シンガポール航空、2024年夏期運航スケジュールを発表 ネットワーク全体で運航便数を増加
シンガポール - フランクフルト間でエアバスA380型機を再投入し、シンガポール - ケアンズ、およびマレ間ではワイドボディ機のエアバスA350-900中距離機(A350-900MH)を導入、シンガポール - バルセロナ間では直行便が復活します。2024年夏期間の運航スケジュールは、複数の就航都市で運航頻度を新型コロナウイルス感染拡大 前の水準へ引き上げ、一部就航都市ではそれ以上の水準になる予定です。
具体的には、アーメダバード(インド)、北京および上海(中国)、コペンハーゲン(デンマーク)、ダナン(ベトナム)、ダーウィン、メルボルンおよびパース(オーストラリア)、ドバイ(アラブ首長国連邦)、東京-羽田(日本)、シアトルおよびヒューストン(アメリカ)路線の運航が、新型コロナウイルス感染拡大前の水準と同様、あるいはそれ以上になる予定です。新しい運航スケジュールの詳細は、別添Aをご覧ください。[1]
シンガポール航空のシニアバイスプレジデント(マーケットプランニング担当)ジョアン・タンは、次のように述べています。
「この度の発表により、お客様は2024年の旅行を早めに計画することが可能となります。シンガポール航空はお客様が多くの選択肢の中からより柔軟に旅を計画できるよう、旅行需要の変化に応じてネットワークを調整、拡大し続けてまいります」
シンガポール航空について
シンガポール航空グループは、マラヤンエアウェイズ・リミテッドを前身に1947年に設立しました。その後、マレーシアエアウェイズ・リミテッド、さらにマレーシア・シンガポール航空(MSA)に社名を変更。1972年には、MSAがシンガポール航空とマレーシア航空に分離しました。当初は保有機10機で18か国22都市に運航をしていましたが、現在は世界的なインターナショナルエアライングループに成長しました。シンガポール航空は、そのブランドの果たすべき役割として3つの柱である「Service Excellence」、「Product Leadership」、「Network Connectivity」の向上に継続的に取り組んでいます。
シンガポール航空は「スターアライアンス」に加盟しています。シンガポール航空公式ウェブサイト: singaporeair.com
[1] 日本語のプレスリリースの別添Aでは、一部都市の運航スケジュールを抜粋。
別添A
シンガポール航空 2024年夏期スケジュール
シンガポール航空の運航スケジュールの詳細は下記のとおりです。記載時刻はすべて現地時刻です。すべてのフライトスケジュールは関係当局の認可を前提とし、各国、各空港での運航準備状況により変更が生じる場合があります。予めご了承ください。最新の運航情報はシンガポール航空公式ウェブサイト(https://bit.ly/3s7GqsA)にてご確認ください。
オーストラリア
シンガポール – ケアンズ間は現在SQ203便とSQ204便で週5便運航しています。2024年3月31日より、機材をナローボディのボーイング737-8型機から同路線では20年以上ぶりとなるワイドボディ機で従来より大きな機材のエアバスA350-900 中距離(A350-900MH)型機に変更し週4便を運航します。
シンガポール – ダーウィン間(SQ251便、SQ252便)は、現在週5便を運航していますが、2024年3月31日より毎日運航します。これによりパンデミック前と同じ運航頻度になる予定です。
シンガポール – メルボルン間(SQ247便、SQ248便)では、2024年5月26日よりエアバスA350-900長距離(A350-900LH)型機で5便目のデイリー運航を追加します。この増便より、現在の毎日4便運航から、パンデミック前と同じ毎日5便の運航になる予定です。
シンガポール – パース間(SQ213便、SQ226便)は、2023年11月24日より週4便増便します。2024年3月31日からは毎日運航となり、いずれの期間もエアバスA350-900 中距離(A350-900MH)型機で運航します。同路線はパンデミック前と同じ毎日4便の運航に復便します。
バングラデシュ
2024年3月31日より、シンガポール – ダッカ間(SQ448便、SQ449便)を週2便増便します。これにより、シンガポール – ダッカ間は週7便から週9便となります。
デンマーク
2024年7月1日より、シンガポール – コペンハーゲン間(SQ352便、SQ351便)をエアバスA350-900長距離(A350-900LH)型機で運航し、これにより現在の週5便からパンデミック前と同じデイリー運航に復便します。
ドイツ
シンガポール – フランクフルト間は、現在エアバスA350-900長距離(A350-900LH)型機で毎日運航(SQ326便、SQ325便)をしていますが、2024年3月31日よりシンガポール航空のフラッグシップであるエアバスA380型機で運航します。欧州でエアバスA380型機が再投入されるのは、同路線がパンデミック以降で初となります。
インド
2024年9月2日よりシンガポール – アーメダバード間(SQ504便、SQ505便)をエアバスA350-900中距離(A350-900MH)型機で運航し、これにより週5便からパンデミック前と同じくデイリー運航する予定です。
日本
2023年10月1日より、シンガポール – 東京(羽田)間(SQ632便、SQ633便)は、3便目となるデイリー運航便を追加します。2024年9月1日からは、シンガポール – 東京(羽田)間で、デイリー運航便で4便目(SQ630便、SQ639便)となる運航を開始します。どちらの運航もエアバスA350-900中距離(A350-900MH)型機が投入される予定です。これにより、シンガポール – 東京(羽田)間は、現在毎日2便の運航からパンデミック前と同じ毎日4便の運航へと戻ります。
マレーシア
2024年夏期スケジュールよりシンガポール – クアラルンプール間は、週47便から週66便へ増便します。2024年3月31日より両都市間のデイリー運航を追加(SQ128便、SQ127便)。2024年6月3日からは週5便(SQ102便、SQ101便)、2024年8月1日からは追加でデイリー運航(SQ112便、SQ111便)が増便されます。これらのフライトは、ボーイング737-8型機で運航する予定です。
モルディブ
シンガポール – マレ間(SQ432便、SQ431便)は、高まる休暇の需要に対応するため2024年3月31日より現在のナローボディ機ボーイング737-8型機から機材を座席数の多いA350-900中距離(A350-900MH)型機へ変更し、毎日運航する予定です。
ミラノ、バルセロナ
2024年6月2日からシンガポール – バルセロナ間(SQ388便、SQ387便)の直行便を再開し、週2便運航します。またシンガポール – ミラノ間(SQ356便、SQ355便)の直行便は週2便から週4便に増便します。以遠権フライトであるシンガポール – ミラノ – バルセロナ路線のSQ378便、SQ377便は週5便から週3便の運航になる予定です。
ミャンマー
シンガポール – ヤンゴン間(SQ764便、SQ763便)は、2024年8月2日よりボーイング737-8型機で週3便増便する予定です。これにより両都市間は、週7便から週10便に増便します。
ベトナム
シンガポール – ダナン間(SQ174便、SQ173便)は2023年10月29日より週3便からデイリー運航に増便します。2024年7月1日からSQ172便、SQ171便は週4便からデイリー運航となる予定です。これにより両都市間の運航は、パンデミック前と同水準の週14便になる予定です。同路線は、ボーイング737-8型機で運航します。
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