アコースティックバイオリンさながらのリアルな音色と空気感豊かな響きを実現 ヤマハ サイレントバイオリン™『YSV104』
発売20周年、最新の技術を搭載し進化した次世代モデル 練習に最適な機能と演奏性をお求めやすい価格でご提供、4月下旬発売
ヤマハ株式会社は、静粛性を備えた楽器、サイレント™シリーズの新製品として、最新技術の導入によりアコースティックバイオリンを弾いているような空気感豊かな音や自然な弾き心地が楽しめるヤマハ サイレントバイオリン™『YSV104』を、4月下旬に発売します。
<価格と発売日>
●品名:ヤマハ サイレントバイオリン™
・品番:YSV104(BR/RD/BL)
・価格:99,800円(税抜)
・発売日:4月下旬
・品番:YSV104S(BR/RD/BL)
・価格:130,000円(税抜)
・発売日:4月下旬
◎初年度販売予定数:1,200台(『YSV104』『YSV104S』総計)
※「YSV104S」は、製品本体に弓とケース、松脂を加えたセットモデルです。
※品番(末尾)はカラーを表しています。BR:ブラウン、RD:レッド、BL:ブラック
<製品の概要>
当社は、高い静粛性とアコースティックバイオリンに近い演奏感を同時に実現した「サイレントバイオリン™」を、1997年から販売しています。演奏時に周囲に聞こえる音量を抑えながら、イヤフォンから自然なバイオリンの音色を楽しめる仕組みにより、時間や場所を問わず存分に演奏を楽しめる製品として、幅広いユーザー層に好評を得てきました。また、デザイン面においても特徴的な意匠が高く評価され、Red Dotデザイン賞1998(ドイツ)、iFデザイン賞1999(ドイツ)「ベスト・オブ・カテゴリー」、平成12年度全国発明表彰(日本)「発明賞」、2008年度グッドデザイン賞(日本)「ライフスケープデザイン賞/ロングライフデザイン賞」など国内外の数々の賞を受賞してきました。
今年でシリーズ発売20周年を迎えることを機に新たに投入する『YSV104』は、サイレント™シリーズの特長である静粛性に加え、アコースティックバイオリンから持ち替えても違和感のないリアルな音色と空気感豊かな響き、自然な演奏性を実現した、練習に最適なモデルです。
ピックアップ&プリアンプシステムとして採用した新技術「SRTパワードシステム」により、アコースティックバイオリンの豊かな音色やボディの響きを、演奏者の左右の耳で音の聞こえ方が異なる微妙な違いまで忠実に再現しました。さらに、電子回路を外付けのコントロールボックスに収めて楽器本体と分離する設計により、アコースティックバイオリンに近い重量を実現しています。また、市販の肩当て(ブリッジタイプ)を取り付けることができる形状としているため、アコースティックバイオリンと同じ感覚で演奏できます。
コントロールボックスでは、響きと音色の異なる2つのサウンドタイプを選べるほか、携帯音楽プレーヤーなどの外部機器を接続する端子を備えているため、お気に入りの音楽をバックに演奏をお楽しみいただくこともできます。
また、前モデルよりもコントロールボックスの機能をシンプルにして、お求めやすい価格を実現しました。アコースティックバイオリンにより近づいた自然な音色や弾き心地とともに、価格の面でも満足いただける商品となっています。
詳細は以下の通りです。
<主な特長>
1.アコースティックバイオリンの自然な音と響きを再現する「SRTパワードシステム」を搭載
当社の「サイレントギター™」に搭載し好評を得ている「SRTパワードシステム※」を、バイオリンとしては初めて搭載しました。この「SRTパワードシステム」により、共鳴胴のないデザインでありながら、バイオリンならではの胴鳴りの空気感や音色の変化など、自然なバイオリンの音を表現できます。さらに、アコースティックバイオリンを演奏しているかのようなリアルな音の聞こえ方を実現するために、楽器に近い左耳と、離れた位置の右耳で異なる聞こえ方になるよう、イヤフォン使用時の左右チャンネルの音を最適に調節しています。『YSV104』ではこれらの技術により、静粛性を重視した構造でありながらも自然な音色と響きを楽しむことができます。
※「SRT(Studio Response Technology:スタジオ・レスポンス・テクノロジー)パワードシステム」:録音したアコースティック楽器の音の分析結果をもとに、自然な音色と響きを付加する音響処理技術
2.アコースティックバイオリンと変わらない重さを実現し、違和感なく持ち替え可能
電子回路部分を楽器本体と分離した設計により、楽器本体の重量は、アコースティックバイオリンに近い約490gを実現しました。さらに、アコースティックバイオリン用に市販されている肩当て(ブリッジタイプ)をそのまま使用できる形状を採用し、アコースティックバイオリンから持ち替えても違和感なく演奏をお楽しみいただける設計としています。
3.2種類のサウンドタイプを選べる「コントロールボックス」
電子回路部分を集約したコントロールボックスに、はっきりとした音色で短めのリバーブの「ROOM」、柔らかい音色で長めのリバーブの「HALL」の2種類のサウンドタイプを搭載しました。演奏する曲目や目的に合わせて使い分けることができます。また、入出力端子への接続により、付属のイヤフォンやお手持ちのヘッドフォンをつなぐだけで簡単に演奏音を聞くことができるほか、携帯音楽プレーヤーなどの音楽に重ねて演奏を楽しんだり、外部機器に出力(同梱のケーブルまたは市販のオーディオケーブルを使用)することも可能です。
4.お求めやすいリーズナブルな価格設定
最新技術「SRTパワードシステム」を搭載しながらも、前モデルよりもコントロールボックスの機能を絞り込みシンプルにすることで、お求めやすい価格を実現しました。
<開発の背景>
当社が1997年に発売した「サイレントバイオリン™」の初代モデル『SV100』は、アコースティックバイオリンの演奏感をそのままに高い静粛性を実現し、練習環境に悩みを持つユーザーから大きな支持を獲得しました。以来20年間、モデルチェンジとステージパフォーマンスモデルの追加展開により、進化を続けてきました。
シリーズ発売20周年にあたる本年、新たに展開する『YSV104』は、練習に最適な機能と演奏性を追求し、アコースティックバイオリンの音と弾き心地により近づけた製品です。リアルな音色と響き、アコースティックバイオリンと同等の重量により、アコースティックバイオリンと持ち替えても違和感のない演奏感が楽しめ、質の高い練習をしていただくことができます。
初心者から、ミュートを用いて音量を抑えて演奏をしてきたバイオリン愛好家、音にこだわるハイレベルな演奏家まで、バイオリンの練習環境に悩みを持つすべてのユーザーにお使いいただきたいと考えております。
ヤマハ 企業情報サイト/ニュースリリース
https://www.yamaha.com/ja/news_release/
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