PRIトロント総会へのスポンサー参加について
2024年10月にトロントで開催するPRI年次総会(PRI in person 2024 Toronto)に昨年に続きスポンサーとして参加することとしましたので、お知らせ致します。
三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社(取締役社長:菱田賀夫、以下「弊社」)は「未来の可能性を拓き、真に“豊かな”社会を育む。」をVisionとして掲げており、PRIの署名運用機関として、インベストメント・チェーンにおける運用機関としての役割を果たすことが、投資先企業等の価値向上や持続的成長を促し、お客さまの中長期的な投資収益の最大化やダウンサイドリスクの抑制、さらには持続可能な社会の実現に資すると考えています。
昨年、東京で開催されたPRI in Person 2023 Tokyoには51カ国、681団体、約1,300名が来場し、うち7割程度が海外からのアセットオーナー、アセットマネージャーなどでした。弊社は、日本の署名機関のうち、唯一ゴールドスポンサーとして参加し、取締役社長の菱田がパネルディスカッションに登壇しました。
今年のPRI in Person 2024 Torontoは「Progressing global action on responsible investment」がテーマであり、弊社は数少ない日本企業としてブロンズスポンサーを務めることとしました。
弊社のPRI年次総会へのスポンサー参加は、弊社の責任投資原則へのコミットメントを示したものです。総会スポンサー参加を通じ、日本ひいては世界の責任投資の推進に貢献し、お客さまの中長期的な投資リターンの維持・向上と同時に社会課題の解決に寄与すべく、取り組んで参ります。
PRI(Principles for Responsible Investment責任投資原則)
国連機関が主導して制定されたPRIは、機関投資家の意思決定プロセスにESGの要素を考慮することを謳ったものです。署名機関数は2024年7月末時点では5,296まで大きく増加し、その位置づけは重要性を増しています。弊社は発足当初である2006年5月に署名するとともに、六つの原則に則った各方針を策定し、最新の動向を踏まえた取り組みを行っています。
PRI in Person
業界をリードする責任投資の実践を紹介し、急速に進化する政策・規制の枠組みの中で、新たなESG課題や世界的トレンドとその影響について議論がなされます。こうしたことから、PRI in Personは今後の責任投資に関する意見形成の進展とグローバルな方向性が示される世界最大規模の国際イベントとして、世界中のステークホルダーから注目されています。
昨年東京で開催されたPRI in Person 2023 Tokyo
岸田首相が冒頭で挨拶をされ「7つの公的年金基金が責任投資原則に署名する準備を開始する」と宣言されました。
また、2050年の温室効果ガス排出ネットゼロを目指すためには気候変動への対応だけではなく自然資本への対応の必要性など、責任投資に係る最新の議論がなされました。
弊社取締役社長の菱田が、「Climate and Nature: where are we now and what actions can investors take?」と題したパネルディスカッションに登壇し、気候変動及び自然資本対策の重要性と弊社スチュワードシップ活動のリーダーシップについて発信致しました。
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