【事業承継のお知らせ】 モノフル運営のトラック受付/予約サービス「トラック簿」事業をハコベルに承継
トラック簿の今後の成長を託し、更なる事業成長と物流業界への貢献を目指す
2024年9月20日
株式会社モノフル
報道各位
ロジスティクス・エコシステム*1を推進する株式会社モノフル(日本GLP株式会社のグループ企業、代表取締役社⻑: 藤岡 洋介、以下「モノフル」)は、その運営するトラック受付/予約サービス「トラック簿」に係る事業について、ハコベル株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長CEO: 狭間 健志、以下「ハコベル」)との間で、吸収分割契約を締結し、2024年11月1日(金)より事業を承継することをお知らせいたします。これまでトラック簿にご愛顧をいただき御礼申し上げますと共に、トラック簿の今後の成長をハコベルに託し、今後も物流業界の発展に貢献できるように邁進致します。
■事業承継の理由
トラック受付/予約サービス「トラック簿」は2019年4月にサービスを開始し、多くのお客様のご利用やご支持を頂きまして、これまで事業成長やその加速を遂げることができ、現在はいわゆるスケールを実現する段階に入っております。その中で、ハコベルより、その既存事業のエントリーポイントになる点や既存事業との補完関係・親和性の高さから、本件のご縁をいただきました。ハコベルにて構築されてきた運営体制・規模に、今後のトラック簿の事業成⻑を託すという考えより、本件に至ったものです。
ハコベルでは、車両登録台数約59,000台、登録運送会社数約19,000社にのぼるサービスへと成長したトラックマッチングの「ハコベル運送手配」を起点とし、荷主様向けサービスとしては「配車管理」、「配車計画」、「動態管理」システムを提供しています。この度、トラック簿がそのラインナップに追加されることになり、既存サービスとの補完関係を持つことになります。これにより、ご利用のお客様におかれましては、より広範に渡る物流DXソリューションへのアクセスが見込め、また、それらソリューションの事業規模拡大や機能改善などの発展も加速させられるものと考えます。
モノフルとハコベルは共に、物流業界の持続的発展を願うビジョンを同じくしており、本件を経て、トラック簿の事業成長を発展させるものです。モノフルでは引き続き、グループ全社をあげて、ロジスティクス・エコシステム*1を推進し、物流業界の発展に引き続き貢献できるように邁進致します。
■承継事業の概要
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承継事業内容: 株式会社モノフルのトラック受付/予約サービス「トラック簿」に係る事業
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吸収分割契約締結日: 2024年9月10日(火)
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吸収分割効力発生日: 2024年11月1日(金)予定
「トラック簿」(URL: https://monoful.co.jp/truckbook/) は予約機能を用いたトラック到着時間の分散や計画的な庫内準備による⻑時間待機の解消に加え、リアルタイムでのバース状況の可視化、SMS、LINE、アプリを使った「かんたん呼び出し」による倉庫担当者の作業負担の軽減、データの蓄積・分析による業務効率の改善により物流施設や工場などにおけるトラックの⻑時間待機問題を解消するトラック受付/予約サービス。物流2024年問題や環境配慮にも有効活用できます。
■承継会社の概要
1) 名称: ハコベル株式会社
2) 所在地: 東京都中央区日本橋3-9-1 日本橋三丁目スクエア 2階
3) 代表者の役職・氏名: 代表取締役社長 狭間 健志
4) 事業内容: 物流のプラットフォーム「ハコベル」の運営
5) 設立年月日: 2022年8月1日
6) 当社との関係: 資本関係、人的関係及び取引関係はありません。また、関連当事者に該当いたしません。
(参考)
(出典: デロイト トーマツ ミック経済研究所 「スマートロジスティクス・ソリューション市場の実態と展望 2023年度版」)
■ハコベル株式会社 代表取締役社長 狭間 健志様によるコメント
当社は「物流を持続的に発展させるプラットフォームを作る」というビジョンのもと、B2B輸送の新しい業界標準、オープンなプラットフォームの構築を目指すなか、企業様との連携や協業を進め事業規模やご提供サービスを成長させてまいりました。もとよりバース管理の領域は当社の戦略上、極めて重要であり、以前からぜひとも手掛けたい領域としてきたなか、このたびモノフル様による「トラック簿」を当社でお預かりし育てていくご縁に恵まれました。荷主企業様、物流事業者様、一般消費者様が相互に協力し合い、効率化や行動変容を進めていくべき時節にDX化を進めるSaaSプロダクトが果たす役割は大きく、「トラック簿」を当社のプロダクトラインナップに加えることは、顧客ニーズへのさらなる提供価値の向上を意味いたします。大きなポテンシャルを持つ「トラック簿」を当社に託していただくことの意義を念頭に置き、大切に育てながら発展させてまいります。
なお、ハコベルは今後とも業種に関わらず、オープンで業界標準となるプラットフォームの実現というビジョンに賛同いただける事業者様の参画を歓迎し、かつ自社開発プロダクトに限定せず優れたプロダクトとの連携も引き続き模索してまいります。これによりさまざまな物流課題を解決していく布陣を整えてまいる所存でございます。
■株式会社モノフル 代表取締役社長 藤岡 洋介によるコメント
この度、ハコベル様より本件のご縁をいただき、ハコベル様運営の既存事業との補完関係・親和性の高さもさることながら、何よりも、物流業界に携わる様々なステークホルダー様にとって、本件が最も良い結果をもたらすものと考え、今後のトラック簿の事業成⻑を託させていただくことになりました。
本件を通じてトラック簿の運営主体がハコベル様になりますが、これまでトラック簿をご愛顧いただき御礼申し上げますと共に、ハコベル様での運営においてもご愛顧の程、どうぞよろしくお願いいたします。ロジスティクス・エコシステム*1の推進を通じて、物流という社会インフラに関わる立場として業界の発展に引き続き貢献できるように邁進致します。
■ハコベル株式会社について (URL: https://corp.hacobell.com/)
代表取締役社長: 狭間 健志
所在地: 〒103-0027 東京都中央区日本橋3-9-1 日本橋三丁目スクエア 2階
設立: 2022年8月
事業内容: 物流のプラットフォーム「ハコベル」の運営
■株式会社モノフルについて (URL: https://monoful.co.jp/)
モノフルは、先進的物流施設のリーディングプロバイダーである日本GLP株式会社(本社所在地:東京都港区、代表取締役社長:帖佐 義之)のグループ会社の出資により2017年11月に設立されました。
社名には、「物(mono)であふれている(full)」という物流の現状を表す意味に加え、我々が目指す未来の物流の姿である「単一の(mono)プラットフォームで遂行させる・実行する(fulfill)」という意味を込めました。
代表取締役会長: 帖佐 義之 代表取締役社長: 藤岡 洋介
所在地: 〒104-0028 東京都中央区八重洲2-2-1 東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー 16階
設立: 2017年11月
事業内容: 物流ソリューションの開発・提供、出資
*1 パートナー企業との協業や、様々なソリューションを組み合わせた物流業界全体のビジネスの集合体
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社モノフル
Email: info@monoful.co.jp
フリーダイヤル: 0120-507-765
(営業時間 9:00〜18:00 土・日・祝を除く)
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