荒俣宏「電子まんがナビゲーター」ちばてつや編公開開始!

少年だった僕らの心を熱くさせた『紫電改のタカ』『あしたのジョー』『ハリスの旋風』…

国内最大級の電子書籍販売サイト「eBookJapan」http://www.ebookjapan.jp/ebj/を運営する株式会社 イーブック イニシアティブ ジャパン（本社：東京都千代田区西神田2-5-2、代表取締役社長：小出斉、略称：eBookJapan）は、2010年10月1日より、荒俣宏による連載「電子まんがナビゲーター　第3回ちばてつや編」を公開しました。

ちばてつや氏は、『紫電改のタカ』や『あしたのジョー』で高度経済成長期の少年の心をつかんだまんが家。当初は少女まんがを描いていたという意外な事実や、まだまんが家という職業が認知されていなかった頃の苦労、弟・ちばあきお氏の思い出が、昭和の情景とともに語られます。
URL:http://www.ebookjapan.jp/ebj/special/manganavi/manganavi_03-1a.asp

「電子まんがナビゲーター」は、現代の“知の巨人”荒俣宏が、戦後日本のマンガ界を切り開き、いまも第一線にある漫画家たちを訪ね、“マンガ文化”の本質を探る企画です。これまで、水木しげる氏、竹宮惠子氏との対論を公開してきており、今回のちばてつや氏で第３回となります。いまや、世界で文化として認められた “マンガ”ですが、長い間、“低俗”で“子供に悪影響を与える”ものとされてきました。今も特に性表現をめぐっては社会的問題にしようという議論が高まっています。こうした逆境のなかで、子供たちに支えられながら、マンガ家たちがどのような試行錯誤を繰り返してきたのか、マンガのフロンティアラインに迫ります。

初回公開以降、毎週金曜日に更新を行います。第4回の対談相手は『薩摩義士伝』の平田弘史、第5回は『アリエスの乙女たち』の里中満智子を予定しております。

（プロフィール）
荒俣宏（あらまた・ひろし）
1947年生まれ。博物学、幻想文学研究家、小説家、路上観察学会会員、妖怪評論家等として活躍。ジャンルを問わず、多数の著書があるが、制作に10年かけた大作『世界大博物図鑑』や小説『帝都物語』が特に有名。かつて少女漫画家を目指していた時期もあり、まんがに対しても深遠な知識をもつ。

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