JMAC「ものづくりトランスフォーメーション(MzX)研究会」を発足

部分最適から全体最適を目指す日本の製造業のDX課題解決に向けた提言を実施 

JMAC

株式会社日本能率協会コンサルティング(本社:東京都港区・代表取締役社長:大谷羊平、以下JMAC)は、日本の製造業のDXを加速させる議論の場として「ものづくりトランスフォーメーション(MzX)研究会」(以下、MzX研究会)を発足します。インダストリー4.0やDXというワードが認知され始め製造業においても様々な取り組みがなされてきた一方で、大きな成果につながらない、部分的な取り組みにとどまっている、推進ノウハウの不足というお悩みは依然根強いものがあります。

MzX研究会は、そうした課題を捉え経済産業省およびNEDO発案、JMACがその執筆を担当した、「スマートマニュファクチャリング構築ガイドライン(2024年6月初版、2025年5月第2版)」(以下、SMDガイドライン)に基づき、日本の製造業のDX活動を後押しすべく新たに発足するものです。そのポイントは、企業内の取り組みを単機能ではなく部門横断の付加価値の連鎖(チェーン)として捉える事です。ご参加企業の皆様とともに、SMDガイドラインで提唱している4つのマニュファクチャリングチェーンを軸に議論をすすめ、情報連鎖のデジタル化による一段階上のプロセス革新の絵を描き、ご参加企業の取り組みに気づきを得ていただくと同時に、産業界への新たな提言も視野に入れた活動を行って参ります。

 (SMDガイドラインの詳細につきましては、以下のリンクをご参照ください。

JMACものづくりトランスフォーメーション(MzX)研究会 発足

■ものづくりトランスフォーメーション研究会(MzX研究会)概要

設立の目的

SMDガイドラインをベースとして、

1.各社における「ものづくりトランスフォーメーション」への取り組みをサポート

2.MzX賞(※)へのチャレンジを後押し

3.産業界への新たな提言

4.SMDガイドラインそのものを常に進化

 を実施してまいります。

※ものづくりトランスフォーメーション賞(MzX賞):一般社団法人日本能率協会(以下、JMA)が創設。2026年1月より応募開始、2027年2月に受賞者発表(参考リリース

研究会概要

ものづくりトランスフォーメーション研究会概要

■初年度

食品製造業を中心に議論

■対象チェーン

エンジニアリングチェーン

プロダクションチェーン

サプライチェーン

3つを軸に初年度は議論

■議論形式
5~6社で構成される3つの分科会を設置

各分科会の議論・研究テーマ(案)

分科会

研究テーマ(案)

エンジニアリング

チェーン

研究所から企画〜量産移行までのあるべき姿と主な課題・デジタル技術適用

•食品という装置産業に適合したエンジニアリングチェーンのあり方はほとんど論じられていなかった。

•マーケティング・短期間の新商品投入・装置制約といった課題を横断的に議論。

プロダクション

チェーン

スマートファクトリー化における共通性の高い変革シナリオの設定と解決策の具体化

•検討結果に基づくプロジェクト推進により、変革の実現に繋げるとともに、「ものづくりトランスフォーメーション賞」の獲得を目指す。

サプライ

チェーン

食品業界におけるスマートサプライチェーン構築に向けた課題整理と改革のポイント・進め方

•国内の人口減少により需要減少が想定される中で、スピーディーで効率的なサプライチェーン構築がより一層求められる中で、実態としてデジタル化の取り組みが進みきっていない。課題解決に向けた方策を議論してブレークスルーを目指す。

初年度スケジュール

期間:2026年1月~2026年11月

   隔月全6回/各分科会ごとに実施 (6回目は3分科会合同)

会場:日本能率協会ビル(東京都港区芝公園)または、八重洲サテライトオフィスPublica

 分科会

各回のアジェンダ

第1回

(26/1)

イントロダクション 

第2回

(26/3)

重点課題領域設定

第3回

(26/5)

変革課題領域におけるデジタル活用課題の検討

第4回

(26/7)

変革課題における当該業界としての重点課題領域の

あるべき姿と重点課題設定(提言)

第5回

(26/9)

重点課題別の解決の方向性(提言)

第6回

(26/11)

研究結果取り纏め

■スマートマニュファクチャリング構築ガイドライン(SMDガイドライン)概要

本MzX研究会のベースになっている「スマートマニュファクチャリング構築ガイドライン(SMDガイドライン」は、経済産業省(METI)製造産業局と国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が本ガイドラインの策定を共同で企画推進し、JMACが有するものづくり企業改革のノウハウをもとに2024年6月に初版、2025年5月に第2版を作成(執筆)。

SMDガイドラインでは、4つのマニュファクチャリングチェーンを提唱。

参考リリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000031.000080217.html

マニュファクチャリングチェーン

エンジニアリング

チェーン

製品・工程設計を中心とした技術と情報をモノづくり各機能に訴求する連鎖

サプライ

チェーン

最終需要者に商品供給するための、材料調達から商品納入までの「もの」を中心とした業務連鎖

プロダクション

チェーン

自社の製造リソース(人、設備、工法、ノウハウ)により、原材料を加工し商品として仕上げる一連の工程連鎖

サービス

チェーン

提供サービスの顧客への認知と品質の魅力の向上、及び納入後の商品価値を維持向上させるための『サービス』を中心とした業務連鎖

SMDガイドライン_マニュファクチャリングチェーン概念図

《株式会社日本能率協会コンサルティング 概要》

JMAC

日本能率協会コンサルティング (JMAC)

所在地 :〒105-0011 東京都港区芝公園3-1-22

     日本能率協会ビル7階

      TEL: 03-4531-4300(代表) FAX: 03-4531-4301     

     https://www.jmac.co.jp

創 立 :1980年4月1日(創業1942年)

資本金 :2億5千万

社員数 :約370名

業務内容:

経営コンサルティング業。戦略、マーケティング&セールス、R&D、生産、TPM、サプライチェーン、組織・人事、BPR、ITビジネスなど、クロスファンクショナルなコンサルティングサービスを展開。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

URL
https://www.jmac.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
港区芝公園3-21-1 日本能率協会ビル7階
電話番号
03-4531-4300
代表者名
大谷羊平
上場
未上場
資本金
2億5000万円
設立
1980年04月