選挙の候補者選びを刷新する世界初*1 のARカメラ。選挙ポスターにスマホをかざすだけで同性婚法制化に賛成の候補者を見分ける「PRIDE VISION」全国化に向け衆院選2024対応バージョン、本日公開

東京都の全小選挙区*2にて本日10月17日(木)より利用可能に。全国利用可能な環境を目指し、選挙ポスターの画像データ収集に関するサポーターを募集!

結婚の平等(同性婚の法制化)実現を目指す、公益社団法人Marriage For All Japan – 結婚の自由をすべての人に(以下、マリフォー)は、街頭に掲示される選挙ポスターにスマートフォンをかざすだけで、同性婚の法制化に賛成している候補者を一目で見分けることができる世界初のARカメラ「PRIDE VISION」( https://pride-vision.com/ )の衆院選2024対応バージョンを本日10月17日(木)に公開しました。本日10時より東京都の全ての小選挙区にて利用可能となり、スマートフォンを選挙ポスターにかざすだけで、どなたでも同性婚の法制化に賛成している候補者を知ることができます。また、10月27日(日)までの選挙期間中に日本中の選挙区で「PRIDE VISION」が利用可能になることを目指し、各選挙区に掲示される選挙ポスターの画像情報を収集協力してくださるサポーターを本日より募集します。

※1 マリフォー調べ。同性婚法制化賛成の候補者を選挙ポスターで見分けるARサービスとして世界初

※2 10月16日(水)時点で掲出されていた選挙ポスターのみを判別。それ以降に掲出の選挙ポスターについては順次反映予定

■4月の衆議院議員補欠選挙でベータ版を公開。難しい候補者選びの新たな一手として注目を集める。

近年の選挙で争点となり、2024年3月14日(木)の違憲判決で注目を浴びた同性婚の法制化を巡っては、国立社会保障・人口問題研究所の調査で75.6%が賛成しているものの、政府および国会はいまだに具体的な動きを示しておらず著しい民意との乖離が発生しています。

一方で、投票率低下などの問題も叫ばれて久しいなか、私たちの生活に最も身近な選挙ポスターは「顔」「名前」「スローガン」など限られた情報を眺めて素通りしてしまうことも多く、掲示された候補者の公約などを知ることはできません。

同性婚法制化の早期実現を目指すマリフォーは選挙ポスターに着目。有権者が同性婚に賛成している候補者を円滑に認知し、日本国内における政治参加や候補者選びを促進することができる仕組みとして「PRIDE VISION」を開発しました。

15区補選の際の様子

今年の4月に行われた衆議院議員補欠選挙では東京15区に対応したベータ版を公開。ご利用いただいた多くの有権者から「手軽でわかりやすい」「候補者選びに画期的な検討方法ができた」との声をいただくなど、政治参加と候補者選びが楽しく容易になる仕組みとして注目いただきました。

■本日より東京都の全小選挙区で使える「PRIDE VISION」の利用方法

本日公開した衆院選2024対応バージョンでは、東京都の全ての小選挙区で利用可能に。アプリダウンロードなどは一切不要で、3つの簡単なステップでご利用いただけます。

まず「PRIDE VISION」のサイト( https://pride-vision.com/ )にアクセス。次に、表示されている小選挙区の中から、該当する選挙区を選択するとスマートフォンのカメラが起動します。あとはカメラをかざすだけで、同性婚法制化に賛成している候補者のポスターには虹色のエフェクトがAR上で現れ、賛成の有無を一目で知ることができます。なお、候補者が同性婚法制化に賛成しているかの判別については、国会議員への大規模調査に基づいて同性婚の意向を可視化したウェブサイト「マリフォー国会メーター」を基準にしています。

■投開票日までに全国での利用可能を目指し、選挙ポスター画像を収集いただけるサポーターを募集

LGBTQ+当事者が全国に存在し、各地の裁判所でも違憲判決が続く中、東京全小選挙区だけに留まらず、27日(日)の投開票までに全国すべての選挙区で「PRIDE VISION」が利用可能になることを目標とし、全国化プロジェクトを開始します。「PRIDE VISION」を全国の選挙区で利用可能にするためには、掲示されている選挙ポスターの画像データが事前に必要になるため、選挙ポスターの画像データを収集協力いただけるサポーターを本日より24日(木)まで募集します。

サポーターとしての応募や登録は一切不要で、3つのステップで簡単に参画が可能です。

⑴ お近くの選挙ポスター掲示場にてお手持ちのスマートフォンから専用フォーム( https://pride-scanner.com/ )にアクセス。

⑵ 専用フォームに記載している手順に沿ってカメラを起動し、ひとつひとつポスターを撮影します。

⑶ すべての画像のアップロードできれば完了です。

 アップロードいただいた数日後には、該当の選挙区にて「PRIDE VISION」の利用が可能になります。より多くの方が「PRIDE VISION」を利用いただける環境となるよう、みなさまのご協力をお願いいたします。

<選挙ポスター撮影時の留意事項>

・候補者ひとりひとりの選挙ポスターを、個別に撮影していただくようお願いいたします。

・撮影は日中にお願いいたします。夜間であったり、人や木などによって部分的にポスターに影が映り込みますと、データとしての正確性が低くなります。

・選挙期間中、新しく貼られたポスターを確認できましたら追加撮影をお願いいたします。

■Marriage For All Japan(マリフォー)について

性のあり方に関わらず、誰もが結婚するかしないかを自由に選択できる社会の実現を目指して活動しています。2019年2月提起の「結婚の自由をすべての人に」訴訟の弁護団に所属する弁護士の一部と、社会課題の解決に取り組む様々な専門家等のプロフェッショナルによって、結婚の平等(同性婚の法制化)を実現させるために設立されました。

「2人で一生を共に生きていきたい」と考えたとき、カップル双方が結婚したいと望めば結婚することができ、また、結婚という形をとらないことを望むならば結婚を強制されないということ。それが「結婚の自由」です。

Marriage For All Japan – 結婚の自由をすべての人に」という法人名は、そのような結婚の自由(結婚という選択肢)が、異性カップルであるか同性カップルであるかにかかわらず、平等に用意されるべきであるという思いを表したものです。私達は、この「結婚の自由をすべての人に」訴訟をPRという形でサポートするほか、イベントやセミナー、メディア出演、調査研究、ロビイングなどを通じて、結婚の平等(同性婚の法制化)の実現を目指します。

・名称:公益社団法人 Marriage For All Japan – 結婚の自由をすべての人に

・設立:2019年1月

・代表理事:寺原真希子・三輪晃義

・理事:上杉崇子・加藤丈晴・前田信・松中権・柳沢正和

・公式ホームページ:https://www.marriageforall.jp/ 

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会社概要

URL
http://marriageforall.jp/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都港区南青山4-16-11 アールスクエア208
電話番号
-
代表者名
寺原真希子・三輪晃義
上場
未上場
資本金
-
設立
2019年01月