CVTグローバルシェアNo.1自動車部品メーカージヤトコ株式会社が「楽楽精算」を導入自社システムからクラウドに移行し、年間約2,500時間の業務削減を見込む

株式会社ラクス

2023年12月7日 10時00分

乗用車を中心に搭載されているCVT（無段変速機）グローバルシェアNo.1*1のジヤトコ株式会社（所在地：静岡県富士市、代表取締役社長　佐藤朋由、以下：ジヤトコ）はクラウド型経費精算システム「楽楽精算」を2023年10月より導入、運用を開始いたしました。

経済産業省のDXレポートで提唱された「2025年の崖」では、自社で開発したITシステムなどの老朽化や、技術者不足への対応が遅れることで大きな経済損失が生まれるリスクが示唆されています。ジヤトコは、こうしたリスクに対応するべく、クラウド型経費精算システム「楽楽精算」の導入を決めました。導入により年間約2,500時間の経費精算に関わる業務削減を見込み、業務の効率化と生産性向上を目指します。

*1：2022年ジヤトコ株式会社調べ

自社システム導入から20年以上が経過。旧システムのモダナイズにかかるコストと工数が膨大に

ジヤトコでは自社開発したシステムを使用していましたが、開発から20年以上が経ち設計や構造が古くなっていました。セキュリティや法制度に対応するため改修を繰り返してきましたが、技術者の負荷増大の一方で、技術者増強も難しく、タイムリーに対応することが大きな負荷となっていました。そんな中、インボイス制度や電子帳簿保存法が施行され大幅なシステム改修を強いられる状況になりました。

インボイス制度や電子帳簿保存法に対応するためにはシステム改修に膨大なコストと工数がかかること、今後も旧システムを維持していく負荷を鑑み、クラウドシステムへの移行を決めました。

「楽楽精算」導入により、年間で約2,500時間の工数削減見込

「楽楽精算」を導入することで、経費精算に関わる申請者・承認者・経理の業務が年間で約2,500時間削減される見込みです。

社員数が7,000名規模に及ぶジヤトコ（国内関係子会社を含む）では、経費申請の承認は各部門の管理職が担っています。申請内容がルールに合致しているか、領収書の内容と合っているかなどの申請前確認は、本来自ら実施すべきですが、その際には単純ミスがあったり、ルールを誤解したまま申請したりと、正しく申請ができていないケースが散見されていました。また、上司もその申請の内容チェックが十分にできておらず、予算管理部署や財務部署による最終チェックにも大きな工数がかかっていました。「楽楽精算」の規定違反チェック機能により、申請者が入力した段階で警告やエラーを出すことで、修正や差し戻しなどの業務が軽減されます。

オペレーション業務を整理し効率化を図ることで、付加価値の高い業務へシフトすることが可能になります。

【ジヤトコ担当者の声】

「楽楽精算」は既存の勘定項目や承認フローを上手く活かしつつ、簡便な業務フローが設定できるなど、柔軟性が高い製品という印象がありましたが、それと同時に、導入サポート体制が大きな決め手となりました。業務要件への適合性確認の中で、不適合になる部分について代案検討を行う際、「楽楽精算」担当営業の方がジヤトコの業務と課題について理解しようという積極的な姿勢や、課題に対して適切な提案をいただけたことが大きなポイントとなりました。

また、導入支援サービスも手厚く、本来「楽楽精算」とは関係のない領域における質問に対しても誠実に対応してもらい、サポート体制や品質への信頼感につながりました。

20年以上稼働していた自社システムからの移行という局面で、プロジェクトに関わってくれた担当の方を通して、安心して長くお付き合いできると感じています。

累計導入社数No.1*2のクラウド型経費精算システム「楽楽精算」は、従業員規模や業種に関係なく、幅広い企業にご利用いただいており、今後も経理業務が楽になるサービスを提供してまいります。

*2:デロイトトーマツミック経済研究所「クラウド型経費精算システム市場の実態と展望」（ミックITリポート2023年9月号：https://mic-r.co.jp/micit/）より

ジヤトコ株式会社とは

ジヤトコは自動車用変速機の開発・製造・販売を行う会社です。CVTグローバルシェアNo.1の技術力を活かして、EV用駆動ユニット「e-Axle」などの電動化商品の研究開発も進めています。また、クルマだけではなく、電動アシスト自転車用ユニットの開発など広く移動(モビリティ)全般への貢献を目指しています。

累計導入社数15,000社突破！クラウド型経費精算システム「楽楽精算」　とは

「楽楽精算」は、交通費、旅費、出張費など、経費にかかわるすべての処理を一元管理できるクラウド型の経費精算システムです。「社員が申請⇒上司が承認⇒経理担当者の精算処理」という一連のワークフローをすべて電子化することで、業務効率の改善や、人的ミスの防止を実現します。2023年9月時点で、累計導入社数15,000社を突破しました。また、「紙に縛られない働き方プロジェクト」を推進し、業務のデジタル化による企業の「生産性向上」と「紙に縛られない柔軟な働き方の選択肢」の実現を支援しています。

「楽楽精算」製品サイト https://www.rakurakuseisan.jp/

「紙に縛られない働き方」特設サイト https://contents.rakus.co.jp/paperless/