日本テトラパック、文部科学省選定教材を今年度も全国の小学校500校に無償提供
~給食の牛乳パックを題材に、環境教育を推進、教員の授業準備負担軽減にも貢献~
食品の加工処理機器および紙容器の充填包装システムの大手サプライヤーである日本テトラパック株式会社(東京都港区、代表取締役社長 ニルス・ホウゴー、以下「日本テトラパック」)は、全国の小学校を対象に、6年生理科「生物と環境」の単元に対応した文部科学省選定教材を、2026年度も無償で提供します。
本教材は、学校給食で使用される牛乳パック「テトラ・ブリック®」を題材に、資源循環や環境問題について学べる構成です。児童にとって身近な素材を通じた学びの機会を提供することを主な目的とし、あわせて、多忙な教育現場における教員の「授業準備の負担軽減」にも寄与しています。

■ 累計約1,000校で導入、教育現場で活用が広がる教材
小学校6年生理科「生物と環境」は、生物と環境の関わりを多面的に捉え、問いを立てて調べ、考察する探究的な学びが求められる単元です。本教材は2024年度および2025年度に、累計約1,000校、延べ約66,000人の児童を対象に導入され、全国の教育現場で活用が広がっています。導入校の教員からは、以下の声が寄せられています。
(教員からの感想)
・「動画と冊子を組み合わせた構成で、内容が分かりやすく、授業で活用しやすい」
・「牛乳パックという身近な題材を通じて、環境問題を自分事として考えさせることができる」
・「理科『生物と環境』の単元と関連づけやすく、理解の深化につながる」
・「児童の興味・関心を引き出し、驚きや気づきを伴う学びにつながっている」
・「授業後の調べ学習や探究的な学びの導入として活用しやすい」
■ 身近な牛乳パックから学ぶ、日本テトラパックの環境教材
日本テトラパックは、学校給食用の牛乳パックを全国の小・中学校に提供するメーカーとして、子どもたちが環境問題を「自分事」として捉えられるよう、本教材を開発しました。児童が日常的に接する牛乳パックを起点に、地球温暖化の原因や影響、環境負荷低減に向けた企業の取り組みについて、わかりやすく解説しています。
また、「DVD動画」「児童用冊子」「教師用手引書」の3点をセットで提供することで、教員が一から教材を作成する負担を軽減し、探究学習の導入から発展までをスムーズに支援します。
■ 教員の授業準備負担という現場課題と、求められる「深い学び」
日本の教育現場では、勤務時間内に十分な授業準備の時間を確保できない状況が課題となっています。労働政策研究・研修機構の調査によると、若手の小学校教員の7割以上が、「授業準備時間は1日30分以下」と回答しており、勤務時間内で十分な準備が困難な実態が明らかになっています(*1)。また、OECDの国際調査においても、日本の教員の勤務時間は国際的に見て長い水準にあることが示されています(*2)。
こうした背景のもと、文部科学省は学習指導要領において、「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善や、教科等の枠を超えた横断的な学習、探究的な学びの充実を求めています(*3)。一方、環境問題や資源循環といった複数教科にまたがるテーマでは、教材準備や授業設計に時間を要するケースも多く、教員の負担が課題の一つとされています。
*1: 労働政策研究・研修機構「変えていこう働き方青年教職員アンケート2021」
https://www.jil.go.jp/kokunai/topics/mm/20220330e.html
*2: 文部科学省(OECD国際教員指導環境調査)「我が国の教員の現状と課題 – TALIS 2024結果より –」
https://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/data/Others/20251006-ope_dev02-1.pdf
*3: 文部科学省 「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/senseiouen/mext_01317.html
文部科学省「総合的な学習(探究)の時間」
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/sougou/main14_a2.htm

■ 教材概要
-
教材名:「地球環境のためにできること〜ある牛乳パックのひみつ〜」
-
対象:小学校6年生理科「生物と環境」
-
構成:
- 動画教材(DVD:約12分)
- 児童用冊子(B5版/12ページ)
- 教師用手引書(A4版/8ページ:授業計画、ワークシート等)
-
学習内容の一例:
- 地球温暖化の原因と影響
- 再生可能資源としての植物由来ポリエチレン
- 牛乳パックの製造工程とリサイクルの仕組み
- 日常生活における環境配慮行動の提案
※動画教材(DVD)の内容は、以下ウェブサイトでも視聴できます。
https://schoolmilk-project.com/document/#page-scroll04
※本教材は、植物由来ポリエチレンを使用したテトラパック製の学校給食の牛乳パック(テトラ・ブリック®)を題材としています。小学校に提供されている牛乳パックが本容器に該当するかどうかご不明な場合は、下記お問い合わせ先までご連絡ください。
■ 教材の申込方法・問い合わせ先
-
お申込み・お問い合わせ先
株式会社放送映画製作所内「理科教材事務局」
TEL: 03‐5544‐9455
FAX: 03-6225-2283
メール: edu@hosoeiga.com
-
申込方法
FAXまたはメールにて、必要事項を記入の上お申し込みください。
-
必要事項
学校名/ご担当者名(教員名)/児童用冊子の必要部数/送付先住所/電話番号/FAX番号/メールアドレス(任意)
-
申込期間
2026年5月18日(月)~7月17日(金)
※または先着500校に達し次第終了
-
注意事項
数量限定のため、先着順で定数に達し次第終了となります。
教材のお届けは、お申込み受付後、約2週間を予定しています。
■ 環境教育のさらなる広がりへ
日本テトラパックでは、本教材の無償配布に加え、出前授業の実施や特設サイトの運営を通じて、紙パックとリサイクルを楽しく学べる機会を提供しています。今後も「給食の牛乳パック」という身近な素材を通じた環境教育を推進し、次世代の地球を担う子どもたちの環境意識の向上に取り組んでまいります。
特設サイト:https://schoolmilk-project.com/
■ テトラパックについて
テトラパックは、1951年にスウェーデンで創業した、食品加工と紙容器充填包装システムの世界的リーディング・カンパニーです。私たちは、「食品を安全に、そしてどこでも手に入るようにする」ことを使命とし、先進的な食品製造システムを提供しています。世界160以上の国で、24,000人以上の従業員が、お客様やサプライヤーと協力しながら、毎日持続可能な方法で食を守り続けています。私たちは、「大切なものを包んでいます (PROTECTS WHAT’S GOOD) ™」というモットーのもと、食品、人々、そして地球を守ります。テトラパックは、テトラパックグループの登録商標です。
詳細は公式ウェブサイトをご覧ください。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像