コンポストで生ごみ削減、脱炭素量をアプリで見える化/広島県安芸高田市
市民の脱炭素活動を地域の企業、行政が支援
安芸高田市では、エコライフアプリ「SPOBY」を活用した、人の移動による脱炭素計測機能を昨年の夏から導入
しています。自動車が市民の足として代え難い現状で脱炭素活動を促すべく、2023年11月からコンポストによる脱炭素計測機能を新たに用い、市民のライフスタイルの中で脱炭素を定着させます。生ごみは水分を含むため、焼却処理ではより多くのCO2を排出すると言われています。生ごみをコンポストで堆肥化させ、可燃ごみの量を減らすことで、CO2排出量の削減を目指します。
※コンポストとは?
コンポストとは「堆肥(compost)」や「堆肥をつくる容器(composter)」のこと。家庭からでる生ごみに含まれる有機物を、微生物の働きを活用して発酵・分解させる。
市民が貯めた脱炭素量は地域店舗が協賛する特典と交換することが可能です。すでに地域企業や店舗をはじめとする事業者がスポンサーとして協賛しており、安芸高田市の地域活性の起点としての役割も果たします。
エコライフアプリ「SPOBY」とは
従業員や自治体市民の移動における抑制されたCO2排出量を脱炭素量として可視化します。ユーザーの活動量増による健康増進にも寄与する行動変容アプリです。
自治体向け事業では個人情報を保護した上で市民の人流を解析し、移動における行動変容を定量的に立証するとともに、インフラ整備等の街づくりにも活用が可能です。
また、当該アプリにプログラムされている「移動による脱炭素計測」の技術は知財化を進めており、環境配慮活動におけるパフォーマンス定量化のルールメイクを実現していきます。
■株式会社スタジオスポビーについて
株式会社スタジオスポビーは、「人の行動変容を促進させ、社会課題を解決する」ビジョンにより設立したスタートアップ・ソーシャルカンパニーです。
ひとの移動により脱炭素と健康を実現する唯一のアプリ「SPOBY(スポビー)」は、2022年5月よりサービス提供を開始。地方最大級のビジネスイベント「TGA Festival 2022」ではグランプリを受賞しました。また、環境省「地域脱炭素連携企業」50社にも選定されております。
環境省「地域脱炭素連携企業」:https://policies.env.go.jp/policy/roadmap/platform/#item-22
【会社概要】
会社名 :株式会社スタジオスポビー
事業 :脱炭素推進・健康増進・地方創生事業
代表者 :代表取締役 夏目恭行
所在地 :東京都中央区日本橋横山町6-14 日本橋 DMビル 5階
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