【サニックス】産業廃棄物「廃油」の処理許可を取得
~未利用資源の活用で、資源循環型社会の実現を目指して~
今回の許可取得に伴い、総工費1億9千万円を投じ、新たな設備を導入いたしました。これにより、油脂製造業や 飲食店から排出される、油分の多い廃液の受入れが可能となります。
ひびき工場では、未利用資源を活用したカーボンニュートラルな燃料の創造に向け、廃液の処理過程で発生する油分を分離回収した、再生燃料「再生油Bio」※1をすでに製造販売しておりますが、「廃油」の品目追加により、今後さらに燃料製造に注力してまいります。
■当社ひびき工場で取り扱い可能な産業廃棄物の種類
■ひびき工場(廃液処理施設)
産業廃棄物である廃液を脱水し、微生物の力で浄化処理する工場として、2000年に竣工しました。廃液のみを処理する施設としては国内最大規模で、これまでに238万4千トンの中間処理を行い、海洋汚染防止に取り組んできました(2021年11月現在)。当社が5月24日に発表しました「サニックス長期ビジョン2030」※2に示しているとおり、当工場は今後、収集する廃棄物の幅を拡大し、処理過程で発生する汚泥や油分の燃料化の技術開発に取り組み、燃料製造を事業の柱となるよう努めて参ります。
■関連プレスリリース
※1産業廃棄物由来の再生燃料「再生油Bio」が北九州エコプレミアムに選定
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000057.000025581.html
※2「サニックス長期ビジョン2030」
https://sanix.jp/report/614/report_614_682.pdf
■株式会社サニックス【東証1部上場 証券コード4651】ホームページ https://sanix.jp/
1975年創業。「次世代へ快適な環境を」を企業理念とし、環境とエネルギーに関する事業に取り組んでいます。戸建住宅・集合住宅の衛生管理・設備保全から、太陽光発電の製造・販売・施工、産業廃棄物の燃料化および当燃料による発電事業、電力小売まで、多岐にわたる事業を通じて、脱炭素社会ならびに資源循環型社会の実現に貢献してまいります。また、スポーツを通じた青少年の健全育成・国際交流にも注力しています。
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