11月20日は「世界こどもの日」。フィリピンの子どもたちの権利を守る活動を30年続ける国際協力NGO・アイキャンが、この日から募金活動を開始します!

―子どもたちを路上に戻すこと。それだけは絶対にしたくない―

認定NPO法人アイキャン

一人ひとりの「できること」を持ち寄り、貧困や災害による影響を受けた子どもの能力向上や地域の環境改善に取り組む認定NPO法人アイキャン(愛知県名古屋市、代表理事 鈴木真帆。以下、アイキャン)は、「世界こどもの日」である11月20日(月)より、冬の募金活動を開始します。

                                         児童養護施設「子どもの家」のスタッフと子どもたち

「世界こどもの日」とは
 11月20日は、世界の子どもたちの相互理解と福祉の向上を目的に国連によって制定された「世界子どもの日」です。1959年11月20日に「子どもの権利宣言」が、その30年後の1989年11月20日に、すべての子どもに人権を保障する初めての国際条約である「子どもの権利条約」が、国連総会で採択されたことにちなんでいます。

子どもの権利を守る、アイキャンの活動
 アイキャンは、この「子どもの権利条約」に準拠し、フィリピンの路上の子どもたちが適切に保護され、自立へ向けて成長できる社会を実現するための活動を実施しています。

 子どもの権利は、1)生きる権利、2)育つ権利、3)守られる権利、4)参加する権利の4つに大きく分類されます。

 アイキャンでは、この4つの権利を守る活動を実施することで、子どもたちの健全な成長と自立につながると考えています。活動においては、現地の子どもたち、そして、子どもたちを守るべき周囲の大人たちの「できること」を増やし、持ち寄ってもらうだけでなく、日本の私たちのできることも増やし、持ち寄ることで、子どもの権利が守られる平和な社会を作っていくことを目指しています。

児童養護施設「子どもの家」の子どもたち
 アイキャンが2015年に建設した児童養護施設「子どもの家」には、かつて路上で暮らし、育児放棄や家族の離散などを経験した子どもたちが暮らしています。衣食住を満たされ(生きる権利)、学校に通い(育つ権利)、信頼できる大人に見守られながら生活できる(守られる権利)施設です。近年は、路上から脱して自立した生活を送る若者たちによる研修を受ける中で、将来を建設的に考え、目標を持てるようになった子どももいます。(参加する権利)


子どもを路上に戻すこと。それだけは絶対にしたくない。
 しかしながら、「子どもの家」は運営難が続いています。ここ数年続いたコロナ禍により、団体の収益は減る一方ですが、現地政府からの補助はなく、民間の助成金が下りることもほとんどありません。私たちは、今保護している子どもたちを、「子どもの権利」とはかけ離れた路上には、絶対に戻したくありません。元の家族と辛い過去があり、今「子どもの家」で暮らす子どもたちやスタッフを「家族」と呼んでくれる子どもたちに、また「家族」と別れ、一人ぼっちにさせることだけは、何としても避けたいと思っています。

冬募金へのご協力のお願い
 「世界こどもの日」をきっかけに、一人でも多くの方に、子どもの権利について改めて考え、その権利が守られていない子どもたちに想いを馳せていただきたいと思っています。そして、募金という形を通して、ぜひ「子どもの家」の運営を応援してください。

<アイキャン冬募金>
募集期間:2023年11月20日~2024年1月31日
目標額(2024年2月までの必要寄付金額):200万円
寄付の使途:子どもたちの食費や教育費、医療費の他、世話人である寮父母雇用費、および活動全般に係る経費

<ご寄付の方法>
1)クレジットカードでのご寄付
https://congrant.com/project/ican/9315
*募金開始前のため、プレビュー画面のリンクとなります。

2)銀行振込によるご寄付                  
口座名:特定非営利活動法人アイキャン             
● 楽天銀行 支店番号:210 口座番号:7001258        
● 三菱UFJ銀行 名古屋駅前支店(221) 普通 2361021
● ゆうちょ銀行 00850-6-78233

3)継続的に応援していただくマンスリーパートナー(月500円~の寄付)も募集しています。
https://ican.or.jp/join/donation/

アイキャンは、名古屋市の認定を受けた「認定NPO法人」です。
そのため、アイキャンが発行する寄付金領収書を使用して確定申告を行うと、税制上の優遇措置(寄付金控除)を受けることができます。

【認定NPO法人アイキャンとは】 
アイキャンは、一人ひとりの「できること」を持ち寄り、貧困や災害による影響を受けた子どもの能力向上や地域の環境改善に取り組む国際協力NGOです。フィリピンを訪れた一人の会社員が、子どもたちの置かれた状況を目の当たりにし、「何かできることがあるはず」と、友人と集めた5万円をもとにアイキャンを設立しました。「アイキャン(ICAN)」という名称には、「できることから始めよう」 という想いが込められています。1994年の団体設立以来、奨学金提供・給食提供・保健医療・生計向上・災害や紛争時の支援等、「できること」を増やして、フィリピン・ジブチ・イエメン・ソマリア・日本において活動してきました。
HP: https://ican.or.jp/
Twitter、Instagram:@ICAN_NGO
Facebook:https://www.facebook.com/ICAN.OR.JP

【本件に関するお問い合わせ】
認定NPO法人アイキャン
(愛知県名古屋市東区代官町39-18 日本陶磁器センタービル 5F 中部リサイクル運動市民の会内)
TEL:052-253-7299(日月祝定休)  MAIL: info@ican.or.jp

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会社概要

認定NPO法人アイキャン

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URL
https://ican.or.jp/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
愛知県名古屋市東区代官町39-18 日本陶磁器センタービル5階 中部リサイクル運動市民の会内
電話番号
052-253-7299
代表者名
鈴木 真帆
上場
未上場
資本金
-
設立
1994年04月