デジタルプラットフォーマー、五十嵐太清が取締役Chief Evangelist(チーフエバンジェリスト)に就任
デジタルプラットフォーマー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:松田一敬)は、2025年12月1日付けで、五十嵐太清(いがらし・たいせい)が 取締役Chief Evangelist(チーフエバンジェリスト)に就任したことをお知らせいたします。
五十嵐は、ブロックチェーン基盤「Hyperledger Iroha(ハイパーレッジャー・イロハ)」の主要開発者として、カンボジア国立銀行の中央銀行デジタル通貨(CBDC)「Bakong」の立ち上げに中心的役割を果たしてきました。Bakong は、ローンチからわずか4年で3,000万アカウント、年間取引総額1,510億ドル(約150B USD)に拡大し、カンボジアGDPの3.3倍規模に成長した世界有数の成功事例として国際的に評価されています。
こうしたグローバルな金融インフラ開発経験とデジタルトラスト分野への深い知見が認められ、このたび Chief Evangelist として当社の技術思想およびプロダクト価値の発信を担うこととなりました。
Hyperledger Iroha は、シンプルかつ高信頼性のアーキテクチャを特徴とし、金融機関・公的機関向けの厳格な要件を満たす分散型台帳基盤として設計されました。五十嵐は同プロジェクトのコアメンバーとして、コンセンサスアルゴリズム、ブロック生成、ID管理機能などの中核部分を設計し、カンボジアのCBDC実装を支えた実績を持っています。
今回のChief Evangelist就任は、五十嵐の長年の貢献、並びに日本およびアジア地域における活動が高く評価されたことによるものです。
■ デジタルプラットフォーマー株式会社について
デジタルプラットフォーマー株式会社は、DID(分散型ID)、Verifiable Credentials、MPC(秘密鍵分散管理)、およびデジタルマネー基盤「KAN」を提供する日本発のテクノロジーカンパニーです。観光DXプラットフォーム「RouteBase」、デジタルID基盤「MySov」、クリエイター経済圏プラットフォーム「CreA」など、社会の信頼インフラとなるプロダクトを開発しています。
