atama plus、シリーズBラウンドで約51億円の資金調達
創業4年で累積調達額は約82億円に
atama plusは、「基礎学力」習得にかかる時間を短くし、「社会でいきる力」を養う時間を増やすことを目指し、AIで学習を個別最適化する「atama+(アタマプラス)」を全国の塾・予備校に提供しています。駿台グループやZ会グループなどで導入され、2017年7月の提供開始から4年で導入教室数は2500以上となりました。
コロナ禍においては、自宅でも使えるatama+ Web版を開発し、生徒の学びの継続を支援してまいりました。加えて、2020年7月に受験後すぐに復習につなげられるオンライン模試の提供を開始、12月には立命館とともにatama+の学習データを活用した入試企画を検討する共同研究会を立ち上げました。
今回の資金調達により、プロダクト開発の速度をあげるとともに、顧客支援体制を強化することで、より多くの生徒によい学習体験を届けてまいります。また、マーケティング活動への投資により、生徒・保護者の方々へのatama+の認知・利用拡大を目指します。
◆ 新規投資家コメント
Pavilion Capital /Head Japan Investments CHOUN Chee Kong
「コロナ禍でEdTechの需要が一層高まっており、アジアからもEdTechのユニコーン企業が次々と生まれています。彼らに続き、atama plusがグローバルにも通用するスタートアップとして急成長し、日本だけでなく世界中の生徒たちに欠かせない存在となることを期待しています。」
T. Rowe Price/Portforlio Manager Archibald Ciganer
「世界的に見ても日本の教育市場は大きい上に、EdTechによって大きく変化するポテンシャルのある市場だと捉えています。atama plusは創業4年で急成長を遂げており、今後学習塾市場以外の領域にも展開しうる可能性を持ったスタートアップだと思っています。日本においては、atama plusがマーケットリーダーとなり、教育業界を大きく変えていくと信じています。」
◆ 既存投資家コメント
DCMベンチャーズ/日本代表 本多 央輔
「ミッションを実現するための強い組織・カルチャーを維持し続けていることが、様々なステークホルダーの信頼を集め、競争力の源泉となっていると思います。日本を代表するスタートアップに成長することを期待し、シードラウンドから続けて3回目の出資をさせていただきました。」
ジャフコ グループ/パートナー 北澤 知丈
「atama plusは、前回出資させていただいた時から変わらず生徒や塾・予備校の方々と真摯に向き合い、よいプロダクトを届け続けています。コロナ禍の環境の変化にもすばやく対応し、私たちの期待を上回る事業成長を続けていることから、引き続き出資させていただきました。日本の教育を大きく変える存在になっていくことを楽しみにしています。」
◆ 新規投資家について
Pavilion Capitalとは
シンガポールのテマセク・ホールディングス傘下のプライベート・エクイティ・ファンドです。世界で最も高い評価を受けている投資会社のひとつで、アジアを中心に投資し、広い企業のネットワークを保有しています。
T. Rowe Priceとは
ティー・ロウ・プライスは、米国ボルティモアを本拠地とし、2021年6月末時点で1.62兆ドルの運用総額を誇るグローバルな資産運用会社です。これまで、海外のEdTech領域ではインドのByju’sに、日本では上場前よりSansanやfreeeなどに投資してきました。
atama plus株式会社 会社概要
「教育に、人に、社会に、次の可能性を。」をミッションに、テクノロジーを活用して「基礎学力」の習得にかかる時間を短くし、「社会でいきる力」を養う時間を増やすことを目指しています。現在は、教育を一人ひとりに最適化するAI先生「atama+(https://www.atama.plus/)」を全国の塾・予備校2500教室以上(2021年6月末時点)に提供しています。
設立 : 2017年4月
代表者 :代表取締役CEO 稲田 大輔
所在地 :東京都品川区西五反田4-31-18 目黒テクノビル2階
事業内容 :AIを活用した教育プロダクトの開発・提供
社員数 :160人
コーポレートサイト :https://corp.atama.plus/
採用サイト :https://recruiting.atama.plus/career/
AI先生「atama+」について
AIがつまずきの根本原因を特定し、一人ひとりに合わせた「自分専用カリキュラム」を作成します。適切な内容を適切な順番で学習でき、効率的に学力アップを目指せます。2020年には、国内の優れたe-ラーニングサービスを選出する日本eラーニングアワード(主催:一般社団法人e-Learning Initiative Japan、後援:文科省、経産省他)にて最優秀賞である大賞を受賞しました。
対応学年・教科科目:
高校生=数学、英語、物理、化学、生物
中学生=数学、英語、理科、社会
小学生=算数
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