ヨックモックミュージアム、初の《アートナビゲーターと巡る展覧会》第4弾を2023年9月10日(日)に開催
芸術の秋に向けて知的好奇心をくすぐる大人のための対話型鑑賞
美術展へ行っても、しばらくするとどんな作品を見たんだっけ?と思い出せないことってありませんか。それ、あなただけじゃありません。皆、そうなんです(ニューヨークMoMA美術館調べ)
じゃどうしたらいいでしょう?主体的に作品を鑑賞する方法を身につけたら、これからの美術館巡りがますます楽しくなること、請け合いです!そんな鑑賞方法をピカソの作品で試してみませんか?
ヨックモックミュージアムでは、ピカソが制作に夢中になったというセラミックの作品がコレクションの中心をなしています。そのユーモラスでおおらかな作品を通して、目まぐるしく作風を変えていった天才ピカソに迫りましょう!
美術館をより楽しむためのヒントも散りばめながら、進めます。皆さまと対話しながら作品を鑑賞する贅沢な時間、、皆さまの感性を私も楽しみにしています。
開催日時:9月10日(日) 10:00~11:00(9:50 から受付)
※事前ご予約の方が優先となります。
対象:中学生以上
参加費:入場料に準ずる(一般1,200円、学生800円)
※事前オンラインチケット購入(100円引き)でも参加可能ですが、事前にお申し込みをされた方が優先となりますので、別途事前にご予約されることをお勧めいただいます。
※空きがあれば当日参加も可能です。
※障がい者手帳をご提示の場合、ご本人と付き添いの方1名は無料。
※学生の方は学生証等の在籍が確認できるものをご提示ください。
※「ボーダー割」は、ボーダーシャツを着て当館受付で当日チケットをご購入の方へのキャンペーンです。他割引との併用はできません。
会場:ヨックモックミュージアム ※集合場所:ヨックモックミュージアム受付
定員:6名
◎申込み方法:info@yokumokumuseum.com
上記アドレスにタイトル欄「9月10日イベント」とご記入いただき、本文に①代表者お名前②参加人数③連絡先(携帯番号)頂いたアドレスに平日3日以内にご返信いたします。※当館からの確約の返信をもって予約完了といたたします。
■講師プロフィール
吉田 早苗(よしだ さなえ)氏プロフィール
▶️国立西洋美術館にて対話型美術鑑賞法の研修を修了、現在ガイドスタッフとして活動しながら、美術館イベントの企画にも携わる。アートナビゲーターとして、企画展のガイドや、経営者懇談会の講演など、美術館をより楽しんでもらうため、美術館とお客様をつなぐ活動を行う。当館の公式アンバサダー。
■ 「美術検定」とは
一般社団法人美術検定協会が企画運営している民間検定試験です。美術の知識と知見を高め「みる力」を養うプログラムとして、4級(初級)〜1級(最上級)までの4レベルを設けています。https://www.bijutsukentei.com/
■アートナビゲーターとは
美術検定1級合格者。美術に関する幅広い知識・情報をもとに、他者に対し、より深い作品の理解へ導くための、ナビゲート(道案内)の方法や手段を考え、伝えることができます。
■現在開催中の展覧会
「ピカソのセラミックーモダンに触れる」
開催中~2023年9月24日(日)
開館時間:10:00-17:00 *入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜(祝日の場合は開館)、年末年始
会場:ヨックモックミュージアム https://yokumokumuseum.com/
住所:〒107-0062 東京都港区南青山6丁目15-1
アクセス:東京メトロ「表参道」駅B1出口から徒歩9分、
渋谷駅東口より51番のりば都営バス「01系統」乗車、「青山学院中等部前」下車徒歩1分 ※駐車場はございません。
電話:03-3486-8000
【概要】
ヨックモック・コレクションをさまざまな視点からご紹介する展覧会の第3弾として、「ピカソのセラミック-モダンに触れる」展を開催いたします。ピカソと20世紀美術の代表的な研究者である河本真理氏(日本女子大学教授)を監修者にお迎えし、ピカソのセラミックの世界を、いま改めて「モダン」――言い換えれば「クラシック」と融合する「モダン」――の視点から読み解く、刺激的な展覧会です。
ピカソが第二次世界大戦後に傾倒したセラミックは、当館のこれまでの展覧会「ピカソ コート・ダジュールの生活」(2020-2021)や「地中海人ピカソー神話的世界に遊ぶ」(2021-2022)でもご紹介したように、地中海世界の神話や古代美術への接近、陶芸の伝統との関わりといった観点から語られることが多いといえます。これは確かに、ピカソのセラミックの重要な特徴をなしています。
その⼀⽅でピカソは、セラミックにおいてもキュビスム的な静物や顔をデザインし、コラージュやオブジェのように、現実と虚構の狭間を戯れてみせました。ピカソが若かりし頃に創造したキュビスムは、ピカソのセラミックにおいてもずっと⽣き続けていたのです。ピカソはまた、「壺の中の壺」を作ってみたり、メタモルフォーズの⼒で、壺を⼥性にも(抽象的な)⿃にも変容させてみたり……さらには、どちらかといえば、どっしりとしたイメージの強いセラミックで、ダンスなどの軽やかな動きを表そうとします。美術におけるダンス/運動の表現は、もちろん古代からあり、古くて新しいテーマといえますが、ピカソは踊り子を極度に単純化・記号化するなど、彼独自のモダンな再解釈を際立たせています。このように、ピカソのセラミックには、モダンなものが底流として流れており、古典的なものもモダンなやり⽅で再解釈しているのです。
本展では、ヨックモック・コレクション所蔵のピカソのセラミックを、20世紀美術の中に位置づけながら、その新しい⾒⽅をご紹介します。遊び⼼に満ちた、多彩なピカソ芸術の世界に触れてください。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像