台北市、大阪にて初の「台北フォーラム」を開催

台日間のスマート医療・ヘルステック協力を推進

台北市政府産業発展局は、本市優秀企業の海外市場進出を支援するため、2023年より企業団を率いて海外展示会・交流に参加してまいりました。これまでに延べ100社以上の海外企業・投資家とのマッチングを実現し、多くの国際協力案件を創出しています。

今年はこれまでの取り組みを拡大し、台北市進出口商会、台北バイオテクパーク及び16社の台北市発バイオ・メディカル系スタートアップを率いて日本関西地域における産業交流を実施。8月19日、大阪・梅田にて「台北フォーラム」を初開催し、100名を超える専門家・関係者が参加しました。本フォーラムはスマート医療およびヘルステック協力の推進に焦点を当てています。

今回の「台北フォーラム」には、大阪府・大阪市政府、三井住友グループ、阪急阪神グループ、日本総合研究所、大阪大学ベンチャーキャピタル(OUVC)などが参加。台北市産業発展局 陳俊安局長は、台北市の投資環境や国際スタートアップコミュニティとの協力方向性を紹介し、台北市が台湾バイオ産業の重鎮であり、研究開発から生産、臨床応用まで一貫した産業エコシステムを有していることを強調しました。現在、台北市内には約600社のバイオ企業が存在し、年間売上高は約2,750億台湾ドルに達しています。

陳局長は「台北と大阪は医療資源、臨床応用、技術革新、学術研究において高い補完性を持ち、高齢化社会という共通の課題に直面している。精密健康、スマート介護、再生医療などの分野で深い協力が期待される」と述べました。日本側からは、大阪大学ベンチャーキャピタル、三井住友銀行、日本総合研究所が、バイオ分野での最新の取り組みやスタートアップ支援の知見を共有しました。

また、台北市立聯合病院の姜冠宇医師、台北医科大学の李友専教授、中央研究院の沈家寧博士、比翼アクセラレーターの陳彥諭エグゼクティブパートナーらが、台北市における医療イノベーション成果や日本市場進出に向けた戦略を発表。さらに台北市のスタートアップ10社が最新の国際協力プロジェクトを紹介しました。

本フォーラムに合わせて、台北バイオテクパークと大阪府が、中之島の産業拠点「Nakanoshima Qross」における医療・健康産業イノベーション協力に関するMOUを締結。研究開発、技術実用化、人材交流の深化に合意し、陳俊安局長が立会人として署名を見届けました。

今回参加した16社のスタートアップは、それぞれスマート医療、精密健康、バイオ研究開発など多様な分野で専門的な強みを有しています。産業発展局は「本市新創企業が海外市場を切り開き、海外パートナーとの協業を拡大することを目指している。大阪・神戸の政府機関、医療パーク、スタートアップ拠点、ベンチャーキャピタルとの直接交流を通じ、スマート医療、精密健康、再生医療などの分野における産業連携を強化していきたい」とコメントしました。

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ビジネスカテゴリ
医療・病院医薬・製薬
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会社概要

URL
https://startupisland.tw/jp
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都港区浜松町2-1-17 松永ビル 9階
電話番号
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代表者名
Amanda Liu
上場
未上場
資本金
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設立
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