金融×高速計算×量子計算ワークショップを 10月3 日(金)に開催
―「シミュレーションの高速化は金融市場を変えるのか」を産学で議論―

株式会社QunaSys(本社:東京都文京区、代表取締役:楊 天任)以下「QunaSys」は、機械学習、最新HPC、量子計算など最先端計算技術が金融分野に与える影響と可能性を多角的に議論するワークショップを 2025年10月3日(金)17時から、大手町 KDDIホール にて開催いたします。
金融の世界では50年ほど前からHPCをはじめとする計算技術が活用されていますが、近年、機械学習を当たり前に市場プレイヤーが使うようになるなど、計算技術の重要性はさらに拡大しています。また、確率微分方程式への応用、位相推定に基づく手法、最適化を用いたアプローチなど、金融シミュレーションに資する量子アルゴリズム研究も進展し、次世代の計算技術に対する期待が高まっています。
本ワークショップでは、「もし金融シミュレーションが今より数倍高速かつ高精度になったら市場はどう変わるのか」 をテーマに、産学の有識者と参加者が計量ファイナンスの観点から将来像をイメージする場となっています。
開催概要
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イベント名:シミュレーションの高速化は金融市場を変えるのか?ワークショップ
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日時:2025年10月3日(金)17:00~20:00(16:50 開場)
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会場:東京都千代田区大手町1-8-1 KDDI大手町ビル2階 KDDIホール
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形式:対面形式 (定員 40 名)
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主催:株式会社QunaSys
※参加登録者のうち当日参加が難しい方や定員到達以降にお申し込みいただいた方には、後日録画を配信予定です
登壇者(予定)
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宮本 幸一(大阪大学 量子情報・量子生命研究センター(QIQB) 准教授)
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久保 健治(東京大学 松尾・岩澤研究室 特任研究員 / 株式会社松尾研究所)
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小川 純(株式会社 日立製作所)
プログラム(予定)
17:00|開会挨拶 – QunaSys COO室より
17:10|講演 – 久保 健治:「従来のコンピュータ上での金融アルゴリズムの最前線+量子アルゴリズムへの期待」
17:30|講演 – 小川 純:「量子技術の金融機関での活用例、技術の進歩とプレイヤーが求めるニーズのマッチング」
17:50|講演 – 宮本 幸一:「量子コンピュータ上の金融アルゴリズム最前線—これまでとこれから」
18:00|パネル討論 : 「シミュレーションの数倍高速化が市場構造に与える影響、そのご利益を享受するにはどう使えばいいのか?」
19:00|ネットワーキング(軽食あり)
20:00|閉会
※プログラムおよび登壇者は予告なく変更となる場合があります
本イベントの見どころ
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産学の知見が集結:金融×機械学習×HPC×量子の最前線を第一人者が議論
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シミュレーション進化がもたらす将来像:高速化・高精度化が金融ビジネスに与える変化を展望
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社会実装に向けた起点:高速・高精度の計算結果をいかに行動に反映するのか、最近のシミュレーション開発の最前線を一つの足がかりとして、金融業界と計算業界で考えていく協創のきっかけ作り
申し込み方法
こちらより事前にご参加登録をお願いします
※申込期限:2025年9月30日(定員に達し次第、現地参加枠締め切り)
QunaSysについて
QunaSysは、化学や材料科学をはじめとする産業向け量子アルゴリズムの開発を牽引する量子コンピュータソフトウェア企業です。量子機械学習や量子化学のほか量子技術を利用したCAE(Computer-Aided Engineering)分野に注力し、学術機関、産業界、政府機関と協力しながら、量子コンピュータの可能性を最大限に引き出し、科学的課題に取り組んでいます。
お問い合わせ先
株式会社QunaSys 事業開発担当 渡辺
E-mail:info@qunasys.com
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