テリロジー、⼀⽅向通信セキュリティを実現するイスラエルWaterfall Security Solutions社製品の本格販売開始
〜重要インフラ、制御システム、OTネットワーク向けデータダイオード「Unidirectional Security Gateways」の国内販売拡⼤へ〜
株式会社テリロジー(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:阿部 昭彦、以下「テリロジー」)は、イスラエル WATERFALL SECURITY SOLUTIONS LTD(本社:ロッシュ・ハアイン、 CEO and Co-Founder:Lior Frenkel 、以下「Waterfall Security社」)と重要インフラ、制御システム、OT(*1)ネットワーク向け、片方向性のデータダイオードを活用した一方向通信ゲートウェイ製品に関する国内販売代理店契約を昨年締結し、この2月より本格的に同社「Unidirectional Security Gateways」シリーズの販売を開始したことお知らせいたします。
現在、社会インフラ、各種プラントや製造施設など産業インフラを含む重要インフラのサイバー脅威は拡大しており、実際サイバー攻撃による被害も発生する中、いわゆるこれまでの情報(IT)システムだけでなく、制御システムを含むOT(*1)システム及びOTネットワークに対する適切なセキュリティ対策が喫緊の課題となっています。
これまでOTネットワークはエアギャップと呼ばれる方式を採用、他のネットワークやインターネットから物理的に隔離されていたものの、DX(*2)の推進やIoT(*3)の導入と共に、データ活用の為、ネットワークの相互接続が求められております。その流れを受け、OTネットワークとITネットワークとの接続が進んでいることが、OTシステムに対するサイバー攻撃増加の大きな要因に一つとなっています。
こうした状況を受けて各国政府も対策に乗り出しており、米国国土安全保障省(DHS)(*4)サイバーセキュリティー・インフラセキュリティ庁(CISA)(*5)のICS-CERT(*6)は、重要インフラのサイバーアタックからの最大の保護策の一つとして、一方向ゲートウェイを推奨しております。一方、国内においても内閣サイバーセキュリティセンター・サイバーセキュリティ戦略本部が「重要インフラ事業者のサイバーセキュリティ対策に係る行動計画」(*7)を改訂、重要インフラ防護の強化を図っています。これにより今後国内においても具体的に重要インフラにおけるサイバーセキュリティ対策案の検討が進んでくるものと思われます。当社では、こうした中、国内での一方向通信ゲートウェイへのニーズが高まるものと考えており、お客様のご要望に応えるため本格的な販売を開始したものです。
重要インフラへのセキュリティ対策が注目されていく中で、テリロジーでは近年、OT/IoTセキュリティ分野を注力領域と定めて事業を展開しており、産業用制御装置を含むOTシステム向けのセキュリティ製品を提供する米国Nozomi Networks Inc.(Nozomi Networks社)の国内トップの販売代理店として既に多くの社会インフラ、電力・化学プラント、製造工場等への導入実績を保有しております。この度Nozomi Networks社とソリューション連携を行っているWaterfall Security社の一方向通信ゲートウェイをテリロジーのOT/IoTセキュリティソリューションポートフォーリオに追加し、さらなるマーケットニーズにお応えできるよう取り組んで参ります。なお、当社は既にWaterfall Security社製品を国内のお客様へご導入しており、今後、国内重要インフラにおけるセキュリティ対策の高度化に向け、より積極的にご提案活動を進めていきます。
●Waterfall Security社は、産業用サイバーセキュリティのグローバルリーダーで、重要な産業用ネットワークを2007年以来保護してきました。同社のミッションは、産業界全体がサイバー攻撃から物理的資産と産業用プロセスをどのように保護するかに関して変革を起こすことです。Waterfall Security社の特許取得済みの一方向通信の製品は安全なIT/OT統合やリモートのモニタリングと診断、クラウド接続性、および改ざん防止のフォレンジクスを可能にします。またWaterfall Securityはハードウェアとソフトウェアを組み合わせることにより、ソフトウェアのバグを突く攻撃やファイアウォールの脆弱性に起因する攻撃リスクにも対応、マルウェアやランサムウェアなどの悪意ある攻撃から重要な資産やネットワークを保護することを可能にします。
Waterfall Security社の顧客には、国内外の大手のインフラ事業者や公共事業関連の企業、発電所、原子力発電所、精製所、パイプライン、製薬、化学プラント、製造プラント、そしてその他多くの企業が含まれます。世界各国で利用されております。
なお、Waterfall Security社の主要製品である「Unidirectional Security Gateways」の機能概要は以下の通りです。
特徴①
・Unidirectional Security Gatewaysは、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせにより提供されます。
・ハードウェアには片方向性のダイオードを活用した集積回路を搭載しており、一方向にのみ情報を送信します。
・ソフトウェアは、産業用ネットワークのサーバーとデバイスを企業ネットワークへ複製します。
・巧妙な攻撃も、ゲートウェイを経由して産業用ネットワークに接続することできません。
特長②
・産業用ソフトウェア、アプリケーション、およびプロトコルを複製できるようにあらかじめ開発された100種類以上のソフトウェアコネクターをご用意し、お客様環境にあった利用方法をご提供可能とします。
(*1)OT: Operational Technology
(*2)DX: Digital Transformation
(*3)IoT: Internet of Things
(*4)DHS: Department of Homeland Security
(*5)CISA: Cybersecurity and Infrastructure Security Agency
(*6)ICS-CIRT: Industrial Control System-Computer Security Incident Team
(*7) :https://www.nisc.go.jp/pdf/policy/infra/cip_policy_2022.pdf
本リリースに記載されている社名、商品名は、各社の商標または登録商標です。
■株式会社テリロジーについて
株式会社テリロジーは、1989年に会社設立、セキュリティ、ネットワーク、モニタリング、ソリューションサービスの4つのセグメントを中核に、市場および顧客ニーズに対応したハードウェアからソフトウェア、サービス提供までの幅広い製品を取り扱うテクノロジーバリュークリエイターです。顧客は大企業や通信事業者を中心に300社を超え、ネットワーク関連ビジネスでは豊富な経験と実績を上げています。
(https://www.terilogy.com/)
■本件に関するお問い合わせ先
【製品・サービスに関するお問い合わせ先】
株式会社テリロジー
グループ事業推進統括部OT/IoTセキュリティ事業推進部
TEL:03-3237-3291
FAX:03-3237-3293
e-mail:ot-iot-secdev@terilogy.com
【報道関係者お問い合わせ先】
株式会社テリロジー
マーケティング(広報宣伝)担当 齋藤清和
TEL:03-3237-3291
FAX:03-3237-3316
e-mail:marketing@terilogy.com
これまでOTネットワークはエアギャップと呼ばれる方式を採用、他のネットワークやインターネットから物理的に隔離されていたものの、DX(*2)の推進やIoT(*3)の導入と共に、データ活用の為、ネットワークの相互接続が求められております。その流れを受け、OTネットワークとITネットワークとの接続が進んでいることが、OTシステムに対するサイバー攻撃増加の大きな要因に一つとなっています。
こうした状況を受けて各国政府も対策に乗り出しており、米国国土安全保障省(DHS)(*4)サイバーセキュリティー・インフラセキュリティ庁(CISA)(*5)のICS-CERT(*6)は、重要インフラのサイバーアタックからの最大の保護策の一つとして、一方向ゲートウェイを推奨しております。一方、国内においても内閣サイバーセキュリティセンター・サイバーセキュリティ戦略本部が「重要インフラ事業者のサイバーセキュリティ対策に係る行動計画」(*7)を改訂、重要インフラ防護の強化を図っています。これにより今後国内においても具体的に重要インフラにおけるサイバーセキュリティ対策案の検討が進んでくるものと思われます。当社では、こうした中、国内での一方向通信ゲートウェイへのニーズが高まるものと考えており、お客様のご要望に応えるため本格的な販売を開始したものです。
重要インフラへのセキュリティ対策が注目されていく中で、テリロジーでは近年、OT/IoTセキュリティ分野を注力領域と定めて事業を展開しており、産業用制御装置を含むOTシステム向けのセキュリティ製品を提供する米国Nozomi Networks Inc.(Nozomi Networks社)の国内トップの販売代理店として既に多くの社会インフラ、電力・化学プラント、製造工場等への導入実績を保有しております。この度Nozomi Networks社とソリューション連携を行っているWaterfall Security社の一方向通信ゲートウェイをテリロジーのOT/IoTセキュリティソリューションポートフォーリオに追加し、さらなるマーケットニーズにお応えできるよう取り組んで参ります。なお、当社は既にWaterfall Security社製品を国内のお客様へご導入しており、今後、国内重要インフラにおけるセキュリティ対策の高度化に向け、より積極的にご提案活動を進めていきます。
●Waterfall Security社は、産業用サイバーセキュリティのグローバルリーダーで、重要な産業用ネットワークを2007年以来保護してきました。同社のミッションは、産業界全体がサイバー攻撃から物理的資産と産業用プロセスをどのように保護するかに関して変革を起こすことです。Waterfall Security社の特許取得済みの一方向通信の製品は安全なIT/OT統合やリモートのモニタリングと診断、クラウド接続性、および改ざん防止のフォレンジクスを可能にします。またWaterfall Securityはハードウェアとソフトウェアを組み合わせることにより、ソフトウェアのバグを突く攻撃やファイアウォールの脆弱性に起因する攻撃リスクにも対応、マルウェアやランサムウェアなどの悪意ある攻撃から重要な資産やネットワークを保護することを可能にします。
Waterfall Security社の顧客には、国内外の大手のインフラ事業者や公共事業関連の企業、発電所、原子力発電所、精製所、パイプライン、製薬、化学プラント、製造プラント、そしてその他多くの企業が含まれます。世界各国で利用されております。
なお、Waterfall Security社の主要製品である「Unidirectional Security Gateways」の機能概要は以下の通りです。
特徴①
・Unidirectional Security Gatewaysは、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせにより提供されます。
・ハードウェアには片方向性のダイオードを活用した集積回路を搭載しており、一方向にのみ情報を送信します。
・ソフトウェアは、産業用ネットワークのサーバーとデバイスを企業ネットワークへ複製します。
・巧妙な攻撃も、ゲートウェイを経由して産業用ネットワークに接続することできません。
特長②
・産業用ソフトウェア、アプリケーション、およびプロトコルを複製できるようにあらかじめ開発された100種類以上のソフトウェアコネクターをご用意し、お客様環境にあった利用方法をご提供可能とします。
(*1)OT: Operational Technology
(*2)DX: Digital Transformation
(*3)IoT: Internet of Things
(*4)DHS: Department of Homeland Security
(*5)CISA: Cybersecurity and Infrastructure Security Agency
(*6)ICS-CIRT: Industrial Control System-Computer Security Incident Team
(*7) :https://www.nisc.go.jp/pdf/policy/infra/cip_policy_2022.pdf
本リリースに記載されている社名、商品名は、各社の商標または登録商標です。
■株式会社テリロジーについて
株式会社テリロジーは、1989年に会社設立、セキュリティ、ネットワーク、モニタリング、ソリューションサービスの4つのセグメントを中核に、市場および顧客ニーズに対応したハードウェアからソフトウェア、サービス提供までの幅広い製品を取り扱うテクノロジーバリュークリエイターです。顧客は大企業や通信事業者を中心に300社を超え、ネットワーク関連ビジネスでは豊富な経験と実績を上げています。
(https://www.terilogy.com/)
■本件に関するお問い合わせ先
【製品・サービスに関するお問い合わせ先】
株式会社テリロジー
グループ事業推進統括部OT/IoTセキュリティ事業推進部
TEL:03-3237-3291
FAX:03-3237-3293
e-mail:ot-iot-secdev@terilogy.com
【報道関係者お問い合わせ先】
株式会社テリロジー
マーケティング(広報宣伝)担当 齋藤清和
TEL:03-3237-3291
FAX:03-3237-3316
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