NICE、2024年通年のクラウド売上高が前年比25%増を達成

ナイスジャパン株式会社

  • 年間総売上は前年比15%増の27億ドル

  • 過去最高の年間営業利益率によりEPSは過去最高、営業キャッシュフローは前年比48%増の8億3300万ドル

【ニュージャージ州ホーボーケン、2025年2月20日】AIを活用したセルフサービスとオペレーター支援型CXソフトウェアの世界的リーダーであるNICE(NASDAQ:NICE、日本法人 ナイスジャパン株式会社 社長 オリビエ・ジオレット)は本日、2024年12月31日に終了した第4四半期の業績を前年同期比で発表しました。

■2023年第4四半期 財務概要

GAAP

Non-GAAP

総売上は7億2,160万ドルで、16%増加

総売上は7億2,160万ドルで、16%増加

クラウドの売上は5億3,390万ドルで24%増加

クラウドの売上は5億3,390万ドルで24%増加

営業利益は1億5,430万ドルで、26%増加

営業利益は2億2,730万ドルで、22%増加

営業利益率は21.4%(前年度19.7%)

営業利益率は31.5%(前年度30.0%)

希薄化後 EPS は1.54ドルで、24% 増加

希薄化後 EPS は3.02ドルで、28% 増加

営業キャッシュフローは2億4,950万ドルで38%増加

-

■2024年通年決算概要

GAAP

Non-GAAP

総売上は27億3,530万ドルで、15%増加

総売上は27億3,530万ドルで、15%増加

クラウドの売上は19億8,420万ドルで、25%増加

クラウドの売上は19億8,420万ドルで、25%増加

営業利益は5億4,600万ドルで、25%増加

営業利益は8億4,960万ドルで、21%増加

営業利益率は20.0%(前年は18.3%)

営業利益率は31.1%(前年は29.6%)

希薄化後EPSは6.76ドルで、32%増加

希薄化後EPSは11.12ドルで、27%増加

営業キャッシュフローは8億3,260万ドルで、48%増加

-

NICEの経営責任者(CEO)であるスコット・ラッセル(Scott Russell)は、次のように述べています。「第4四半期は、総売上高、クラウド売上高が2桁成長を達成し、業界をリードする収益性をさらに加速させて、2024年を力強く締めくくることができたことを喜ばしく思います。2024年通年のトップラインの好業績は、20億ドルに達したクラウド収益の前年比25%増に後押しされたものです。さらに、CX AIにおける当社のリーダーシップは、年間経常収益100 万ドルを超える大規模企業向け CXone Mpower の取引の 97% に当社の高度な AI ソリューションが積極的に採用されたことで実証されました。当社の収益性は新たな高みに達し、Non-GAAP ベースの営業利益率は 150 ベーシス ポイント増加し、31.1% にまで上昇しました。さらに、2024年の営業キャッシュフローは前年比48%増の8億3,300万ドルと大幅に増加し、将来の有機的および無機的な事業拡大を推進するための重要な競争上の優位性を当社にもたらします」

ラッセルは続けます。「AIはCX業界に革命を起こしており、CXone Mpowerのエージェント型AIは、さらなる効率性と優れた顧客エクスペリエンスを提供することで、新たなレベルの成長を実現しています。私がNICEに入社したのは、その誰もが認めるリーダーシップと、この成長の機会をつかむ独自の能力に惹かれたからです。私たちは業界をリードするプラットフォームを前面に打ち出し、CX-AI革命をリードし、エコシステムの拡大を通じてさらに規模を拡大していきます。当社の数十年にわたるCX分野の深い専門知識、業界をリードするAIプラットフォーム、絶え間ないイノベーション、そして大きな財務基盤は、当社が今後のチャンスを生かし、未来に向けて加速するための強力なポジションを確立しています」

◆第4四半期と通年(12月31日に終了)のGAAP財務ハイライト

売上:2024 年第 4四半期の総売上は、2023年第4四半期の6億 2,320 万ドルに対して、 16%増の 7億2,160万ドルでした。2024 年通年の総売上は、2023 年通年の 23 億 7,750 万ドルに対して15% 増の27 億 3,530 万ドルでした。

粗利益:2024 年第 4 四半期の売上総利益は 2023年第4四半期の4 億 2,230 万ドルに対して、4 億 8,920 万ドルでした。2024 年第 4 四半期の売上総利益率は 2023年第4四半期の67.8%に対して、同水準の67.8% でした。

2024 年通年の売上総利益は、2023 年通年の16 億 930 万ドルに対して、 18 億 2,570 万ドルでした。2024 年通年の粗利益率は、2023 年通年の 67.7% に対して66.7% でした。

営業利益: 2024 年第 4 四半期の営業利益は、2023 年第 4四半期の 1 億 2,270 万ドルに対して26%増の 1 億 5,430 万ドルでした。2024年第4四半期の営業利益率は、2023 年第 4 四半期の19.7%に対して21.4%となりました。

2024年通年の営業利益は、2023年通年の4億3,520万ドルに対して5億4,600万ドルでした。2024年通年の営業利益率は、2023年通年の18.3%に対して20.0%でした。

純利益:2024 年第 4 四半期の純利益は、2023年4 四半期の 8,170 万ドルに対して22%増の 9,950 万ドルでした。2024 年第 4 四半期の純利益率は、2023年第 4 四半期の13.1%に対して13.8%でした。

2024年通年の純利益は、2023年通年の3億3,830万ドルに対して4億4,260万ドルでした。2024年通年の純利益率は、2023年通年の14.2%に対して、16.2%でした。

完全希薄化後 1 株当たり利益:2024年度第4四半期の希薄化後1株当たり利益は、2023年度第4四半期の1.24ドルに対して、24%増の1.54ドルとなりました。

2024年度通年の完全希薄化後1株当たり利益は、2023年度通年の5.11ドルに対して32%増の6.76ドルとなりました。

営業キャッシュフローとキャッシュバランス:2024年第4四半期の営業キャッシュフローは2億4,950万ドルで、2024年通年の営業キャッシュフローは8億3,260万ドルとなりました。

2024年第4四半期は9,520万ドルを自社株買いに充当し、2024年通年では3億6,920万ドルを自社株買いに充当しました。

2024年12月31日現在、現金および現金同等物、短期投資の合計は16億2170万ドルとなりました。借入金(ヘッジ商品控除後)は4億5,880万ドルで、純現金および投資は11億6,290万ドルとなりました。

◆第4四半期(12月31日に終了)および通年のNon-GAAP決算概要

売上:2024年第4四半期のNon-GAAPベースの売上は、2023年第4四半期の6億2,320万ドルに対して、16%増の7億2,160万ドルとなりました。

2024年通年のNon-GAAP総売上は、2023年通年の23億7,750万ドルに対して15%増の27億3,530万ドルとなりました。

粗利益:2024 年第 4 四半期のNon-GAAP粗利益は、2023 年第 4 四半期の 4 億 4,820 万ドルに対して、5 億 1,530 万ドルに増加しました。2024年第4四半期のNon-GAAP粗利益率は、2022年第4四半期の71.9%に対して71.4%になりました。

2024年度通年の粗利益は、2023年度通年の17億880万ドルに対して、19億4,270万ドルとなりました。2024年通年のNon-GAAP粗利益率は、2023年度通年の71.9%に対して71.0%となりました。

営業利益:2024 年第 4 四半期のNon-GAAP営業利益は、2023年第4四半期の 1 億 8,690 万ドルに対して22%増の 2 億 2,730 万ドルでした。2024 年第 4 四半期のNon-GAAP営業利益率は、2023年第4四半期の30.0%に対して31.5%となりました。

2024年通年のNon-GAAP営業利益は、2023年通年の7億380万ドルに対して21%増の8億4,960万ドルでした。2024年通年のNon-GAAP営業利益率は、2023年通年の29.6%に対して31.1%となりました。

純利益:2024 年第 4 四半期のNon-GAAP純利益は、2023年第4四半期の 1 億 5,490 万ドルに対して、26%増の 1 億 9,580 万ドルとなりました。2024 年第 4 四半期のNon-GAAP純利益率は、2023年第4四半期の24.9%に対して、27.1%となりました。

2024年通年のNon-GAAPベース純利益は、2023年通年の5億8,270万ドルに対して、25%増の7億2,840万ドルとなりました。2024年通年のNon-GAAP純利益率は、2023年通年の24.5%に対して26.6%となりました。

完全希薄化後一株当たり利益:2024年第4四半期のNon-GAAP希薄化後1株当たり利益は、2023年第4四半期の2.36ドルに対して28%増の3.02ドルとなりました。

2024年度通年のNon-GAAP希薄化後1株当たり利益は、2023年度通年の8.79ドルに対して27%増の11.12ドルとなりました。

◆2025年第1四半期および通年ガイダンス:

2025年第1四半期:

2025年第1四半期のNon-GAAPベースの総売上は6億9,300万ドルから7億300万ドルの範囲になると予想され、2024年同期と比較して中間値で6%増となる見込みです。

2025年度第1四半期のNon-GAAPベースの希薄化後1株当たり利益は2.78ドルから2.88ドルの範囲になると予想され、2024年同期と比較して中間値で10%増となる見込みです。

2025年通年:2025年通年のNon-GAAPベースの総売上は29億1,800万ドルから29億3,800万ドルの範囲になると予想され、2024年通年と比較して中間値で7%増となる見込みです。

2025年度通年のNon-GAAPベースの希薄化後1株当たり利益は12.13ドルから12.33ドルの範囲になると予想され、2024年通年と比較して中間値で10%増となる見込みです。

上記の2025年度通年ガイダンスには、クラウド収益の前年比12%増の予想が含まれています。


◆Non-GAAP財務指標について:

本プレスリリースにはNon-GAAPベースの財務指標が含まれています。Non-GAAP財務指標は、株式報酬、買取無形資産償却、買収関連費用、債務割引償却、債務消滅損失およびNon-GAAP調整による税効果を除外して調整したGAAP財務指標で構成されています。

当社は、これらのNon-GAAP財務指標が対応するGAAP財務指標と併用されることで、当社の財務業績に関する有用な補足情報が投資家に提供されると考えています。当社は、Non-GAAP財務指標が当社の事業の継続的な業績を示す指標として投資家に有用であると考えています。当社経営陣は、当社事業を理解、管理、評価し、財務上、戦略上、および営業上の意思決定を行うために、Non-GAAPベースの補足的財務指標を社内で定期的に使用しています。これらのNon-GAAP財務指標は、経営陣が将来の計画や予測を立てる際に重要な要素の一つとして活用しています。

当社のNon-GAAP財務指標は、単独で評価されるものではなく、GAAPの財務指標の代わりとするものでもありません。必ずGAAPに準拠して作成された連結財務諸表とあわせてご参照ください。また、当社のNon-GAAP財務指標は、他の企業が使用するNon-GAAP財務指標とは大きく異なる場合があります。GAAP ベースと Non-GAAP ベースの業績の調整は、連結損益計算書直後の表で行っています。

当社はNon-GAAPベースでのみ業績見通しを提供しています。GAAPベースの業績として報告される将来の事象は予測不可能かつ不確実であり、将来起こりうる企業買収の影響など、GAAPとNon-GAAPベースの財務指標間の調整が必要となるため、GAAPからNon-GAAPへのガイダンスの調整はできません。従って、将来の期間について、Non-GAAPベースの財務指標に基づくガイダンスを、対応する GAAPベースの財務指標に調整することは、不合理な努力を伴わない限り可能ではありません。

NICEについて:

NICE(NASDAQ:NICE)は、世界中のあらゆる規模の企業にとって、重要なビジネス指標を満たしながら、卓越したカスタマーエクスペリエンスを実現するためのサポートを提供しています。NICEは、世界No.1のクラウド・ネイティブ・カスタマー・エクスペリエンス・プラットフォーム「CXone」を中心に、AIを活用したコンタクトセンター向けセルフサービスおよびエージェント支援型CXソフトウェアの分野で世界的なリーダーです。150カ国以上、25,000社以上の企業、さらに、Fortune 100企業のうち85社以上の企業がNICEと提携し、あらゆる顧客対応を変革し、向上させています。

ナイスジャパンホームページ https://www.nice.com/ja/

※ナイスジャパンFacebookを開設しました。ぜひフォローをお願いいたします。

https://www.facebook.com/profile.php?id=61558309678074

商標について:NICEおよびNICEロゴは、NICE Ltdの商標または登録商標です。その他すべてのマークは、それぞれの所有者の商標です。 NICEの商標の完全なリストについては、http://www.nice.com/nice-trademarksを参照してください。

将来の見通しに関する記述:

このプレスリリースには、1995年米国私募証券訴訟改革法(Private Securities Litigation Reform Act of 1995)で定義されている「将来予想に関する記述(forward-looking statements)」が含まれています。場合によっては、将来の見通しに関する記述は、「信じる」、「期待する」、「求める」、「かもしれない」、「予定する」、「意図する」、「はずである」、「予測する」、「見込む」、「計画する」などの言葉や同様の表現によって特定されることがあります。将来の見通しに関する記述は、当社の事業、業績、将来の計画や戦略、予測、予想される出来事や動向、経済環境、その他の将来の状況に関する当社の経営陣の現在の確信、期待、仮定に基づくものです。将来の見通しに関する記述の例としては、当社の収益や利益に関するガイダンス、クラウド、アナリティクス、人工知能(AI)事業の成長などがあります。

将来の見通しに関する記述は、本質的に、経済、競争、その他の要因を含む、重要な不確実性、偶発性、リスクの影響を受けるものであり、これらの要因の多くは予測することが困難であり、経営陣が制御できるものではありません。当社は、これらの記述は将来の業績を保証するものではないことを注意喚起するとともに、投資家の皆様はこれらの記述を過度に信頼しないようお願い申し上げます。

将来の見通しに関する記述には多くのリスクや不確実性が含まれており、当社の実際の結果や業績がここに記載されたものと大きく異なる可能性があります。

これらの要因には、以下のリスクが含まれますが、これらに限定されるものではありません。経済や事業環境の変化;競争;当社の成長戦略の成功した実行;当社のクラウド型ソフトウェア(SaaS)事業の成功と成長;追加の買収を行う際の困難や、買収した事業、製品、技術、従業員を効果的に統合する際の課題;サードパーティのクラウドコンピューティングプラットフォーム提供企業、ホスティング施設、サービスパートナーへの依存;急速に進化する技術;サイバー攻撃やその他のセキュリティ侵害;プライバシー問題や事業に影響を与える法規制;為替レートや金利の変動;グローバルな事業活動による追加の税負担;予期せぬ出来事や地政学的要因(中東の紛争の影響など)が事業や世界経済を混乱させる可能性;その他の要因や不確実性(これらについては、米国証券取引委員会(SEC)への提出書類で説明されています)。

当社の将来の業績に影響を与えうるこれらおよびその他の要因や不確実性に関する追加情報については、当社の最新の年次報告書(Form 20-F)およびSECへのその他の提出書類の「リスク要因」の項を注意深くご覧になることをお勧めします。本プレスリリースに含まれる将来の見通しに関する記述は、本プレスリリースの日付時点のものであり、当社は、法律で義務付けられている場合を除き、新たな情報、将来の進展、その他の結果にかかわらず、これらを更新または修正する義務を負うものではありません。

※本プレスリリースはニュージャージ州ホーボーケン発、2025年2月20日発表の抄訳です。

https://www.nice.com/press-releases/nice-reports-25-year-over-year-cloud-revenue-growth-for-the-full-year-2024

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

ナイスジャパン株式会社

1フォロワー

RSS
URL
https://jp.nice.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区赤坂2-2-17 ニッセイ溜池山王ビル7F
電話番号
03-6748-3860
代表者名
オリビエ・ジオレット
上場
未上場
資本金
-
設立
-