『スポGOMI甲子園2025 岡山県大会』を開催　激闘を制したのは「玉野商工硬式野球部おかざきいさむ」チーム　当日は参加者全42名で、33.41kgのごみを収集！

2025年10月13日（月・祝）宇野港シーサイドパーク周辺にて開催

日本財団スポGOMI連盟

2025年11月6日 09時28分

一般財団法人日本財団スポGOMI連盟は、3人1組のチームを結成した15～18歳の高校生たち全14チームが、制限時間の中で規定エリア内のごみを拾い、その質と量をポイントで競う『スポGOMI甲子園2025 岡山県大会』を10月13日（月・祝）に開催いたしました。

世界的に深刻化する海洋ごみの約8割は、陸（まち）から流出しているとされています。生活者一人ひとりが意識を持ち、行動に移すことが解決への大きな一歩となります。スポGOMI甲子園は、私たちの生活と海洋ごみ問題のつながりに気づくきっかけとなることを目指して開催しております。11月30日（日）に開催するスポGOMI甲子園全国大会は、未来を担う高校生たちが「高校生スポーツごみ拾い日本一！」を決める大会に位置付けられ、各県予選を勝ち進んだチームが出場します。

イベント概要　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

・日程：2025年10月13日（月・祝）9時30分～12時00分（受付開始9時00分～）

・開催場所：宇野港シーサイドパーク周辺（〒706-0002 岡山県玉野市築港１丁目１）

・参加人数：1チーム3名×14チーム＝42名

・主催：一般財団法人日本財団スポGOMI連盟

・運営：一般社団法人海と日本プロジェクト in 岡山

・共催：日本財団

・後援：玉野市、玉野商工会議所、玉野市教育委員会

優勝は玉野商工高校「玉野商工硬式野球部おかざきいさむ」チーム！拾ったごみの総量は見事5.29kg！

全14チームが参加した岡山県大会。2024年度の優勝校である玉野高校から出場した3チームが有利かと思われましたが、初出場の玉野商工高校「玉野商工硬式野球部おかざきいさむ」チームが、持ち前の機動力を駆使してごみを集めました。

2024年度優勝校から出場した「the best」チーム、2024年度から連続出場の倉敷古城池高校「Let Me Breakdown」チームと接戦を繰り広げましたが、ごみ重量・ポイントとも「玉野商工硬式野球部おかざきいさむ」チームが上回り、優勝を勝ち取りました。「the best」チームは2位、「Let Me Breakdown」チームは3位に輝きました。

「玉野商工硬式野球部おかざきいさむ」チームには、11月30日（日）に東京で行われる全国大会でも好成績が期待されます。

岡山県大会で集められたごみの総量は33.41kg　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

今大会の舞台となった宇野港は、瀬戸内国際芸術祭の発着拠点として親しまれており、晴れの国らしい穏やかな気候と雰囲気が特徴です。自然豊かな地域で素晴らしい景観を有する同地ですが、ふだん気づかないところに隠れていたごみを収集し、文字通り、水際でのごみ流出を防ぐことができました。

また、参加者も県内様々な地域から参加しており、ごみの海洋流出の危険を現場で実感することで、海洋ごみ問題を“自分ごと”として捉える良い機会になりました。

優勝チーム「玉野商工硬式野球部おかざきいさむ」コメント　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ごみ袋を満杯にして「こんなにいっぱいごみがあった！」と声を挙げ、新たな袋を持ってすぐ競技に戻っていく彼らのごみ拾いへの熱意は、非常に印象的でした。地元出身の彼らにとって、日常を過ごす地元にこんなに隠れたごみがあったことが驚きだったようです。

地元をきれいにするという活動に熱意をかけて取り組み、地元から全国に飛び出す彼ら。本大会の最後には「全国大会でも頑張るけん、待っとけよ！待っとけよ！待っとけよ！」と、3人一緒に意気込みを語りました。ぜひ、港町玉野から全国にむけて、海洋ごみ流出阻止を叫び、優勝していただきたいと思います。

＜団体概要＞

一般財団法人日本財団スポGOMI連盟

ごみ拾いをスポーツと捉え、競い合い汗を流しながらごみを拾うことで、健康な体づくりと子どもから大人までごみを捨てないリサイクル習慣を意識させ、きれいで暮らしやすいまちづくりに貢献します。また、スポーツと環境の融合を実現させ、スポーツの新たな魅力を提案することで、日本スポーツ界の発展に寄与することを目的としております。

https://www.spogomi.or.jp/

一般社団法人海と日本プロジェクト in 岡山

日本財団が推進する海洋ごみ対策事業「海と日本プロジェクト・ CHANGE FOR THE BLUE」の一環として、岡山県民に清掃活動やワークショップ等を通じ、深刻化する海洋ごみの問題、そして海の大切さや尊さを啓発し、豊かな海を次世代に繋いでいくためのムーブメントを創出することを目的とします。

https://okayama.uminohi.jp/