ピクシーダストテクノロジーズ、シオノギヘルスケア、塩野義製薬の3社による音刺激を通じた脳活性化の事業開始に向けた業務提携契約の締結について
~2023年春に一般家庭向けプロダクトの販売を目指す~
本提携契約に基づき、PxDTとシオノギヘルスケアは「音※1を用いた一般家庭向けプロダクト(以下、本プロダクト)」の販売開始を目指します。PxDTは本プロダクトの開発に取り組み、加えて、PxDTと塩野義製薬はこれまで進めてきた「音刺激による脳活性化および認知機能改善」に向けた共同研究のさらなる推進に取り組みます。
(写真向かって左から)
塩野義製薬 ヘルスケア戦略本部 新規事業推進部長 小林博幸
シオノギヘルスケア 代表取締役社長 吉本悟
ピクシーダストテクノロジーズ 代表取締役COO 村上 泰一郎
塩野義製薬執行役員 ヘルスケア戦略本部長 三春洋介
- 「音刺激を通じた脳活性化および認知機能改善」について
- 村上 泰一郎 [ピクシーダストテクノロジーズ 代表取締役COO]のコメント
- 吉本 悟 [シオノギヘルスケア 代表取締役社長]のコメント
シオノギヘルスケアでは、“すべての人にやさしく、正しく、楽しくセルフケアを”をビジネスコンセプトに掲げ、セルフケアの浸透に取り組んでいます。日本国内の高齢化率は28.9%に達し※4、高齢者人口の増加に伴って、認知症はセルフケア領域においても重要な課題となりつつあります。そのような背景のもと、シオノギヘルスケアは、音刺激を通じた脳活性化の事業に参画し、PxDTと連携し全く新たなソリューションをお届けしていくことで、より多くのお客様の健康寿命の延伸をサポートし、セルフケア課題の解決を目指してまいります。
- 三春 洋介 [塩野義製薬 執行役員 ヘルスケア戦略本部長]のコメント
PxDT、シオノギヘルスケア、塩野義製薬は、このたびの業務提携契約の締結に伴い、3社がそれぞれ有するノウハウを活かし、本事業の可能性を一層拡大できるよう連携して取り組みを進めてまいります。
※1:想定した特定のリズム(ガンマ波)の脳活動を生じさせる可能性のある音
※2:Herrmann, C. S., & Demiralp, T. (2005). Human EEG gamma oscillations in neuropsychiatric disorders. Clinical neurophysiology, 116(12), 2719-2733.
※3:2022年6月21日:PxDTプレスリリース(音刺激による脳活性化および認知機能改善に向けた共同研究に関するピクシーダストテクノロジーズと塩野義製薬による基本合意書の締結について~「生活に溶け込んだ認知症ケア」サービスの提供に向けて~)https://pixiedusttech.com/news_20220621/
※4:令和4年度版高齢社会白書
- ピクシーダストテクノロジーズ株式会社について
PxDTは、Digitally Rebalanced——世界をデジタル技術の観点から俯瞰し、新たな均衡点へ導く原動力となることを目指す大学発ベンチャーです。デジタルと物理世界を繋ぐインターフェース技術を研究開発し、連続的に社会実装していくことで、その実現に寄与します。
URL:https://pixiedusttech.com/
- シオノギヘルスケア株式会社について
SHIONOGIグループは創業以来140年以上にわたって、人々の健康に奉仕してまいりました。その中で、シオノギヘルスケアは、“常に人々の健康を守るために必要な、最もよいヘルスケア価値を提供する”という経営理念のもと、2016年1月に設立されました。多層的な事業/アライアンスなどによる付加価値でヘルスケア事業の競争力を高め、優れた製品・情報・サービスを通じて健康寿命延伸に貢献いたします。
URL:https://www.shionogi-hc.co.jp/
- 塩野義製薬株式会社について
塩野義製薬は、取り組むべき重要課題(マテリアリティ)の一つに「社会生産性向上」を特定しています。引き続き、アンメットメディカルニーズの高い認知機能障害に対する画期的な治療法を患者さまにお届けできるよう努力し、精神・神経系疾患を抱える患者さまとそのご家族のQOLや生産性の向上に貢献してまいります。
URL:https://www.shionogi.com/jp/ja/
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