
日時 :1/29(月)19:30-20:40
登壇者 :関灘 茂氏 A.T. カーニー株式会社 代表取締役
モデレーター:君島 朋子 グロービス経営大学院 経営研究科 研究科長
テーマ :自分らしいキャリアの作り方 -人的資本経営における"働く個人と企業"のリアル-
日時 :2/27(火)19:30~20:40
登壇者 :田中 美和氏 株式会社Waris共同代表
モデレーター:林 恭子 グロービス経営大学院 教員
テーマ :デザイン経営の本質 -生成AI時代におけるデザインの価値と未来-
日時 :3/4(月)19:30~20:40
登壇者 :田川 欣哉氏 Takram Japan株式会社 代表取締役
モデレーター:井上 陽介 グロービス経営大学院 教員
◆グロービス経営大学院(日本語プログラム:https://mba.globis.ac.jp、英語プログラム:https://www.globis.ac.jp )
グロービス経営大学院は、2006年の開学以来「能力開発」「人的ネットワークの構築」「志の醸成」を教育理念に掲げ、ビジネスの創造や社会の変革に挑戦する高い志を持ったリーダー輩出のために尽力しています。日本語MBAプログラムは、東京・大阪・名古屋・仙台・福岡・オンラインの6キャンパスに加え、水戸・横浜に特設キャンパスを開設。英語MBAプログラムは、パートタイム・フルタイム・オンラインを展開し、世界各国から多様な学生が集まっています。2006年開学当初78名だった入学者数は、2023年4月には日本語プログラムで1,068名に達し、日本最大のビジネススクール*3に成長。グロービス経営大学院は、今後も創造と変革を担うビジネスリーダーを育成し、テクノベート時代の世界No.1MBAを目指していきます。
*3 参考:文部科学省「令和4年度専門職大学院一覧」
◆グロービス (https://www.globis.co.jp)
グロービスは1992年の設立来、「経営に関するヒト・カネ・チエの生態系を創り、社会の創造と変革を行う」ことをビジョンに掲げ、各種事業展開を進めてきました。「ヒト」の面では、学校法人としての「グロービス経営大学院」ならびに、株式会社立のスクール「グロービス・エグゼクティブ・スクール」「グロービス・マネジメント・スクール」、企業内研修事業を行うグロービス・コーポレート・エデュケーションとeラーニングやオンラインクラスのほか定額制動画学習サービス「GLOBIS 学び放題」などを提供するグロービス・デジタル・プラットフォーム、「カネ」の面では、ベンチャー企業への投資・育成を行うベンチャー・キャピタル「グロービス・キャピタル・パートナーズ」、「チエ」の面では、出版事業ならびにオウンドメディア「GLOBIS 学び放題×知見録」により、これを推進しています。さらに社会に対する創造と変革を促進するため、一般社団法人G1によるカンファレンス運営、一般財団法人KIBOW による震災復興支援および社会的インパクト投資を展開しています。
グロービス:
学校法人 グロービス経営大学院
・日本語(東京、大阪、名古屋、仙台、福岡、オンライン)/英語(東京、オンライン)
株式会社 グロービス
・グロービス・エグゼクティブ・スクール
・グロービス・マネジメント・スクール
・企業内研修
・出版/電子出版
・「GLOBIS 学び放題×知見録」/「GLOBIS Insights」
・「GLOBIS 学び放題」/「GLOBIS Unlimited」
株式会社 グロービス・キャピタル・パートナーズ
顧彼思(上海)企業管理諮詢有限公司
GLOBIS Asia Pacific Pte. Ltd.
GLOBIS Asia Campus Pte. Ltd.
GLOBIS Thailand Co. Ltd.
GLOBIS USA, Inc.
GLOBIS Europe BV
GLOBIS Manila Inc.
その他の活動:
・一般社団法人G1
・一般財団法人KIBOW
・株式会社茨城ロボッツ・スポーツエンターテインメント
・株式会社茨城放送(LuckyFM)
【取材に関するお問い合わせ先】
グロービス 広報室 担当:土橋涼
E-MAIL: pr-info@globis.com
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