【レベル3.5】既存施設を活用したドローンによる離島物流社会実装実験【笠岡ふれあい空港〜白石島】

「一般社団法人日本ドローンビジネスサポート協会」は「一般社団法人MASC(岡山県倉敷市)」ドローン部会員として、ドローンによるレベル3.5離島物流における社会実装実験を実施いたしました。

「一般社団法人日本ドローンビジネスサポート協会」(本社:岡山市、代表理事:森本宏治)は岡山県笠岡市「笠岡ふれあい空港」と同「白石島ヘリポート」間においてドローンによる「レベル3.5」危険物輸送を実施いたしました。なお、本事業は「一般社団法人MASC」(本社:岡山県倉敷市、理事長:井上 峰一)「ドローン部会」が行った社会実装試験を支援したものとなります。

白石島から自動飛行で帰還するドローン(中央やや左の山間部上空)

実装実験の背景

近年、離島地域における持続可能な物流システムの構築が社会的課題となっています。人口減少や高齢化に伴う輸送需要の変化、海上輸送における人手不足、さらには災害時における迅速な物資輸送の確保など、様々な課題が顕在化しています。

このような状況下において、既存の空港関連施設をドローンの離着陸拠点として活用することで、効率的かつ持続可能な物流ネットワークの構築を目指しています。本実装実験は、その実現可能性を検証する重要なステップとなり、将来的には、今回構築するルートが「空飛ぶクルマ」 の飛行ルートとして活用されることを視野に入れています。

白石島ヘリポート

実装実験の詳細

本実験では、笠岡ふれあい空港から白石島ヘリポートまでの約9kmの海上区間において、大型ドローン「DJI FlyCart 30」による物資輸送を実施いたしました。

機体概要
・機体重量:65kg
・サイズ:2800×3085×947 mm
・最大飛行距離:16km
・最大飛行時間:18分

白石島にて荷物を受け取る様子

輸送物資

・ポータブル電源

・StarLinkMini

今回の飛行では、危険物に指定されているポータブル電源を輸送物資として選定いたしました。これは、今後想定される多様な輸送ニーズおよび万一の災害時に対応するためで、厳格な安全基準のもとで専用の防火梱包を施し、輸送時の安全性を確保いたしました。

電源と同時に衛星通信機器(StarLink)を輸送することで、災害時の情報不足に対応できることを想定しています。

先進的な運航方式の採用

本実装実験では、以下の先進的な運航方式を採用いたします。

・レベル3.5による補助者なし目視外飛行
 従来の有人監視型の運航方式から一歩進んだ、より自律的な運航を実現します。

・遠隔操作による完全自動離着陸
 往復の離着陸操作を全てパソコンからの遠隔操作で実施し、将来的な完全自動運航システムの

 基盤となる技術を検証します。

・上空SIMによる安定した通信環境の確保
 上空通信技術を活用することで、安全で確実な機体制御を実現します。

レベル3.5申請

1:航空局管理番号:DBA2502-01

2:承認書:阪空運航第40300号

3:飛行内容通知書:RJDR 0422/25

計画飛行ルート

飛行計画ルート

実装実験概要
日時 2025年2月22日(土)当初実施日(荒天のため延期)
   2025年2月23日(日)実施
場所 岡山県笠岡市
   笠岡ふれあい空港〜白石島ヘリポート間(約9km)
協力 笠岡市
   瀬戸内エンジニアリング(株)
   (株)DronePartner's
   (株)MITINAS

飛行の状況を監視

今後の展望

本実装実験で得られた知見は、今後の離島物流における無人航空機の活用に向けた重要なデータとなります。実験の結果を詳細に分析し、安全性や効率性の向上に向けた課題抽出を行うとともに、実用化に向けたロードマップの策定を進め、ドローン物流の社会実装に向けた取り組みを加速させてまいります。

将来的には、より大型の無操縦者航空機の運航ルートとしての活用も視野に入れており、離島地域における新たな物流インフラの構築を目指してまいります。


一般社団法人日本ドローンビジネスサポート協会

2016年、岡山県岡山市に設立。ドローンビジネス黎明期よりドローンビジネスの可能性に注目し、各種ドローンサービスを開発・開拓するとともに、ドローンビジネスに関わりたい個人・企業に対するコンサルティング・支援を行っています。

構成員・・・130(法人・個人を含む)
代表理事 森本宏治
事務局 〒 700-0901 岡山県岡山市北区本町6-36 第一セントラルビル4F

一般社団法人MASC

岡山県倉敷市において、当地における航空機製作所及び試験飛行場が昭和16年から20年ごろまで設置されていた歴史を鑑み、また現在の水島コンビナートの企業が保有するものづくり技術を、更に新しい産業分野に活かし、その周辺関連産業が、倉敷市及び高梁川流域で新たに創業したり、あるいは新事業に挑戦することで、地域のものづくりを発展させると共に、次世代に向けて「夢」を与えることが出来る先進的な技術を目指すことを目的としています。
国内で「空飛ぶ車」を最も多く飛行させている次世代AirMobilityリーディングカンパニー

構成員・・・86(法人・個人を含む)
理事長 井上 峰一 (倉敷商工会議所 会頭)
名誉顧問 伊東香織(倉敷市長)
事務局 〒 710-0046 岡山県倉敷市中央1丁目6ー23 くらしき空飛ぶクルマ展示場

【本件に関するお問い合わせ・取材の申込み】

一般社団法人日本ドローンビジネスサポート協会

森本

info@drone-business.jp

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会社概要

URL
http://www.drone-business.jp
業種
サービス業
本社所在地
岡山県岡山市東区政津255-2
電話番号
086-948-2761
代表者名
森本 宏治
上場
未上場
資本金
-
設立
2016年10月