AgeWellJapan、”シニア支援人材”を育成する企業内研修サービス「Age-Well Designer 育成研修」の提供開始(特許出願中)
~2030年までに全国で3.7万人のAge-Well Design人材の育成を目指す~
シニア世代向けAge-Wellサービスを提供する株式会社AgeWellJapan(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長:赤木円香、以下:AgeWellJapan)は、”シニア支援人材”を育成する企業内研修サービス「Age-Well Designer 育成研修」の提供を開始いたします。また、当研修プログラムは、既にシニアとの接点を多く持つ通信(ソフトバンクほか)・金融(きらぼし銀行ほか)・医療(上田医療センターほか)の各業界における代表企業および行政ですでに導入がされています。今後は医療福祉・小売などの業界の企業でも企業内研修のスタートを予定しており、超高齢社会の到来を背景としてシニア支援人材の重要性はあらゆる業界で高まっていることを受け、2030年までに、当研修プログラムによって全国で3.7万人の「Age-Well Designer」育成を目指します。
■「Age-Well Designer 育成研修」のサービス開始の背景
”Age-Well Designer”は、深い傾聴と対話を通じて、シニア本人も気づいていない潜在的な本音や知的好奇心を引き出します。そこから発見や学びの機会をデザインすることでシニアの自己効力感を高め、ポジティブな行動を生み出しシニアの行動変容までをデザインし伴走する人を指します。AgeWellJapanは孫世代の相棒サービス「もっとメイト」、多世代コミュニティスペース「モットバ!」の事業を通じ、これまで1.5万人を超えるシニア世代の方々と関わってまいりました。シニアの自宅訪問や、多世代コミュニティスペースの運営・出張型のイベント事業などを通じ、シニアのAge-Wellに伴走する孫世代の相棒を”Age-Well Designer”と認定。その独自の研修プログラムを、「Age-Well Designer育成研修」として体系化しています。
この研修プログラムは、これまで多くのメディアに取り上げられ、シニア顧客を多く抱える企業から、人材育成研修に取り入れたいとの要望が寄せられました。既に通信・金融・医療などの各業界では導入が始まっており、この動きはさらに他業界へと拡がりを見せています。
これを受け、AgeWellJapanでは、2024年9月より当研修プログラムを企業内研修サービスとして提供を開始することと致しました。
当研修プログラムでは、これまでAgeWellJapanが体系化してきた座学・ロールプレイによる教育だけでなく、積み重ねてきた延べ1.5万人・6,000時間以上のシニアとの対話・インサイトデータが活用されます。このデータベースを活用することによって、受講者はより良いシニア支援の知見を得られるだけでなく、自らが支援者として活動する際にもこれらのデータベースを活かすことができます(ビジネスモデル特許出願中 No.2024-165585、No.2024-165601)。
AgeWellJapanはこれまで属人化してきたシニア支援の知見を、超高齢社会における社会資産と捉え、シニアを支える人材の育成と活性化へと繋げてまいります。
既に、シニア顧客接遇の重要性の高い企業をはじめとする10社、3自治体の提供が始まっており、今後は医療福祉・小売などの業界でも企業内研修を開始する予定です。人材育成事業を通じて、2030年までに全国で3.7万人のAge-Well Design人材の育成を目指してまいります。
「Age-Well Designer」イメージ動画:https://youtu.be/kdXTrIeKOuM
■Age-Well(エイジウェル)社会の創造のために
Age-Well(エイジウェル)とは、「挑戦と発見を通じて、ポジティブに歳を重ねる」ことを指し、「Age-Well社会の創造」をミッションに掲げて事業を展開してまいりました。
最終的には、3,600万人のシニアのAge-Wellに伴走することが、弊社のミッションである「Age-Well社会の創造」ですが、弊社だけで成し遂げることはできません。より多くのAge-Wellをデザインする人・Age-Wellを後押しする商品やサービス・Age-Wellが根付いた街づくりが必要です。
シニア1人でAge-Wellを実現することは難しくても、周囲の人や地域や社会が伴走すれば、Age-Wellは実現可能になると信じています。シニア顧客との接点が多い企業や自治体に「Age-Well Designer 育成研修」を実施することで、シニアのAge-Wellに伴走する人材を社会に多く輩出し、Age-Well社会を共創によって実現していきたいと考えています。
■「Age-Well Designer 育成研修」研修内容
約100種・150時間におよぶ育成プログラムの中でも重要性の高いセッションを抜粋し、レベル毎に体系化し、2つのコースを提供します。
■Basic ベーシック
オンラインを交えた受講形式で行います。基礎的な知識を学び、シニアを取り巻く社会環境と対話の傾向と対応を理解する講座です。
■Advance アドバンス
受講形式と対面によるロールプレイ形式を組み合わせた形式で行います。Age-Well Designの知識を学び、地域や職場で実践していくための対面式の講座となります。Basic講座内容に基づく座学と、ロールプレイを通して具体的な対話技術を身につけることができます。
■Master マスター
受講形式と対面によるロールプレイ式を組み合わせた形式で行います。「Age-Well Designer Advance 研修」を企画・開催し、講師を務める方向けの養成講座となります。
■「Age-Well Designer 育成研修」導入企業の声
ソフトバンク株式会社 パートナー営業本部 パートナー営業統括部 ソフトバンク量販主幹 原田 健介
AgeWellJapan様の研修を通じて、シニアの方々とポジティブに向き合う「Age-Well」の考え方に感銘を受け、新しい視点を得ることができました。特に、傾聴スキルの向上や、世代間のコミュニケーションの大切さを学べたのが印象的でした。実践的なワークショップでは参加者は目をキラキラと輝かせて意見を交わし、ホスピタリティの向上と共にすぐに活用できるスキルも身につきることができました。人の心をグッと掴み笑顔を引き出すノウハウが詰まっている、すごい!この研修で学んだことを活かし、SoftBankの掲げるNewLifeProducerの担い手を「Age-Well」をキーワードに加えてデザインしていきたいと強く思っています。今後ともAgeWellJapan様とお互いに成長できる関係性を作っていきたい。AgeWellJapan様の理念に基づいた、温かく前向きな研修に参加できて本当に良かったです!
株式会社きらぼし銀行 HR部 杉本 留奈
新入社員を対象にAge-Well Designer 研修を実施していただきました。
シニア世代へのデジタルスキルのレクチャー方法だけではなく、
お客さまに喜んでもらうために自ら進んで行うホスピタリティの重要性も伝わるような内容で、今後営業活動を行っていく新入社員にとって営業の基礎ともなる研修にしていただきました。
また、何よりAgeWellJapanの皆様のエネルギーが受講者に伝わり、いつも明るい雰囲気で研修を実施できる点、ロープレが多く実践機会が多い点も魅力的です。
独立行政法人 国立病院機構 信州 上田医療センター 看護部長 二瓶 吾紀子
「ネガティブな発言をする患者さん」が増える中、うまく対応できない職員も多くおりました。研修を受けて良かったことは、具体例を取り入れて話をしてくれたことです。ロールプレイングの際は、シニア役の方がやりやすかったので、ネガティブ思考になっている自分にも気が付けた気がします。研修の前にもオンラインミーティングに時間を割いていただき、2時間という短い時間の中、当院のニーズに合ったプランを作成していただき感謝しております。今後高齢化が進行する中、医療機関にこそ必要な研修と思いました。
株式会社ビジョナリー 代表取締役社長 丹羽 悠介
「長生きしたい社会を目指して」「伴走型、かっこいい仕事」「企業価値を高める」という印象に残るフレーズから始まり、分かりやすい解説と資料で引き込まれる内容の研修だったと多くの声が上がりました。受講者も意見を話せる研修だったので、より考えを深める事ができます。アセスメントや対応の設計も考えられており、サービスを提供する側も受ける側もポジティブな感情で臨むことができる素晴らしい内容だと感じました。研修を受けながら自分の振り返りと明日からの振る舞いを考えるきっかけにもなると思います。
介護が未経験の方や新人の方にとってめちゃくちゃ心強い研修だなと感じました。お世辞ではなく本当に意味のある研修でした。
fk.spice株式会社 代表取締役 船戸 敬太
私たちもこのシニア業界での知見や知識があるという自負がありましたが、良い意味でそれが崩されました。
「上手な関わり方はできている」ただそれだけになってしまっているコミュニケーション。保険でのサービス提供に目を向けてしまっていて、本当の声やニーズから目を背け、ネガティブな発言を上手にかわして聞き流してしまっている。それが上手なかかわり方だとしたらあまりにも悲しい。
そんなことを突き付けられ、「もっと心が踊るコミュニケーションをとりたい」と心動かされる研修でした!
■「Age-Well Designer 育成研修」開発・監修
プログラムはAgeWellJapanの専門組織であるAge-Well Design Lab(所長 辰巳裕亮)が開発しており、Well-Being研究の第一人者である予防医学研究者の石川善樹氏が監修しています。
<開発>株式会社AgeWellJapan CAWO・Age-Well Design Lab 所長
Age-Well Design Labの使命は、年齢を問わず、すべての人々が自らの可能性を最大限に引き出し、挑戦と発見を通じて社会に積極的に貢献できる環境を創りだすことです。私たちは、人々が加齢をポジティブに受け止め、豊かな人生をデザインし続けられる社会の実現を目指しています。その中で、Age-Well Designerは、このビジョンを具体的に実現するために重要な役割を果たします。
『Age-Well Designer 育成研修』を通じて、シニア世代に単に対応するだけでなく、深い傾聴と対話を通じて本質的な信頼関係を築き、シニアが自らの力で活き活きと行動できるよう後押しする人材を育成します。この取り組みが全国に広がることで、Age-Wellの概念が社会全体に浸透し、持続可能で豊かな超高齢社会の実現に貢献できると信じています。
これまで漠然とシニア世代に対応していた人たちが、自分の言動を通じて人の人生にポジティブな影響を与え、その積み重ねが社会をより良くすることに繋がることを実感する。これが、シニア世代と向き合うAge-Well Designer自身の人生もまたAge-Wellにするのです。
私たちは、シニアのAge-Wellに伴走できる人材を輩出し、共にAge-Well社会を創り出していく仲間を増やしてまいります。
<監修>公益財団法人 Well-being for Planet Earth 代表理事 石川善樹
いま時代は、Well-beingに注目が集まっています。さまざまな訳語があてられていますが、とくに高齢者の文脈だと「Well-being≒健幸に長生き」と考えられます。そのWell-beingにとって重要となる要因が、「他者とのつながり」や「役割」です。年を重ねても、つながりや役割が豊富な人たちほど、健幸で長生きだと報告されています。そういう意味で、「もっとメイト」を通じた若者との交流は、高齢者のWell-beingに大きな貢献を果たしていると考えられます。
本研修は、「もっとメイト」やAge-Well Design Labの知見を体系的にまとめられています。特に注目すべきは、具体的かつ実践的な内容が多いこと。本研修を通してAge-Well Designノウハウを有する人材を育成することが期待されます。
AgeWellJapanの飛躍とともに、Age-Well Designerが溢れる社会をつくるーそれこそが、超高齢社会を迎えた今目指すべき方向といえるのではないでしょうか。
■リリースを記念し、オンラインで説明会を開催します
▼ 第1回
日 時:10月9日(水)18:00〜19:00
担 当:COO 戸田一樹
▼ 第2回
日 時:10月10日(木)18:00〜19:00
担 当:COO 戸田一樹
申し込みはこちらから
https://share.hsforms.com/1wt9TQ-l1TNe9mH-nheQlWwquhz7
■株式会社AgeWellJapanについて
「挑戦と発見を通じて、ポジティブに歳を重ねる」というAge-Wellの概念を提唱し、超高齢社会の価値観・文化・制度を変革する企業。「Age-Wellな人生の相棒になる。」をビジョンに掲げ、シニアと若年層の世代間、生活者・研究者・事業者の業界間をつなぐ「サービス」と「場」を生み出す。未来の超高齢社会を研究する「AgeWellJapan Lab」、シニア世代のウェルビーイングを実現する孫世代の相棒サービス「もっとメイト」、多世代コミュニティスペース「モットバ!」などを運営。各サービスのシニア会員データやLabのナレッジを活用し、企業や自治体向けに共同事業開発や市場調査などのアライアンス事業も展開。
■「Age-Well Designer 育成研修」お問い合わせ
■”Age-Well Designer”新設のプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000044.000068494.html
株式会社AgeWellJapan アライアンス担当
alliance@miharu-inc.jp
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像